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資格のものさし

その他・国家資格

第二種衛生管理者

主催: 安全衛生技術試験協会(指定試験機関)

難易度スコア 45.8 / 100 算出できる77資格中 50位 偏差値 47.1 77資格の平均が50 直近3回の合格率(平均) 49.4 % 受かるのはおよそ10人に5人です 勉強時間の目安 約60 時間 1日2時間なら約30日 受験料 8,800 円 受験資格あり(実務経験) 役に立ちやすさ法律上の位置づけ 必置資格 事業者に置くことが法律で義務づけられている(根拠条文1本)

スコアの算出式 ・77資格を難易度順に並べて比べる

第二種衛生管理者

注意

第二種免許で衛生管理者になれるのは、有害業務と関連の少ない情報通信業・金融保険業・卸売小売業など一定の業種の事業場に限られる(すべての業種をカバーするのは第一種免許。出典: 安全衛生技術試験協会)。

  • 受験資格は第一種と同じで労働衛生の実務経験が必要なため、合格率48〜50%台は受験資格を満たした受験者の中での数字。
  • 第一種より2〜3ポイント高いのは出題が有害業務を除く計30問(第一種は計44問)に絞られるためで、試験時間3時間・受験料8,800円は第一種と同じ

第二種衛生管理者の偏差値(難易度スコア換算)

第二種衛生管理者の偏差値は47.1です(スコアを算出できる77資格中50位)。母集団の定義と換算式は算出式ページに。

図|第二種衛生管理者の難易度スコアの作り方(3要素の加重合成)

第二種衛生管理者の難易度スコア45.8の作り方(3要素の加重合成)合格率スコア50.6に0.45、勉強時間スコア25.9に0.35、受験資格スコア70.0に0.2を掛けて足すと45.8になる。バーの横軸はすべて0〜100点の同じ尺。素の数字 → 要素スコア → 重み → 寄与した点 バーの横軸: 難易度スコアの点(0〜100) うすい枠=その要素が出せる点の上限(合格率45点・勉強時間35点・受験資格20点)合格率49.37%直近3回の平均100 − 49.37 = 50.6× 0.4522.8点勉強時間約60h幾何平均 60h100 × (log10(60) − 1) ÷ 3 = 25.9× 0.359.1点受験資格実務経験が必要区分表の段階値区分表の値をそのまま = 70.0× 0.2014.0点3本を足した合計=難易度スコア45.8 / 100 0255075100
  • 合格率(重み0.45)
  • 勉強時間(重み0.35)
  • 受験資格(重み0.20)
図の要約。第二種衛生管理者の難易度スコア45.8は、合格率スコア50.6×0.45=22.8点、勉強時間スコア25.9×0.35=9.1点、受験資格スコア70.0×0.20=14.0点の合計です。 バーの尺の読み方

第二種衛生管理者の独占業務・設置義務(根拠条文)

第二種衛生管理者について、資格を持つ人に業務や名称を限定する規定、事業者に設置を義務づける規定を現行条文から拾いました(e-Gov法令検索の本文と機械照合・確認日 2026-08-01)。

分類 対象 根拠条文
必置(設置義務) 一定規模以上の事業場の衛生管理者選任(業種は限定) 労働安全衛生法第12条第1項
  • 労働安全衛生法第12条第1項: 対象は常時50人以上の事業場(安衛法施行令4条)。第二種衛生管理者免許も省令で定める資格の一つですが、選任できるのは有害業務と関連の少ない情報通信業・金融保険業・卸売小売業など一定の業種の事業場に限られます。

法改正で規定は変わるので、業務の可否はリンク先の現行条文で確かめてください。収録98資格を同じ基準で分類した一覧は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にあります。

第二種衛生管理者を動画で学ぶ(YouTube)

当サイトのYouTubeチャンネル「@shikaku-monosashi」で公開している第二種衛生管理者の動画は2本(ショート2本)です。

合格率の推移

直近3回の合格率の平均は49.4%。受かるのはおよそ10人に5人です。回ごとの値は下の表に。

図|第二種衛生管理者の平均合格率は、収録資格の分布のどこか

第二種衛生管理者の平均合格率49.4%が、収録98資格の分布のどこにあるか 箱は第1四分位18.0%から第3四分位56.8%、箱の中の線は中央値31.8%、ひげの端は最小3.6%と最大99.1%。四分位は線形補間で算出。横軸は0〜100%固定。 箱=収録98資格の真ん中2分の1/ひげ=最小と最大 横軸: 平均合格率(%・0〜100固定) 第二種衛生管理者 49.4% 真ん中2分の1の箱の中 0 20 40 60 80 100 箱の左端 18.0% 中央値 31.8% 右端 56.8% 最小 3.6% 最大 99.1%
図の要約。第二種衛生管理者の直近3回の平均合格率49.4%は、収録98資格の平均合格率を並べたときの真ん中2分の1の箱の中にあります(低いほうから71番目)。 箱ひげの読み方
年度・回 合格率
令和7年度(受験40,653/合格19,796) 48.7%
令和6年度(受験39,262/合格19,546) 49.8%
令和5年度(受験37,061/合格18,374) 49.6%

図|第二種衛生管理者の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)

第二種衛生管理者の合格率のレンジ: 収録3回で48.7%から49.8%最小48.7%、平均49.4%、最大49.8%。振れ幅は1.1ポイント。横軸は0〜100%固定。 帯=収録している直近3回の合格率の幅 横軸: 合格率(%・0〜100固定) 最小 48.7% 最大 49.8% 020406080100平均 49.4%(難易度スコアはこの1点を使う)破線=収録98資格の平均合格率の中央値 31.8%
図の要約。第二種衛生管理者の合格率は、難易度スコアに使っている直近3回で48.7%から49.8%まで動いています(振れ幅1.1ポイント・平均49.4%)。振れ幅を算出できた97件の中央値は3.00ポイントなので、この試験は中央値より小さく動いています。直近の令和7年度(受験40,653/合格19,796)は48.7%で、収録している回のなかで最も低い値です。破線は収録98資格の平均合格率の中央値31.8%で、第二種衛生管理者の平均49.4%はその右(通りやすい側)にあります。 レンジバーの読み方

勉強時間の目安

目安は約60時間です。

図|第二種衛生管理者の勉強時間の目安をものさしに置くと

第二種衛生管理者の勉強時間の目安 約60時間をものさしに置いた図帯は約60時間、印は幾何平均60時間。目盛りは対数で、下に並ぶ薄い線は勉強時間の目安が取れた77資格それぞれの幾何平均(最小37時間・中央値245時間・最大5,477時間)。印=出典が示す目安(幅の記載なし)/この1点をスコアが使う 目盛り: 勉強時間(時間・対数) 約60時間(幾何平均 60h = スコアの入力)10h100h1,000h10,000h目安が取れた77資格の中央値 245h
図の要約。第二種衛生管理者の目安は約60時間で、難易度スコアはこの幅の幾何平均60時間を入力に使います(出典: アガルートアカデミー(通信講座公表値。 対数目盛りの読み方
図の詳しい読み方

第二種はおおよそ60時間・勉強期間の目安は2か月程度。出典は幅を示していないため単一値で収録)・確認2026-08-01)。目安が取れた77資格の幾何平均を短いほうから数えると7番目で、中央値は245時間、最小は37時間、最大は5,477時間です。

1日2時間なら約30日かかります。1日に取れる時間ごとの期間は下の表のとおりです。

1日の勉強時間 かかる期間 日数
1時間 約2.0ヶ月 60日
2時間 約1.0ヶ月 30日
3時間 約0.7ヶ月 20日

出典: アガルートアカデミー(通信講座公表値。第二種はおおよそ60時間・勉強期間の目安は2か月程度。出典は幅を示していないため単一値で収録)(確認日 )。

換算の前提は算出式ページに、開始日から完了予定日そのものを出す道具は勉強時間シミュレーターにあります(第二種衛生管理者が選ばれた状態で開きます)。

第二種衛生管理者の試験の形式(一次出典)

労働衛生・関係法令・労働生理の3科目30問を3時間で解きます。有害業務に係るものは出題されません。

項目 内容
出題数(配点) 労働衛生(有害業務に係るものを除く)10問100点/関係法令(有害業務に係るものを除く)10問100点/労働生理10問100点の合計30問
試験時間 13:30〜16:30の3時間(科目免除者は13:30〜15:45の2時間15分)
合格基準 科目ごとの得点が40%以上で、かつその合計が60%以上
選任できる事業場 有害業務と関連の少ない情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など一定の業種の事業場に限られる
受験資格 第一種と同じ。大学・高等専門学校の卒業後1年以上、高等学校・中等教育学校の卒業後3年以上、または労働衛生の実務経験10年以上など

第一種と違い、有害業務に関する出題がありません。問題数は第一種の3分の2ほどに減りますが、試験時間は同じです。1問あたりに使える時間は第一種より長く取れます。第二種の免許を取ったあとで第一種へ上がるときは、有害業務の2区分だけを受ける特例第一種の枠が用意されています。

出典: 安全衛生技術試験協会「衛生管理者」 (確認日 )。

出題形式・科目構成・免除の条件は年度で変わります。申込の前に、実施団体の最新の受験案内で確認してください。

受験資格

受験資格あり。第一種と同一の要件で、大学・短大・高専卒業後1年以上、高校・中等教育学校卒業後3年以上、または実務経験のみなら10年以上の労働衛生の実務経験が必要(学歴により必要年数が異なる。出典: 安全衛生技術試験協会・第一種/第二種衛生管理者の受験資格)。(区分: 一定の実務経験年数が必要)

受験申請には事業者証明書の添付が必要

同じその他分野には36件を収録していて、うち25件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるならその他分野のデータ表が早く着きます。

第二種衛生管理者は入口と本番のどちらで絞る試験か

第二種衛生管理者は「入口で絞る」型です。

スコアに合成する前の2軸、本番の重さ(合格率スコア50.6)と入口の重さ(受験資格スコア70)で位置を決めています。 2軸としきい値の決め方は算出式ページに。

図|第二種衛生管理者の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)

選抜の型の分布(98件): 横軸は合格率スコア、縦軸は受験資格スコア 本番で絞るが38件、入口で絞るが26件、どちらでも絞らないが25件、入口も本番も絞るが9件。しきい値は合格率スコア70と受験資格スコア40。 縦軸: 入口の重さ=受験資格スコア 点は98件(当サイトの算出値) 入口で絞る 26件 入口も本番も絞る 9件 どちらでも絞らない 25件 本番で絞る 38件 100 実務経験+前提資格 70 実務経験 40 学歴・養成課程・前提資格 0 誰でも受験可 第二種衛生管理者 020406080100 しきい値70(平均合格率30%) 横軸: 本番の重さ=合格率スコア(100 − 平均合格率)
図の要約。琥珀色の点が第二種衛生管理者で、合格率スコア50.6・受験資格スコア70。この資格は「入口で絞る」に入ります。 軸とレーンの読み方

試験日程

全国9試験地(各安全衛生技術センター等)で通年・毎月複数回実施(第一種と同じ日程ページで公表)

同じ時期のほかの試験は、資格試験の日程カレンダー(通年・地域ごとの試験の一覧)で見られます。

受験料

8,800円

非課税(試験手数料は消費税法により非課税)。各免許試験とも同額

独学 vs 通信講座

独学が向いている人

  • 勉強時間の目安60時間(出典つき)を、通年・毎月実施の試験日まで自分で割り振れる
  • 出題が有害業務を除く30問に絞られるため、市販テキストと過去問の反復で範囲を一周しやすい
  • 受験資格(実務経験と事業者証明書)をすでに満たしていて、あとは得点を積むだけの状態にある

通信講座が向いている人

  • 労働生理や関係法令にはじめて触れ、60時間の目安に収まるよう範囲の優先順位を整理してほしい
  • 働きながらの受験で、全国9試験地のどの日程に申し込むかを含めて進捗管理を仕組みに任せたい
  • 将来的に特例第一種へ進む前提で、有害業務の範囲まで見据えた学習順を相談したい

第二種は選任できる業種が情報通信業・金融保険業・卸売小売業などに限られるため、講座選びの前に「勤務先の業種が第二種の対象か、第一種まで必要か」を先に決めると、学習範囲と期間が決まります。

編集部の見解

第二種衛生管理者は第一種の入門版ではない。受験資格も受験料も試験時間も同じで、狭いのは使える業種だけ

受験資格は第一種とまったく同じです(上の受験資格の欄)。学歴に応じた年数の労働衛生の実務経験が要り、申請には事業者証明書を添えます。手数料も試験時間も第一種と変わりません(上の受験料の欄と注意書き)。違うのは出題数と、選任できる業種の範囲だけです。

「二種なら誰でも受けられる」という前提で計画を立てると、勉強を始める前に止まります。上の図でも第二種は「入口で絞る」の区画に入っていて、位置を作っているのは受験資格スコアのほうです。

スコアは45.8で50位、すぐ上が貸金業務取扱主任者(46.1)、すぐ下が知財検定2級(45.4)です。第一種は48.0です。上のスコア内訳バーで両者を分解すると、受験資格の帯は同じ長さで並び、差は合格率と勉強時間のわずかな違いだけになります。

同じ安全衛生技術試験協会の試験でも、受験資格のない二級ボイラー技士(36.2)やエックス線作業主任者(33.0)とは10ポイント以上離れます。この差を作っているのも入口の条件です。

上の推移表は直近3年度が狭い帯にそろい、上のレンジ帯もほとんど伸びません。回による当たり外れが小さく、準備した量がそのまま出る試験です。だからこの点差に意味を持たせないでください。決め手はスコアの外、免許が使える範囲のほうにあります。

この免許は持ち運べません。労働安全衛生法第12条第1項は、常時50人以上の事業場に衛生管理者の選任を義務づけています(上の設置義務の表)。ただし表の注記のとおり、第二種免許で選任できるのは情報通信業・金融保険業・卸売小売業など有害業務と関連の少ない業種に限られます。

効き目が付いているのは本人ではなく勤務先の業種のほうで、いま情報通信業で足りていても、製造業や建設業へ移った先では選任されません。転職の可能性を勘定に入れるなら、第一種を選んでください。同じ受験資格・同じ受験料・同じ試験時間で、範囲だけが広がります。

それでも第二種から入る価値がある条件は、はっきり書けます。いまの勤務先が第二種の対象業種で、当面そこで働き、将来の選択肢だけ残したい。この3つがそろう場合です。

第二種免許を受けた人が第一種を受けるときは特例第一種衛生管理者免許試験になり、有害業務に係る範囲だけの出題に短縮されます(上の注意書き)。二種で積んだものは捨てずに済みます。条件が1つでも崩れるなら、二度受けるより一度で第一種を取るほうが手数が減ります。

始める順番は、勉強からではありません。実務経験は自分で証明できず、事業者証明書を会社に書いてもらう必要があります(上の受験資格の欄)。転職の直後や退職後に受けるなら、前の勤務先に依頼することになります。

上の試験日程のとおり通年・毎月複数回あり、落ちても翌月に打席が来ます。外から締め切りが来ない試験なので、先に受験日を1つ押さえ、同じ日に証明書の依頼を出してください。書類の往復で1か月落とす人が、この資格ではいちばん時間を無駄にします。

この見解が寄りかかっているデータ
  • 「受験資格・受験料・試験時間が第一種と同じ」の根拠: 上の受験資格の欄(第一種と同一の要件・事業者証明書の添付が必要/出典: 安全衛生技術試験協会)、上の受験料の欄、上の注意書き(試験時間3時間・受験料は第一種と同じ/出題は有害業務を除く計30問で第一種は計44問)
  • 「入口で絞る区画に入る」の根拠: 上の「入口と本番のどちらで絞る試験か」の図(横軸=合格率スコア・縦軸=受験資格スコア)と算出式ページ
  • 「点差に意味を持たせない」の根拠: 上のスコア内訳(合格率0.45・勉強時間0.35・受験資格0.20の加重)と、第一種ページの同じ内訳。受験資格スコアは両者とも同じ区分で、差は合格率と勉強時間の目安の違いだけ
  • 「回による当たり外れが小さい」の根拠: 上の合格率の推移表とレンジ帯(令和5〜7年度/出典: 安全衛生技術試験協会)、スコアが直近3回の平均を使う算出式
  • 「持ち運べない」の根拠: 上の設置義務の表(労働安全衛生法第12条第1項=常時50人以上の事業場での選任義務。第二種免許で選任できるのは有害業務と関連の少ない一定の業種に限られると注記/条文本文と機械照合済み)
  • 「二種から一種へ進むと短縮される」の根拠: 上の注意書きと上のFAQ(特例第一種衛生管理者免許試験は有害業務に係る範囲のみの計20問・2時間/出典: 安全衛生技術試験協会)、上の試験日程(通年・毎月複数回)

上のデータ表・条文の分類・勉強時間の算術は出典にもとづく事実の提示で、この枠の中は資格のものさし編集部の評価と推奨です。判断の分かれ方は編集方針に書いています。

よくある質問

第二種衛生管理者に受験資格はありますか?誰でも受けられますか?

誰でも受けられるわけではありません。受験資格は第一種とまったく同じで、学歴に応じた年数の労働衛生の実務経験が要ります(年数は上の表のとおり・出典: 安全衛生技術試験協会・受験資格)。申請には事業者証明書の添付も要ります。「二種なら受験資格なし」と紹介されることがありますが、協会の受験資格表は第一種・第二種で1つしかなく、区分は分かれていません。

第二種衛生管理者の合格率は?第一種とどちらが受かりやすいですか?

第二種のほうが3ポイントほど高く、直近3年の平均は49.4%です(出典: 安全衛生技術試験協会)。ただし受験資格が同じで母集団の性質も近いため、差は出題範囲の広さによるものと読むのが自然です。どちらも受験者の半数前後が落ちています。年度ごとの値はページ上の推移表、第一種の値は第一種のページにあります。

第二種の試験範囲は第一種とどう違いますか?

有害業務に関する出題があるかどうかが分かれ目です。第二種は有害業務を除く3科目、第一種は有害業務に係る労働衛生と関係法令が加わって問題数が増えます(出典: 安全衛生技術試験協会・試験科目。配点は上の表)。試験時間は同じなので、第二種は1問あたりに使える時間が長くなります。勉強時間の目安が第二種60時間、第一種50〜100時間と差がつくのも、この範囲の違いが理由です。

第二種を取ると、どの会社でも衛生管理者になれますか?

なれません。第二種免許で選任できるのは、情報通信業・金融保険業・卸売小売業など有害業務と関連の少ない一定の業種に限られます(出典: 安全衛生技術試験協会)。製造業・建設業・医療業などを含むすべての業種をカバーするのは第一種免許です。選任義務が生じるのは常時50人以上の事業場です(労働安全衛生法12条1項)。勤務先や転職先の業種が対象に入るかを先に確かめると、どちらを受けるかで迷いません。

第二種を取ってから第一種に進むこともできますか?

できます。第二種免許を受けた人が第一種を受ける場合は「特例第一種衛生管理者免許試験」になり、有害業務に係る労働衛生と関係法令だけの計20問・2時間に短縮されます(出典: 安全衛生技術試験協会)。第二種で学んだ労働生理と有害業務以外の範囲を受け直さずに済む仕組みです。第二種45.8・第一種48.0のスコア差は、この上乗せ分の範囲を反映しています。

難易度スコア45.8は、他の資格と比べてどの位置ですか?

スコアを算出できる77資格中50位です。第一種(48.0)の下で、賃貸不動産経営管理士(46.7)やエネルギー管理士(47.8)と近い帯。合格率と勉強時間は軽い側ですが、実務経験という受験資格がスコアを中位に留めています。

第二種衛生管理者の偏差値はいくつですか?

当サイトの統計換算では偏差値47.1です(難易度スコア45.8・スコアを算出できる77資格中50位)。換算式と母集団は算出式ページで公開しています。

第二種衛生管理者は法律で設置が義務づけられていますか?

はい。一定規模以上の事業場の衛生管理者選任(業種は限定)(労働安全衛生法第12条第1項)が法律で定められており、事業を行うには有資格者を置く必要があります。無資格者がその業務を行うこと自体を禁じる規定(業務独占)は確認できませんでした。引用した条文はe-Gov法令検索の本文と照合しています(確認日 2026-08-01)。

第二種衛生管理者と他の資格の難易度比較

出典

  1. 合格率(令和7年度(受験40,653/合格19,796))出典: 安全衛生技術試験協会(指定試験機関)(確認日 )
  2. 合格率(令和6年度(受験39,262/合格19,546))出典: 安全衛生技術試験協会(指定試験機関)(確認日 )
  3. 合格率(令和5年度(受験37,061/合格18,374))出典: 安全衛生技術試験協会(指定試験機関)(確認日 )
  4. 勉強時間の目安 出典: アガルートアカデミー(通信講座公表値。第二種はおおよそ60時間・勉強期間の目安は2か月程度。出典は幅を示していないため単一値で収録)(確認日 )
  5. 受験料 出典: 安全衛生技術試験協会(指定試験機関)(確認日 )
  6. 試験日程 出典: 安全衛生技術試験協会(指定試験機関)(確認日 )
  7. 試験の形式 出典: 安全衛生技術試験協会「衛生管理者」(確認日 )