直近合格率(平均)
11.8%
勉強時間の目安
500〜700h
受験料
9,400円
注意
令和5年度以前の結果概要PDFは公式サイトで公開終了(2026-07-04時点で404)のため、公式一次で確認できた直近2回分のみ収録。3回平均が必要な場合は次回(令和8年度)結果公表後に3年分そろう
マン管の偏差値(難易度スコア換算)
マンション管理士の偏差値は58.5です。 当サイト収録で難易度スコアを算出できる76資格を母集団として、 平均50・標準偏差10へ統計的定義どおりに換算した値です(偏差値 = 50 + 10 ×(難易度スコア − 母平均)÷ 母標準偏差)。
予備校・個人サイトが公表する主観的な「資格偏差値」の転記ではありません。母集団(収録資格)が変わると値も変わる相対値です。 スコアを算出できる76資格の偏差値一覧と算出式・母集団の定義は資格偏差値一覧で公開しています。
マン管の独占業務・設置義務(根拠条文)
マンション管理士について、資格を持つ人に業務や名称を限定する規定、事業者に設置を義務づける規定を現行条文から拾いました。 分類の根拠はe-Gov法令検索の条文本文で、引用した文が本文に実在することを機械照合しています(確認日 2026-07-26)。
| 分類 | 対象 | 根拠条文 |
|---|---|---|
| 名称独占 | マンション管理士の名称 | マンションの管理の適正化の推進に関する法律第43条 |
収録94資格を同じ基準で分類した一覧は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にあります。 法改正で規定は変わるため、業務の可否に関わる判断はリンク先の現行条文で確認してください。
合格率の推移
| 年度・回 | 合格率 |
|---|---|
| 令和7年度 | 11.0% |
| 令和6年度(令和7年度結果資料の前年度実績併記より) | 12.7% |
図|マン管の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)
合格基準点(合格ライン)
マン管の合格基準(一般受験者(50問))は、実施のたびに決まって公表されます。 当サイトが収録した7回では満点の 72%から84%の範囲で動いており、 直近の令和7年度は50問中42問以上正解でした (出典: マンション管理センター「マンション管理士試験 正解/結果について」)。 あらかじめ決まった点を取れば合格になる試験ではないので、回ごとの値と出典を 合格点の推移にまとめています。
勉強時間の目安
500〜700時間が目安です(出典: スタディング(通信講座公表値))。学習環境や前提知識によって個人差があります。
この目安は、1日に取れる時間で割らないと自分の予定に落ちません。よくあるペースで割ると、かかる期間はこうなります。
| 1日の勉強時間 | かかる期間 | 日数 |
|---|---|---|
| 1時間 | 16.4〜23.0ヶ月 | 500〜700日 |
| 2時間 | 8.2〜11.5ヶ月 | 250〜350日 |
| 3時間 | 5.5〜7.7ヶ月 | 167〜234日 |
毎日休まず進めた場合の単純計算です(1ヶ月=30.4日で換算)。実際には空く日が出るので、この期間より後ろに倒れます。開始日を入れて完了予定日そのものを出すなら勉強時間シミュレーターを開いてください。マン管が選ばれた状態で始まります。
受験資格
受験資格なし。年齢・学歴等に関係なく誰でも受験可(合格後のマンション管理士登録には欠格要件あり)(区分: 誰でも受験可)
同じ不動産分野には6件を収録していて、いずれも受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるなら不動産分野のデータ表が早く着きます。
マン管は入口と本番のどちらで絞る試験か
難易度スコアは合格率・勉強時間・受験資格を1つの数字に合成します。合成すると、受験資格で人を絞ってから易しい試験をする資格と、誰でも受けられるが本番で大量に落とす資格が、同じ点数に並びます。 そこで合成する前の2軸に戻すと、マンション管理士は「本番で絞る」の位置に入ります(本番の重さ=合格率スコア88.2、入口の重さ=受験資格スコア0)。 この2軸としきい値の決め方は難易度スコアの算出式で公開しています。
図|マン管の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)
試験日程
年1回・11月末の日曜(令和8年度は11月29日(日))。Web申込は令和8年8月3日10時〜9月30日16時、郵送申込は9月30日消印有効
受験料
9,400円 (非課税)
独学 vs 通信講座
独学が向いている人
- 不動産系資格の学習経験があり、学習の型がすでにできている
- 500〜700時間を年1回・11月末の試験まで自分で管理できる
- 合格率11%前後の試験に、複数年の計画も想定して取り組める
通信講座が向いている人
- 合格率が低い試験で、独学の仕上がりを客観的に測る手段がほしい
- 12月上旬の管理業務主任者と合わせた併願計画を効率よく組みたい
マンション管理士は公式一次で確認できる合格率が現在2回分という事情も含め、データの更新にあわせて判断材料を増やしていきます。
編集部の見解
マンション管理士は名称だけが法律で守られた資格。会社が人数を数えるのは管理業務主任者のほうです
上の合格率の推移表は、他の資格より行数が少なくなっています。注意書きのとおり、それ以前の結果概要が公式サイトで公開終了になっていて、一次で確認できた回だけを載せているためです。他サイトから借りれば行は埋まりますが、当サイトはそれをしません。読者にとっての実害は1つだけで、スコアが使う平均を作っている回数が少ない、つまり1回分の上下がスコアに効きやすい状態です。順位(14位)も、次の結果が出れば他の資格より動く余地があると見てください。
スコア内訳バーでは、受験資格の寄与がゼロです。合格率と勉強時間の2つだけでこの位置に積み上がっています。入口で人を選ばず、本番の点数だけで絞る型です。平均合格率(11.8%)の低い順に並べると10番目に来ます。内訳を見ても、押し上げているのは勉強時間の目安500〜700時間ではなく落選率のほうです。時間を積めば順番に届く試験ではなく、同じくらい積んだ人のなかから絞る試験だと考えてください。
取ったあとに何が手に入るかは、先に確かめておいてください。上の独占業務の表に載っているのは名称の制限だけです。マンション管理士でない者がその名称を使えない、という規定で、業務そのものを囲う条文も、事業者に有資格者の設置を義務づける条文もありません。同じ法律の下にある管理業務主任者(57.3)は逆で、重要事項の説明を有資格者にさせること、事務所ごとに専任を置くことの両方が条文にあります。就職や社内の人数合わせで効くのは後者です。マン管はスコアの上では管業より上に出ますが、その差は試験の重さの差であって、法律が守っている範囲の差ではありません。
向くのは、管理組合の側に立って助言する仕事を作りたい人です。理事会や長期修繕計画に外部から関わる立場なら、名称が守られていることに意味が出ます。管理会社の従業員として働く前提なら、順番は管業が先で、マン管は後から重ねる形になります。日程はどちらも年1回で、上の試験日程のとおりマン管が11月末、管業は12月上旬(管理業務主任者ページの試験日程)なので、同じ年に両方受けられます。範囲が重なるうちにまとめて取るのが得です。勧めないのは、難関資格を1つ持っておきたいという動機だけで選ぶ場合です。落ちればどちらも次は12か月後で、名称以外に法律が与えるものがない試験に1年を賭けることになります。同じ学習量の帯には、業務独占や設置義務が条文にある資格も並んでいます(下の比較リンクとランキング参照)。
この見解が寄りかかっているデータ
- 「平均を作る回数が少ない」の根拠は、上の注意書き(令和5年度以前の結果概要が公式サイトで公開終了・確認日つき)と、スコアが直近3回までの平均を使う算出式(算出式ページで公開)
- 「入口で人を選ばない」の根拠は、上のスコア内訳で受験資格の寄与がゼロであること(区分=誰でも受験可/出典: マンション管理センター)
- 「押し上げているのは落選率」の根拠は、上のスコア内訳における合格率の寄与と勉強時間の寄与の差、および平均合格率の低い順に並べた順位(10番目)
- 「守られているのは名称だけ」の根拠は、上の独占業務の表(マンションの管理の適正化の推進に関する法律第43条/条文本文と機械照合済み)
- 「管業は説明と設置の両方が条文にある」の根拠は、管理業務主任者ページの独占業務の表(同法第72条第1項・第56条第1項/条文本文と機械照合済み)
- 「同じ年に両方受けられる」の根拠は、上の試験日程(年1回・11月末/出典: マンション管理センター)と管理業務主任者ページの試験日程(年1回・12月上旬/出典は同ページ)
よくある質問
なぜ合格率が2回分しか載っていないのですか?
令和5年度以前の結果概要PDFが公式サイトで公開終了になっており(2026年7月4日時点で確認)、一次出典で確認できた令和7年度・令和6年度の2回分のみを収録しています。当サイトは公式一次資料で確認できない数字を他サイトから転記しない方針です。令和8年度の結果公表後に3回分へ更新します。
合格率はどのくらいですか?
令和7年度11.0%・令和6年度12.7%です(出典: マンション管理センター・公式)。当サイトでスコアを算出できる76資格を平均合格率の低い順に並べると10番目です。受験者の9割近くが落ちます。
受験資格はありますか?
ありません。年齢・学歴等に関係なく誰でも受験できます(出典: マンション管理センター・公式)。ただし合格後のマンション管理士登録には欠格要件があります。
管理業務主任者との違いをデータで見るとどうなりますか?
合格率は令和7年度でマンション管理士11.0%・管理業務主任者19.6%、難易度スコアは63.9対57.3、勉強時間の目安は500〜700時間対300時間です(出典: マンション管理センター/マンション管理業協会・各公式)。試験日はマンション管理士が11月末・管理業務主任者が12月上旬と別日程です。
難易度スコア63.9はどの位置ですか?
スコアを算出できる76資格中14位で、行政書士(63.7)とほぼ同水準です。受験資格なしで挑める資格の中では、合格率の低さがスコアを押し上げています。
マン管の偏差値はいくつですか?
当サイトの統計換算では偏差値58.5です。スコアを算出できる76資格の難易度スコア(合格率・勉強時間・受験資格から算出し、式を公開)を平均50・標準偏差10へ換算した相対値で、予備校や他サイトが公表する主観的な資格偏差値の転記ではありません。母集団が変わると値も変わります。
マン管に独占業務はありますか?
業務独占の規定は確認できませんでした。マンション管理士の名称(マンションの管理の適正化の推進に関する法律第43条)が定められており、資格がないとその名称を名乗れません(名称独占)。名称を用いなければ同種の業務を行うこと自体は法律で禁じられていません。引用した条文はe-Gov法令検索の本文と照合しています(確認日 2026-07-26)。
マン管と他の資格の難易度比較
出典