注意
合格率は協会が公表するCBT方式の暦年(1〜12月)別の値です。
- CBT方式については検定種別ごとの受験者数・合格者数が公表されていないため、当サイトが行っている「合格者数÷受験者数=公表合格率」の検算はこの3期については材料がなく実行できません。
- 人数が公表されていた最後のPBT方式(2021年6月20日・受験731/合格249/公表34.1%)では割り算が一致し、分母が受験者数であることを確認しています。
- 方式が変わると水準も変わり、PBT最終回の34.1%に対してCBTは46〜49%台です。
- 古いPBT値を「統計検定2級の合格率」として使うと10ポイント以上ずれます。
- 同じ2025年の他の級はCBTで準1級34.7%・3級54.2%・4級64.5%で、3級から2級より2級から準1級の段差のほうが大きく開きます。
- 2級の合格率は2023年49.1%→2024年48.1%→2025年46.1%と3期連続で下がっています。
- 出題は大学基礎課程レベルで、合格水準は100点満点中60点以上です(出典: 統計質保証推進協会)
統計検定2級の偏差値(難易度スコア換算)
統計検定2級の偏差値は36.9です(スコアを算出できる77資格中71位)。母集団の定義と換算式は算出式ページに。
図|統計検定2級の難易度スコアの作り方(3要素の加重合成)
- 合格率(重み0.45)
- 勉強時間(重み0.35)
- 受験資格(重み0.20)
統計検定2級の独占業務・設置義務(根拠条文)
統計検定2級には、業務独占・名称独占・必置(設置義務)のいずれの規定も現行条文で確認できませんでした(確認日 2026-08-06)。 統計質保証推進協会が実施する民間検定で、法令上の業務独占・名称独占・設置義務の規定はありません。
資格がないとできない仕事が法律で定められている資格は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にまとめています。
合格率の推移
直近3回の合格率の平均は47.8%。受かるのはおよそ10人に5人です。回ごとの値は下の表に。
図|統計検定2級の平均合格率は、収録資格の分布のどこか
| 年度・回 | 合格率 |
|---|---|
| 2025年・CBT方式(協会公表値・受験者数と合格者数は非公表) | 46.1% |
| 2024年・CBT方式(協会公表値・受験者数と合格者数は非公表) | 48.1% |
| 2023年・CBT方式(協会公表値・受験者数と合格者数は非公表) | 49.1% |
図|統計検定2級の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)
勉強時間の目安
目安は50〜60時間です。
図|統計検定2級の勉強時間の目安をものさしに置くと
図の詳しい読み方
同ページは3級取得済みや理系出身なら20〜30時間とも書いている。TACは同じ2級について90時間程度と公表しており事業者で割れる)・確認2026-08-06)。目安が取れた77資格の幾何平均を短いほうから数えると6番目で、中央値は245時間、最小は37時間、最大は5,477時間です。
1日2時間なら25〜30日かかります。1日に取れる時間ごとの期間は下の表のとおりです。
| 1日の勉強時間 | かかる期間 | 日数 |
|---|---|---|
| 1時間 | 1.6〜2.0ヶ月 | 50〜60日 |
| 2時間 | 0.8〜1.0ヶ月 | 25〜30日 |
| 3時間 | 0.6〜0.7ヶ月 | 17〜20日 |
出典: アガルートアカデミー(データサイエンス講座の公表値・50〜60時間程度。同ページは3級取得済みや理系出身なら20〜30時間とも書いている。TACは同じ2級について90時間程度と公表しており事業者で割れる)(確認日 )。
換算の前提は算出式ページに、開始日から完了予定日そのものを出す道具は勉強時間シミュレーターにあります(統計検定2級が選ばれた状態で開きます)。
統計検定2級の試験の形式(一次出典)
CBT方式で90分・35問程度を解きます。持ち込める電卓の種類が細かく決められています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験方法 | CBT方式試験 |
| 出題形式 | 4〜5肢選択問題 |
| 問題数 | 35問程度 |
| 試験時間 | 90分 |
| 合格水準 | 100点満点で60点以上 |
| 電卓 | 四則演算・百分率・平方根ができる普通電卓または事務用電卓のみ持ち込み可。関数電卓・プログラム電卓・グラフ電卓・金融電卓は不可 |
持ち込める電卓が種類で限定されていて、関数電卓やプログラム電卓は使えません。会場での貸し出しもなく、試験前に電卓の確認が行われることがあります。紙媒体のPBT方式試験は2021年で終了し、2級はCBT方式のみになりました。
出典: 統計質保証推進協会「統計検定2級」 (確認日 )。
出題形式・科目構成・免除の条件は年度で変わります。申込の前に、実施団体の最新の受験案内で確認してください。
受験資格
受験資格なし。「各試験では目標とする水準を定めていますが、年齢、所属、経験、および過去の合格実績などに関して、受験上の制限はありません」(出典: 統計質保証推進協会・よくあるご質問)。(区分: 誰でも受験可)
合格済みでも再受験でき、同じ種別を受け直す場合だけ前回受験から7日以上(168時間以上)空ける
同じIT分野には19件を収録していて、うち18件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるならIT分野のデータ表が早く着きます。
統計検定2級は入口と本番のどちらで絞る試験か
統計検定2級は「どちらでも絞らない」型です。
スコアに合成する前の2軸、本番の重さ(合格率スコア52.2)と入口の重さ(受験資格スコア0)で位置を決めています。 2軸としきい値の決め方は算出式ページに。
図|統計検定2級の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)
試験日程
CBT方式で通年実施。
- 決まった試験日はなく、オデッセイコミュニケーションズのサイトで会場と日時を検索して直接申し込む。
- 試験時間90分、4〜5肢選択で35問程度。
- 統計数値表は会場で配布され、電卓は一般電卓のみ持ち込める(関数電卓・プログラム電卓は不可)。
- 申込後の日程変更・種別変更・キャンセルはできない
同じ時期のほかの試験は、資格試験の日程カレンダー(通年・地域ごとの試験の一覧)で見られます。
受験料
7,000円
一般価格(税込)。学割価格は5,000円。20名以上の団体受験制度もある
独学 vs 通信講座
独学が向いている人
- 受験資格がなく通年のCBTなので、テキストを開いた日から自分のペースで進められる(出典: 統計質保証推進協会)
- 合格水準が100点満点中60点以上で、他の受験者の出来と関係なく得点だけを積める(出典: 同協会)
- 3級の内容が頭に入っている、または理系課程で確率・統計に触れている
通信講座が向いている人
- 確率分布や仮説検定がはじめてで、テキストの最初の数十ページで手が止まる
- 勉強時間の目安が50〜60時間から90時間程度まで事業者間で割れており、自分の総量を見積もれない(出典: アガルートアカデミー/TAC)
- 会場に持ち込めるのは一般電卓だけなので、関数電卓に頼らない計算の型を先に作っておきたい(出典: 統計質保証推進協会)
統計検定2級は申込後の日程変更・種別変更・キャンセルができないため、教材を選ぶより先に受験日を決める順番になります。当サイトは講座名・料金を載せず、まず一次データで判断できる状態を優先しています(個別講座の比較は準備中です)。
編集部の見解
統計検定2級でつまずくのは試験より数字の読み方です。合格率を引く前に、それがどの方式・どの級の値かを確かめてください
受験資格の寄与はゼロ。合格率と勉強時間の2つだけで、この位置まで積み上がっています(ページ上部のスコア内訳バー)。順位は71位で、すぐ上がX線作業主任者(33.0)、すぐ下が看護師(29.7)です。入口で人を選ばず、当日の得点だけで決まる試験ということです。合格ラインは100点満点中60点以上に固定。周りの出来がよかったから落ちた、という結末は起きません。積んだぶんがそのまま点に出る試験です。
この資格でいちばん多い事故は、勉強の中身ではなく数字の取り違えです。方式がPBTからCBTへ切り替わったところで、水準が10ポイント以上動きました。PBT最終回の34.1%と現行の46〜49%台は別物です(上の注意書き)。級を跨いだ混同も起きます。2級の数字だけを見て「統計検定は半分受かる」と決めると、次に準1級へ進むときに見積もりが崩れます。
もうひとつ正直に書いておくと、当サイトは他資格でやっている合格者数÷受験者数の検算を、この3期については実行できていません。CBTは種別ごとの人数が公表されていないためです。検算できた最後の回(PBT最終回)では割り算が一致しました。
計画の立て方は年1回の試験と逆になります。通年のCBTで、締め切りが外から来ません。だから締め切りを自分で作るところまでが計画です。テキストを1周してから申し込むのではなく、先に受験日を1つ押さえて、そこまでの日数で回してください。
日程変更もキャンセルもできない仕組みが、そのまま強制力になります。落ちた場合も同じ種別を7日空ければ受け直せるので、1回の失敗で失うのは1週間と受験料であって、1年ではありません。
取る意味は職場より自分の側にあります。この検定には業務独占も名称独占も設置義務もありません。持っていても事業所が数える人数は変わらず、席は増えません。効くのは、データを扱う会話で前提を共有できることのほうです。回帰や検定の話を、用語の定義から確認せずに進められる相手かどうか。実務では、ここが大きな差になります。
受験資格がないので3級から順に上がる必要もなく、業務で統計に触れている人はここから入って構いません。逆に、肩書きとして効く資格を探しているなら、法律が業務や名称を囲っている側の資格を先に見たほうが早いはずです。
この見解が寄りかかっているデータ
- 「入口で人を選ばない」の根拠は、上のスコア内訳における受験資格の寄与ゼロ(区分=受験資格なし・出典: 統計質保証推進協会のよくあるご質問)
- 「合格ラインが固定されている」の根拠は、上の注意書き(合格水準は100点満点中60点以上・出典: 同協会)
- 「方式で水準が動いた」「級で数字が離れる」の根拠は、上の合格率の推移表とその下の注意書き(PBT最終回の公表値と受験者数・合格者数、CBTの各級の値/出典: 同協会)
- 「検算できていない」の根拠は、同じ注意書き(CBT方式は検定種別ごとの受験者数・合格者数が非公表)と、当サイトが合格率に対して行っている合格者数÷受験者数の照合手順
- 「締め切りを自分で作る」「7日で受け直せる」の根拠は、上の試験日程(通年CBT・申込後の日程変更と種別変更とキャンセルは不可)と受験資格欄(同一種別の再受験は前回から7日以上)
- 「席は増えない」の根拠は、上の独占業務・設置義務の欄(業務独占・名称独占・必置のいずれの規定も現行条文で確認できず・確認日つき)
よくある質問
統計検定2級に受験資格はありますか?落ちたらいつ受け直せますか?
受験資格はありません。年齢・所属・経験・過去の合格実績による制限がないと協会が明記しています(出典: 統計質保証推進協会)。CBT方式で通年実施されているため、落ちても同じ種別を前回受験から7日以上空ければ受け直せます。ただし申込後の日程変更・種別変更・キャンセルはできないので、押さえた日は動かせないものとして選んでください。
合格率47.8%はどう読めばいいですか?
協会が公表するCBT方式の暦年別の値で、直近の3期は49%から46%へ連続で下がっています(出典: 統計質保証推進協会)。級の段差は上に行くほど大きく、準1級との差は3級との差より開きます(各級の値は上の注意書き)。合格ラインは固定で、他の受験者の出来によって動く仕組みではありません。
34.1%という合格率を見かけましたが、どちらが正しいですか?
34.1%はPBT方式(会場一斉のペーパー試験)の最終回、2021年の値です(出典: 統計質保証推進協会)。現行のCBT方式は46〜49%台で、方式の切り替えで水準が10ポイント以上動いています。古いPBTの数字を現行の合格率として引くとずれます。なお当サイトは合格率を合格者数÷受験者数で検算していますが、CBTは種別ごとの人数が公表されておらず、直近3期は検算できていません。
勉強時間はどのくらい見ておけばいいですか?
当サイトの採用値は50〜60時間です(出典: アガルートアカデミーの公表値)。同じページには3級取得済みや理系出身なら20〜30時間という記述もあり、TACは90時間程度と公表しています。事業者によって倍近く割れる数字なので、1点として受け取らないでください。3級相当の内容が頭に入っているかどうかで、幅のどちら側に寄せるかを決めるのが実務的です。
難易度スコア32.1・偏差値36.9は他の資格と比べてどの位置ですか?
スコアを算出できる77資格中71位で、すぐ上がX線作業主任者(33.0)、すぐ下が看護師(29.7)です。同じIT・データ系で並べると、G検定(15.5)より上、ITパスポート(36.0)や基本情報技術者(40.5)より下の帯に入ります。偏差値は77資格の難易度スコアを平均50・標準偏差10へ換算した相対値で、他サイトの主観的な資格偏差値の転記ではありません。母集団が変わると値も変わります。
統計検定2級に独占業務はありますか?
ありません。統計質保証推進協会が実施する民間検定で、法令上の業務独占・名称独占・設置義務の規定はありません。業務独占・名称独占・必置のいずれの規定も、現行条文では確認できませんでした(確認日 2026-08-06)。
出典