直近合格率(平均)
42.3%
勉強時間の目安
100〜200h
受験料
2,850円
注意
合格率は年により31〜51%と大きく振れる。測量士補は測量士より易しく、土地家屋調査士試験の午前試験免除の資格としても受験される。過去問の反復で対応しやすい試験
測量士補の偏差値(難易度スコア換算)
測量士補の偏差値は42.3です。 当サイト収録で難易度スコアを算出できる76資格を母集団として、 平均50・標準偏差10へ統計的定義どおりに換算した値です(偏差値 = 50 + 10 ×(難易度スコア − 母平均)÷ 母標準偏差)。
予備校・個人サイトが公表する主観的な「資格偏差値」の転記ではありません。母集団(収録資格)が変わると値も変わる相対値です。 スコアを算出できる76資格の偏差値一覧と算出式・母集団の定義は資格偏差値一覧で公開しています。
測量士補の独占業務・設置義務(根拠条文)
測量士補について、資格を持つ人に業務や名称を限定する規定、事業者に設置を義務づける規定を現行条文から拾いました。 分類の根拠はe-Gov法令検索の条文本文で、引用した文が本文に実在することを機械照合しています(確認日 2026-07-26)。
| 分類 | 対象 | 根拠条文 |
|---|---|---|
| 業務独占 | 基本測量・公共測量の技術者業務(測量士の計画に従う) | 測量法第48条第1項 |
- 測量法第48条第1項: 測量士補は、測量士が作製した計画に従って測量に従事します(同条3項)。計画そのものを作製・実施できるのは測量士だけです。
収録94資格を同じ基準で分類した一覧は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にあります。 法改正で規定は変わるため、業務の可否に関わる判断はリンク先の現行条文で確認してください。
合格率の推移
| 年度・回 | 合格率 |
|---|---|
| 令和8年(2026・受験12,269/合格5,447) | 44.4% |
| 令和7年(2025・受験13,363/合格6,837) | 51.2% |
| 令和6年(2024・受験13,633/合格4,276) | 31.4% |
図|測量士補の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)
勉強時間の目安
100〜200時間が目安です(出典: 東京法経学院(予備校公表値・目安約200時間))。学習環境や前提知識によって個人差があります。
この目安は、1日に取れる時間で割らないと自分の予定に落ちません。よくあるペースで割ると、かかる期間はこうなります。
| 1日の勉強時間 | かかる期間 | 日数 |
|---|---|---|
| 1時間 | 3.3〜6.6ヶ月 | 100〜200日 |
| 2時間 | 1.6〜3.3ヶ月 | 50〜100日 |
| 3時間 | 1.1〜2.2ヶ月 | 34〜67日 |
毎日休まず進めた場合の単純計算です(1ヶ月=30.4日で換算)。実際には空く日が出るので、この期間より後ろに倒れます。開始日を入れて完了予定日そのものを出すなら勉強時間シミュレーターを開いてください。測量士補が選ばれた状態で始まります。
受験資格
受験資格なし。学歴・年齢・性別・実務経験・国籍に関係なく受験できる(出典: 国土地理院・試験概要)(区分: 誰でも受験可)
同じその他分野には32件を収録していて、うち24件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるならその他分野のデータ表が早く着きます。
測量士補は入口と本番のどちらで絞る試験か
難易度スコアは合格率・勉強時間・受験資格を1つの数字に合成します。合成すると、受験資格で人を絞ってから易しい試験をする資格と、誰でも受けられるが本番で大量に落とす資格が、同じ点数に並びます。 そこで合成する前の2軸に戻すと、測量士補は「どちらでも絞らない」の位置に入ります(本番の重さ=合格率スコア57.7、入口の重さ=受験資格スコア0)。 この2軸としきい値の決め方は難易度スコアの算出式で公開しています。
図|測量士補の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)
試験日程
年1回・5月(令和8年は5月17日)
受験料
2,850円 (書面申請の受験手数料(収入印紙で納付)。電子申請は2,800円)
独学 vs 通信講座
独学が向いている人
- 費用を抑えられる。出題範囲が限られ、過去問の反復で対応しやすいため独学向き
- 勉強時間100〜200時間を、5月の試験まで自分で配分できる
- 受験資格がないため、学生でも社会人でも思い立った年から受験できる
通信講座が向いている人
- 数学や測量計算に苦手意識があり、解き方を体系立てて教わりたい
- 短期間で確実に合格ラインへ届く学習を、まとまった教材で進めたい
測量士補は過去問中心で独学しやすい試験です。講座選びの前に、まず測量計算に苦手意識があるかを確認すると、独学で足りるか講座が要るかの判断がしやすくなります。
編集部の見解
測量士補は入門帯のスコアで業務独占の条文を持っています。難易度と、法律が囲っている範囲は別々に見てください
スコアは61位で、すぐ上が介護福祉士(45.2)、すぐ下がビジ法2級(43.3)です。上の選抜の型の図では「どちらでも絞らない」の側に入ります。入口に制限がなく、合格率スコアも当サイトのしきい値より下だからです。平均合格率は42.3%で、低い順に並べると53番目です。数字だけ見れば入門帯にいます。ところが上の独占業務の表には業務独占の条文が1本あります。基本測量・公共測量に技術者として従事するには、登録された測量士か測量士補でなければならない。スコアが低いことと、法律が囲っている範囲が狭いことは、連動しません。当サイトがスコアの表と条文の表を別々に置いているのは、この2つを混ぜて読むと判断を外すからです。
合格率の振れも、他の試験とは意味が違います。上のレンジバーの帯は長く、要約にあるとおり振れ幅は中央値より大きい側です。ただし同ページのよくある質問に書いたとおり、この試験の合格基準は点数で固定された絶対評価です。合格率が動いているのは、その年の問題の難易が動いた結果であって、他の受験者の出来で自分の合否が決まる仕組みではありません。だから「合格率の高い年を狙う」という発想が成り立ちません。基準点を超える力を作れば、どの年に当たっても同じ答えが出ます。合格基準点そのものが回ごとに動く賃貸不動産経営管理士(52.0)とは、ちょうど逆の性質です。
始め方は単純です。年1回・5月で(上の試験日程)、目安は100〜200時間(上の勉強時間の欄)。上の期間表で1日に取れる時間の行を選び、5月から逆算した開始月を出せば計画は決まります。受験手数料は上の受験料の欄のとおりで、年に一度の出費としては小さく収まります。範囲が限られていて過去問の反復が得点に直結する試験なので、開始月さえ守れば、途中で教材を増やす必要はあまり出てきません。
土地家屋調査士(67.0)の午前免除を目的に受ける人は、先に持ち物を確認してください。免除を作れるのは測量士補だけではありません。調査士ページの受験資格の欄には、測量士・一級建築士・二級建築士(67.3)も並んでいます。どれかをすでに持っているなら、免除のためだけにこの試験を受ける必要はありません。何も持っていない場合は、上の期間表で見えるとおり短い期間で作れる免除なので、調査士本体の学習量(土地家屋調査士ページの勉強時間の欄)に対して割の合う投資になります。
勧めないのは、履歴書に書ける国家資格を1つという動機で選ぶ場合です。上の表の条文が守っているのは基本測量・公共測量の技術者業務で、その現場に行かないかぎり効きません。測量の仕事に入る予定があるか、調査士の午前免除を作りたいか、そのどちらかに当てはまるかを先に決めてから教材を開いてください。
この見解が寄りかかっているデータ
- 「どちらでも絞らない側」の根拠は、上の選抜の型の図の座標(本番の重さ=合格率スコア、入口の重さ=受験資格スコア/しきい値は算出式ページで公開)と、上の受験資格の欄(受験資格なし/出典: 国土地理院)
- 「業務独占の条文がある」の根拠は、上の独占業務の表(測量法第48条第1項/条文本文と機械照合済み)
- 「合格率の振れは問題の難易から来る」の根拠は、上のレンジバーの要約(収録資格の振れ幅の中央値との比較)と、同ページのよくある質問に書いた合格基準(点数で固定された絶対評価/出典: 国土地理院)
- 「賃貸不動産経営管理士とは逆」の根拠は、賃貸不動産経営管理士ページの注意書き(合格基準点が回ごとに変動する旨/出典は同ページ)
- 「免除を作れるのは測量士補だけではない」の根拠は、土地家屋調査士ページの受験資格の欄(測量士・測量士補・一級/二級建築士は申請により午前の部が免除される旨/出典は同ページ)
- 「短い期間で作れる免除」の根拠は、上の期間表(目安を1日あたりの時間で割った算術/目安の出典: 東京法経学院)と、土地家屋調査士ページの勉強時間の欄(出典は同ページ)
よくある質問
測量士補試験に受験資格はありますか?
ありません。学歴・年齢・性別・実務経験・国籍を問わず誰でも受験できます(出典: 国土地理院)。測量の実務や専門教育がなくても挑戦でき、学生の受験も多い試験です。合格して登録すると、測量士の作成した計画に従って測量に従事できます。
測量士補試験の合格率は?
令和8年(2026)は受験12,269人中5,447人が合格し、合格率44.4%でした(出典: 国土地理院)。令和7年51.2%・令和6年31.4%と、年により大きく振れます。700点満点中450点以上(各問25点)が合格基準の絶対評価で、その年の問題の難易で合格率が変わります。
測量士補試験の合格に必要な勉強時間は?
100〜200時間が目安です(出典: 東京法経学院)。1日1〜2時間なら数か月で届く分量で、当サイト収録資格の中では軽めです。出題範囲が限られ、過去問と似た問題が繰り返されるため、過去問中心の学習が得点に直結しやすい試験です。
難易度スコア44.8は、他の資格と比べてどの位置ですか?
スコアを算出できる76資格中61位です。勉強時間100〜200時間が短く、合格率も30〜50%(平均42.3%)と高めのため、スコアは下位に位置します。ITパスポート(41.4)に近い入門帯です。スコアは合格率・勉強時間・受験資格から当サイトが算出した独自指標で、算出式は算出式ページで公開しています。
測量士補は何に役立ちますか?試験はいつですか?
年1回・5月の筆記試験です(出典: 国土地理院)。測量士補そのものの業務に加え、土地家屋調査士試験の午前試験が免除される資格としても受験されます。そのため、土地家屋調査士を目指す人が足がかりに取ることも多い試験です。
測量士補の偏差値はいくつですか?
当サイトの統計換算では偏差値42.3です。スコアを算出できる76資格の難易度スコア(合格率・勉強時間・受験資格から算出し、式を公開)を平均50・標準偏差10へ換算した相対値で、予備校や他サイトが公表する主観的な資格偏差値の転記ではありません。母集団が変わると値も変わります。
測量士補にしかできない仕事はありますか?
あります。基本測量・公共測量の技術者業務(測量士の計画に従う)(測量法第48条第1項)が、資格を持つ人に限られると法律で定められています。引用した条文はe-Gov法令検索の本文と照合しています(確認日 2026-07-26)。
出典
- 試験日程 出典: 国土地理院(確認日 )
- 勉強時間の目安 出典: 東京法経学院(予備校公表値・目安約200時間)(確認日 )
- 受験料 出典: 国土地理院(確認日 )