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資格のものさし
応用情報技術者(応用情報)

IT・国家資格

応用情報技術者(応用情報)

主催: 情報処理推進機構(IPA)

難易度スコア

55.6 / 100

合格率 勉強時間 受験資格

スコア算出76資格中38位

算出式を見る資格難易度ランキングでスコア算出76資格と比較

直近合格率(平均)

25.0%

勉強時間の目安

200〜500h

受験料

7,500円

注意

令和8年度(2026年度)からCBT方式の前期試験・後期試験に移行し、春期4月・秋期10月の一斉試験は廃止された。科目名も午前試験→科目A試験・午後試験→科目B試験へ変更。出題範囲・出題数・試験時間に変更はないとIPAが明記しているが、収録している合格率3回分はいずれも移行前(令和6・7年度の春期・秋期)の実績で、CBT移行後の合格率はまだ公表されていない

応用情報の偏差値(難易度スコア換算)

応用情報技術者(応用情報)の偏差値は51.4です。 当サイト収録で難易度スコアを算出できる76資格を母集団として、 平均50・標準偏差10へ統計的定義どおりに換算した値です(偏差値 = 50 + 10 ×(難易度スコア − 母平均)÷ 母標準偏差)。

予備校・個人サイトが公表する主観的な「資格偏差値」の転記ではありません。母集団(収録資格)が変わると値も変わる相対値です。 スコアを算出できる76資格の偏差値一覧と算出式・母集団の定義は資格偏差値一覧で公開しています。

応用情報の独占業務・設置義務(根拠条文)

応用情報技術者(応用情報)には、業務独占・名称独占・必置(設置義務)のいずれの規定も現行条文で確認できませんでした(確認日 2026-07-26)。 情報処理の促進に関する法律26条に基づき経済産業大臣が実施する情報処理技術者試験の合格で、法令上の業務・名称の独占規定はありません。同法で独占規定があるのは、登録制の情報処理安全確保支援士(24条)だけです。

資格がないとできない仕事が法律で定められている資格は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にまとめています。

合格率の推移

年度・回 合格率
令和7年度秋期 24.5%
令和7年度春期 22.1%
令和6年度秋期 28.5%

図|応用情報の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)

応用情報の合格率のレンジ: 収録3回で22.1%から28.5%最小22.1%、平均25.0%、最大28.5%。振れ幅は6.4ポイント。横軸は0〜100%固定。 帯=収録している直近3回の合格率の幅 横軸: 合格率(%・0〜100固定) 最小 22.1% 最大 28.5% 020406080100平均 25.0%(難易度スコアはこの1点を使う)破線=収録94資格の平均合格率の中央値 32.7%
図の要約。応用情報の合格率は、難易度スコアに使っている直近3回で22.1%から28.5%まで動いています(振れ幅6.4ポイント・平均25.0%)。振れ幅を算出できた93件の中央値は3.00ポイントなので、この試験は中央値より大きく動いています。直近の令和7年度秋期は24.5%で、最小と最大のあいだの値です。破線は収録94資格の平均合格率の中央値32.7%で、応用情報の平均25.0%はその左(通りにくい側)にあります。横軸は0〜100%に固定しているので、他の資格ページの同じ図と帯の長さをそのまま見比べられます。

勉強時間の目安

200〜500時間が目安です(出典: 資格の学校TAC(予備校公表値・独学の場合は200〜500時間。受験指導校利用時は200〜300時間))。学習環境や前提知識によって個人差があります。

この目安は、1日に取れる時間で割らないと自分の予定に落ちません。よくあるペースで割ると、かかる期間はこうなります。

1日の勉強時間 かかる期間 日数
1時間 6.6〜16.4ヶ月 200〜500日
2時間 3.3〜8.2ヶ月 100〜250日
3時間 2.2〜5.5ヶ月 67〜167日

毎日休まず進めた場合の単純計算です(1ヶ月=30.4日で換算)。実際には空く日が出るので、この期間より後ろに倒れます。開始日を入れて完了予定日そのものを出すなら勉強時間シミュレーターを開いてください。応用情報が選ばれた状態で始まります。

受験資格

受験資格なし(誰でも受験可)。IPAの試験区分ページに年齢・学歴・実務経験などの制限の記載なし(区分: 誰でも受験可)

同じIT分野には19件を収録していて、うち18件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるならIT分野のデータ表が早く着きます。

応用情報は入口と本番のどちらで絞る試験か

難易度スコアは合格率・勉強時間・受験資格を1つの数字に合成します。合成すると、受験資格で人を絞ってから易しい試験をする資格と、誰でも受けられるが本番で大量に落とす資格が、同じ点数に並びます。 そこで合成する前の2軸に戻すと、応用情報技術者(応用情報)は「本番で絞る」の位置に入ります(本番の重さ=合格率スコア75、入口の重さ=受験資格スコア0)。 この2軸としきい値の決め方は難易度スコアの算出式で公開しています。

図|応用情報の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)

選抜の型の分布(94件): 横軸は合格率スコア、縦軸は受験資格スコア 本番で絞るが37件、入口で絞るが25件、どちらでも絞らないが25件、入口も本番も絞るが7件。しきい値は合格率スコア70と受験資格スコア40。 縦軸: 入口の重さ=受験資格スコア 点は94件(当サイトの算出値) 入口で絞る 25件 入口も本番も絞る 7件 どちらでも絞らない 25件 本番で絞る 37件 100 実務経験+前提資格 70 実務経験 40 前提資格・講座 0 誰でも受験可 応用情報 020406080100 しきい値70(平均合格率30%) 横軸: 本番の重さ=合格率スコア(100 − 平均合格率)
図の要約。座標を出せたのは94件(算出不可0件)。本番で絞るが37件、入口で絞るが25件、どちらでも絞らないが25件、入口も本番も絞るが7件です。縦軸は受験資格スコアの4段階(0・40・70・100)しか値を取らないので、点は4本のレーンの上にしか乗りません。今の収録データでは100のレーンが0件で、実際に埋まっているのは3本です。座標が完全に一致して重なっている組が3組あります(点をずらすと架空の座標になるため、そのまま重ねています)。琥珀色の点が応用情報で、合格率スコア75・受験資格スコア0。この資格は「本番で絞る」に入ります。

試験日程

年2回。令和8年度からCBT方式へ移行し、春期(4月)・秋期(10月)の一斉試験は廃止。令和8年度前期は申込受付2026年10月6日〜11月7日・科目A試験2026年10月28日〜11月10日・科目B試験2026年11月24日〜12月6日、後期は申込受付2027年1月27日〜2月16日・科目A試験2027年2月6日〜2月19日・科目B試験2027年3月3日〜3月15日

受験料

7,500円 (税込。情報処理技術者試験は全区分共通額(令和8年度も同額))

独学 vs 通信講座

独学が向いている人

  • 基本情報や実務でITの基礎が固まっており、200〜500時間の目安(独学の場合の予備校公表値)を確保できる
  • 午後の記述式に、市販の過去問・解説を使って自分で添削しながら慣れられる
  • 前期・後期の年2回しかないため、申込受付日と試験実施期間から逆算して自分で計画を管理できる

通信講座が向いている人

  • 午後(科目B)の記述式で何をどこまで書けば加点されるのか、答案の方向性を確認したい
  • 出題範囲が広く、独学で手薄になりがちな分野の優先順位を整理してほしい
  • 年2回の受験機会を無駄にできず、一定期間で仕上げる計画を管理してほしい

応用情報は基本情報の上位区分で、午後(科目B)に記述式が加わり出題範囲も広がります。令和8年度からCBT方式の前期・後期試験に変わり、科目A試験と科目B試験の実施期間が分かれるため、独学・講座のどちらを選ぶ場合も「どちらの回を目標にするか」と「科目Bの実施期間はいつか」を先に押さえるのが計画の出発点になります。

編集部の見解

令和8年度の日程を見ると、応用情報と高度区分の実施期間は一日も重なっていません。基本情報から来る人は、この並びから受験日を逆算してください

ページ上部のスコア内訳バーを見てください。この試験のスコアは、合格率の寄与が勉強時間の寄与を上回り、受験資格の寄与はゼロです。スコアは55.6、スコアを算出できる76資格中38位に出て、すぐ上が測量士(56.0)、すぐ下が消防設備士甲4(55.0)です。基本情報(45.7)との差は、ITパスポート(41.4)から基本情報までの差より大きく開きます。ただしこの数字には期限が付いています。上の注意書きのとおり、スコアに使った3回はすべてCBT移行前の春期・秋期の実績で、令和8年度から始まる新方式で何%が通るかはまだ公表されていません。いま出ているスコアは、廃止された方式の応用情報を測った値です。移行後の合格率が出たら、この位置は動きます。

合格率の推移表は、いったん下がってから戻る形で並んでいます。3回のうち真ん中の回がいちばん低く、最新の回はその上にあります。難化とも易化とも読めません。当サイトのスコアは3回の平均(25.0%)を使ってこの上下を吸収しています。押さえるべきは水準のほうで、平均25.0%しか通っていません。基本情報の推移表と並べると、通る割合ははっきり下がります。同じ「情報処理技術者試験」でも、上の段は落とす試験に変わります。

手を動かすのはここです。上の試験日程を、高度区分のページの同じ欄と並べてみてください。令和8年度の前期は、高度区分の科目Aが終わった翌日から応用情報の科目Aが始まり、応用情報の科目Aが終わった翌日から高度区分の科目Bが始まり、そのまた翌日から応用情報の科目Bが始まります。後期は順番が入れ替わって、応用情報のほうが先に置かれます。前期も後期も、応用情報と高度区分の実施期間は一日も重なっていません。同じ期に2区分を申し込めるかどうかは申込要領の側の話なのでIPAの公式で確かめる必要がありますが、少なくとも実施日どうしがぶつかる形にはなっていません。申込期間の長さも高度区分と違い、応用情報の前期は科目A試験が始まったあとも受付が続きます。ただし実施期間そのものは決まった長さしかないので、遅く申し込むほど選べる日は減ります。上の日程からは締切ではなく申込開始日のほうをカレンダーに書き写してください。

基本情報からここへ来る人は、順番を逆にしないでください。基本情報はCBTの通年・随時で、受ける日を自分で決められます。応用情報は決められません。だから先に固定するのは応用情報の申込期間のほうです。上の日程で前期と後期のどちらを本命にするかを決め、その申込開始日を書き出す。次に上の期間表で1日に確保できる時間の行を選び、必要な週数を申込開始日の手前に置いて、基本情報の受験日をそこに入れる。この順番なら、基本情報に受かった直後から次の申込が開くまで数か月待つ、という空白が消えます。前期を受けるなら、その時点で後期の申込期間も同じカレンダーに入れておいてください。上の日程のとおり、前期の科目Bが終わってから後期の申込が開くまでは2か月足らずしかありません。

勧める相手は、開発や運用の現場で数年動いていて、次に高度区分を見ている人です。高度区分の各ページの注意書きにあるとおり、応用情報の合格は科目A免除につながるので、上の日程で応用情報の前期を通せば、その先の高度区分では科目Bに時間を寄せられます。年2回あるぶん、年1回の高度区分より計画の作り直しが効きます。逆に、非IT職でITの話に加わるための証明を探しているなら、この段まで来る必要はありません。上の独占業務の欄のとおり、この試験の合格には法令上の業務独占も名称独占もなく、効き方は見せる相手が求めているかどうかで決まります。求められているのが基礎の証明なら基本情報(45.7)で足りますし、用語が通じることを示すだけならITパスポート(41.4)で足ります。上の受験料の欄にあるとおり、情報処理技術者試験の手数料はどの区分も同額なので、段を上げても支出は変わりません。変わるのは投じる時間だけです。

この見解が寄りかかっているデータ
  • 「合格率の寄与が勉強時間の寄与を上回る」の根拠は、上のスコア内訳における3要素の加重寄与(合格率0.45・勉強時間0.35・受験資格0.20/算出式ページで公開)と、上の受験資格の欄が誰でも受験可の区分であること(出典: IPA)。「入口から基本情報までより、基本情報からここまでのほうが開く」の根拠は、同じ算出式・同じ母集団で計算したITパスポート・基本情報・応用情報のスコア差
  • 「スコアに期限が付いている」の根拠は、上の注意書き(収録している合格率3回分はいずれもCBT移行前の春期・秋期の実績で、移行後の合格率は未公表/出典: IPA)
  • 「下がってから戻る」「水準は基本情報より下がる」の根拠は、上の合格率の推移表と基本情報のページの推移表(出典はいずれもIPAの合格発表・統計情報)、およびスコアが直近3回の平均を使う算出式
  • 「実施期間が一日も重ならない」「科目A試験が始まったあとも申込を受け付ける」「前期の科目Bから後期の申込までが2か月足らず」の根拠は、上の試験日程に記載された令和8年度前期・後期の申込受付期間と科目A・科目Bの実施期間(出典: IPA)を、前期・後期に実施される各高度区分のページの同じ欄(出典: 同)と日付で突き合わせた結果
  • 「基本情報は受験日を自分で決められる」「科目A免除につながる」「手数料はどの区分も同額」の根拠は、基本情報技術者のページの試験日程(CBT方式で通年・随時実施)、各高度区分のページの注意書きに記載された科目A(旧・午前Ⅰ)免除制度、上の受験料の欄の注記(情報処理技術者試験は全区分共通額)/出典: いずれもIPA
  • 「資格が仕事を囲わない」の根拠は、上の独占業務の欄(情報処理の促進に関する法律26条に基づく試験で業務・名称の独占規定なし。同法で独占規定があるのは登録制の情報処理安全確保支援士(24条)だけ/現行条文で確認)

上のデータ表・条文の分類・勉強時間の算術は出典にもとづく事実の提示で、この枠の中は資格のものさし編集部の評価と推奨です。判断の分かれ方は編集方針に書いています。

よくある質問

応用情報(応用情報技術者試験)は年に何回ありますか?令和8年度から何が変わりますか?

年2回のままですが、令和8年度(2026年度)から実施方式が変わります。春期4月・秋期10月の一斉試験は廃止され、CBT方式の前期試験・後期試験になります(出典: 情報処理推進機構)。令和8年度前期は申込受付が2026年10月6日〜11月7日、科目A試験が2026年10月28日〜11月10日、科目B試験が2026年11月24日〜12月6日です。後期は申込受付が2027年1月27日〜2月16日、科目A試験が2027年2月6日〜2月19日、科目B試験が2027年3月3日〜3月15日です(出典: 同)。実施期間内の空席から会場と日時を選ぶ形になるため、試験日が全国一斉の1日に固定されなくなります。

応用情報の合格率はどのくらいですか?

直近3回は令和7年度秋期24.5%・令和7年度春期22.1%・令和6年度秋期28.5%で、20%台で推移しています(出典: 情報処理推進機構の合格発表)。当サイトのスコアは3回平均(25.0%)を使ってブレを吸収しています。受験者の7割以上が不合格になる回が続いている試験です。この3回はいずれもCBT移行前の春期・秋期の実績で、令和8年度前期試験(2026年10〜12月)以降の合格率はまだ公表されていません。

基本情報と応用情報はどちらを先に受けるべきですか?

データで比べると、難易度スコアは基本情報45.7に対し応用情報55.6で、応用情報が一段上です。合格率も基本情報が3年度で40%前後なのに対し、応用情報は25.0%まで下がります(いずれも出典: 情報処理推進機構)。基本情報が用語・選択式中心なのに対し応用情報は午後に記述式の解答が加わるため、基礎が固まってから応用情報へ進む順番が一般的です。

応用情報に受験資格はありますか?

ありません。IPAの試験区分ページに年齢・学歴・実務経験などの制限の記載はなく、基本情報を持っていなくても受験できます(出典: 情報処理推進機構・公式)。

難易度スコア55.6はどの位置ですか?

スコアを算出できる76資格中38位です。IT系では基本情報技術者(45.7)・ITパスポート(41.4)の上に位置し、すぐ上が測量士(56.0)、すぐ下が消防設備士甲4(55.0)です。中小企業診断士(59.1)はこれより上に出ます。スコアの算出式は算出式ページで公開しています。

応用情報の偏差値はいくつですか?

当サイトの統計換算では偏差値51.4です。スコアを算出できる76資格の難易度スコア(合格率・勉強時間・受験資格から算出し、式を公開)を平均50・標準偏差10へ換算した相対値で、予備校や他サイトが公表する主観的な資格偏差値の転記ではありません。母集団が変わると値も変わります。

応用情報に独占業務はありますか?

ありません。情報処理の促進に関する法律26条に基づき経済産業大臣が実施する情報処理技術者試験の合格で、法令上の業務・名称の独占規定はありません。同法で独占規定があるのは、登録制の情報処理安全確保支援士(24条)だけです。業務独占・名称独占・必置のいずれの規定も、現行条文では確認できませんでした(確認日 2026-07-26)。

応用情報と他の資格の難易度比較

出典

  1. 合格率(令和7年度秋期)出典: 情報処理推進機構(IPA)(確認日
  2. 合格率(令和7年度春期)出典: 情報処理推進機構(IPA)(確認日
  3. 合格率(令和6年度秋期)出典: 情報処理推進機構(IPA)(確認日
  4. 勉強時間の目安 出典: 資格の学校TAC(予備校公表値・独学の場合は200〜500時間。受験指導校利用時は200〜300時間)(確認日
  5. 試験日程 出典: 情報処理推進機構(IPA)(確認日