直近合格率(平均)
20.9%
勉強時間の目安
約300h
受験料
8,900円
管業の偏差値(難易度スコア換算)
管理業務主任者の偏差値は52.9です。 当サイト収録で難易度スコアを算出できる76資格を母集団として、 平均50・標準偏差10へ統計的定義どおりに換算した値です(偏差値 = 50 + 10 ×(難易度スコア − 母平均)÷ 母標準偏差)。
予備校・個人サイトが公表する主観的な「資格偏差値」の転記ではありません。母集団(収録資格)が変わると値も変わる相対値です。 スコアを算出できる76資格の偏差値一覧と算出式・母集団の定義は資格偏差値一覧で公開しています。
管業の独占業務・設置義務(根拠条文)
管理業務主任者について、資格を持つ人に業務や名称を限定する規定、事業者に設置を義務づける規定を現行条文から拾いました。 分類の根拠はe-Gov法令検索の条文本文で、引用した文が本文に実在することを機械照合しています(確認日 2026-07-26)。
| 分類 | 対象 | 根拠条文 |
|---|---|---|
| 業務独占 | 重要事項の説明 | マンションの管理の適正化の推進に関する法律第72条第1項 |
| 必置(設置義務) | 事務所への専任設置 | マンションの管理の適正化の推進に関する法律第56条第1項 |
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律第72条第1項: 重要事項の説明は管理業務主任者に行わせなければなりません(宅地建物取引業法35条の宅建士と同じ形の規定です)。
収録94資格を同じ基準で分類した一覧は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にあります。 法改正で規定は変わるため、業務の可否に関わる判断はリンク先の現行条文で確認してください。
合格率の推移
| 年度・回 | 合格率 |
|---|---|
| 令和7年度 | 19.6% |
| 令和6年度(令和7年度結果報告の前年度併記より) | 21.3% |
| 令和5年度 | 21.9% |
図|管業の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)
合格基準点(合格ライン)
管業の合格基準(一般受験者(50問))は、実施のたびに決まって公表されます。 当サイトが収録した10回では満点の 66%から76%の範囲で動いており、 直近の令和7年度は50問中36問正解でした (出典: マンション管理業協会「管理業務主任者試験 結果報告」)。 あらかじめ決まった点を取れば合格になる試験ではないので、回ごとの値と出典を 合格点の推移にまとめています。
勉強時間の目安
約300時間が目安です(出典: TAC(予備校公表値))。学習環境や前提知識によって個人差があります。
この目安は、1日に取れる時間で割らないと自分の予定に落ちません。よくあるペースで割ると、かかる期間はこうなります。
| 1日の勉強時間 | かかる期間 | 日数 |
|---|---|---|
| 1時間 | 約9.9ヶ月 | 300日 |
| 2時間 | 約4.9ヶ月 | 150日 |
| 3時間 | 約3.3ヶ月 | 100日 |
毎日休まず進めた場合の単純計算です(1ヶ月=30.4日で換算)。実際には空く日が出るので、この期間より後ろに倒れます。開始日を入れて完了予定日そのものを出すなら勉強時間シミュレーターを開いてください。管業が選ばれた状態で始まります。
受験資格
受験資格の制限なし(令和8年度実施要領に年齢・学歴等の制限の記載なし。誰でも受験可)(区分: 誰でも受験可)
同じ不動産分野には6件を収録していて、いずれも受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるなら不動産分野のデータ表が早く着きます。
管業は入口と本番のどちらで絞る試験か
難易度スコアは合格率・勉強時間・受験資格を1つの数字に合成します。合成すると、受験資格で人を絞ってから易しい試験をする資格と、誰でも受けられるが本番で大量に落とす資格が、同じ点数に並びます。 そこで合成する前の2軸に戻すと、管理業務主任者は「本番で絞る」の位置に入ります(本番の重さ=合格率スコア79.1、入口の重さ=受験資格スコア0)。 この2軸としきい値の決め方は難易度スコアの算出式で公開しています。
図|管業の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)
試験日程
年1回・12月上旬の日曜(令和8年度は12月6日(日)13:00〜15:00)。受験申込はWebが令和8年8月3日〜9月30日16:59、郵送が8月3日〜8月24日(当日消印有効)。合格発表は令和9年1月15日
受験料
8,900円 (非課税。Web申込は事務手数料297円(税込)が別途必要)
独学 vs 通信講座
独学が向いている人
- 勉強時間の目安が300時間(出典つき)と、不動産系国家資格の中では計画を立てやすい分量
- 宅建など関連資格の学習経験があり、独学の型がある
- 年1回・12月の試験日から逆算した進捗管理を自分でできる
通信講座が向いている人
- 初学で、法令分野の独学に不安がある
- マンション管理士との併願で、限られた時間の配分を整理したい
管理業務主任者は目安300時間・年1回12月と輪郭のはっきりした試験なので、開始時期さえ決まれば独学・講座どちらでも計画は立てやすい部類です。
編集部の見解
管理業務主任者は難易度で選ぶ資格ではありません。12月の1日に、条文が守っている席を取りに行く試験です
スコアの位置から見てください。31位で、すぐ上がITストラテジスト(57.7)、すぐ下がシステム監査(57.2)です。上のスコア内訳バーでは受験資格の寄与がゼロで、合格率と勉強時間の2つだけで積み上がっています。入口で人を選ばず本番の点数だけで絞る型で、上の選抜の型の図でも「本番で絞る」の側に入ります。ここで気をつけたいのは、スコアが測っているのは試験の重さだけだという点です。上の独占業務・設置義務の表には条文が2本あります。重要事項の説明を管理業務主任者にさせること、事務所ごとに専任を置くこと。対になるマンション管理士(63.9)はスコアでは上に出ますが、あちらの表に載っているのは名称の制限だけです(マンション管理士ページの独占業務の表)。スコアの順位と、法律が守っている範囲は別の軸として読んでください。
この試験は見積もりが立ちます。上の勉強時間の欄は幅ではなく1つの数字です。出典から幅が取れなかったので、当サイトは推定で下端と上端を作っていません。目安は300時間の1点だけです。合格率のほうも、上のレンジバーの要約にあるとおり振れ幅は中央値より小さい側で、直近の回はほぼ同じ帯に落ちています。平均は20.9%です。読める試験なので、「今年は難化するかもしれない」を計算に入れる必要がありません。決めるのは1日に何時間取るかと、いつ始めるかだけです。
組むときは秋のかたまりで見てください。上の試験日程のとおり管理業務主任者は12月上旬で、その手前に賃貸不動産経営管理士の11月中旬(賃貸不動産経営管理士ページの試験日程)、マンション管理士の11月末(マンション管理士ページの試験日程)が並びます。3週間ほどの間に3つの本番が来る形です。範囲が重なるので、同じ年にまとめて受けると学習が二度手間になりません。ただし申込はどれも夏に締め切られます。12月の試験だからと秋に動き出すと、申込そのものに間に合いません。上の期間表で1日に取れる時間の行を選び、12月から逆算した開始月を出したうえで、締切のほうを先にカレンダーへ入れてください。
向くのは、マンション管理会社で働いている人とこれから働く人です。事務所ごとに専任を置く義務が条文にあるので、会社は有資格者の人数を数えます。持っていること自体が配属と席の条件になります。勧めないのは、マンション管理に関わる予定がないまま、難易度がほどよい国家資格として選ぶ場合です。上の表の2本の条文が効く場所はマンション管理業の中だけで、外に出ると名称すら守られません。年1回で、落とせば次は12か月後です。1年を預ける前に、下の比較リンクとランキングで、同じ学習量の帯にどんな資格が並んでいるかを見てください。
この見解が寄りかかっているデータ
- 「入口で人を選ばない」の根拠は、上のスコア内訳で受験資格の寄与がゼロであること(区分=誰でも受験可/出典: マンション管理業協会)と、上の選抜の型の図の座標
- 「条文が2本ある」の根拠は、上の独占業務・設置義務の表(マンションの管理の適正化の推進に関する法律第72条第1項・第56条第1項/条文本文と機械照合済み)
- 「マンション管理士は名称の制限だけ」の根拠は、マンション管理士ページの独占業務の表(同法第43条/条文本文と機械照合済み・出典は同ページ)
- 「目安が1点しかない」の根拠は、上の勉強時間の欄(出典: TAC公表値。当サイトのデータは下限と上限が同じ値で、推定で幅を作っていない)
- 「振れ幅は中央値より小さい」の根拠は、上のレンジバーの要約(収録資格の振れ幅の中央値との比較・値は合格率の推移表と同じ一次データから算出)
- 「秋に3つ並ぶ」の根拠は、上の試験日程(年1回・12月上旬/出典: マンション管理業協会)と、賃貸不動産経営管理士ページ・マンション管理士ページの試験日程(出典は各ページ)
- 「会社が人数を数える」の根拠は、上の独占業務・設置義務の表のうち第56条第1項(事務所ごとに専任の管理業務主任者を置かなければならない旨)
よくある質問
合格率はどのくらいですか?
令和7年度19.6%・令和6年度21.3%・令和5年度21.9%です(出典: マンション管理業協会・公式)。直近3回は20%前後で安定しています。
受験資格はありますか?
ありません。令和7年度実施要領に年齢・学歴等の制限はなく、誰でも受験できます(出典: マンション管理業協会・公式)。
試験はいつですか?受験料はいくらですか?
年1回・12月上旬の日曜です(令和8年度は12月6日(日)13時から15時。出典: マンション管理業協会・公式)。受験申込はWebが8月3日から9月30日16時59分まで、郵送が8月3日から8月24日の当日消印有効です。受験手数料は8,900円(非課税)で、Web申込は事務手数料297円(税込)が別途かかります。
マンション管理士とどちらが難しいですか?
データ上はマンション管理士です。合格率(令和7年度)は管理業務主任者19.6%に対しマンション管理士11.0%、難易度スコアは57.3に対し63.9、勉強時間の目安は300時間(出典: TAC公表値)に対し500〜700時間です。試験日が12月上旬と11月末で分かれているため、同じ年に両方を受ける日程は組めます。
難易度スコア57.3はどの位置ですか?
スコアを算出できる76資格中31位です。宅建(59.0)・簿記2級(58.8)の少し下、FP2級(53.2)より上の帯にいます。スコアの算出式は算出式ページで公開しています。
管業の偏差値はいくつですか?
当サイトの統計換算では偏差値52.9です。スコアを算出できる76資格の難易度スコア(合格率・勉強時間・受験資格から算出し、式を公開)を平均50・標準偏差10へ換算した相対値で、予備校や他サイトが公表する主観的な資格偏差値の転記ではありません。母集団が変わると値も変わります。
管業にしかできない仕事はありますか?
あります。重要事項の説明(マンションの管理の適正化の推進に関する法律第72条第1項)が、資格を持つ人に限られると法律で定められています。あわせて事務所への専任設置(マンションの管理の適正化の推進に関する法律第56条第1項)の定めもあります。引用した条文はe-Gov法令検索の本文と照合しています(確認日 2026-07-26)。
管業と他の資格の難易度比較
出典