直近合格率(平均)
36.6%
勉強時間の目安
30〜50h
受験料
4,400円
注意
合格率・受験者数は消防試験研究センターが公表する類別の年度集計(乙種第6類・令和7年度=令和7年4月〜令和8年3月)。受験料・日程は都道府県ごとに実施され、居住地以外でも受験できる
消防設備士乙6の偏差値(難易度スコア換算)
消防設備士 乙種第6類の偏差値は40.2です。 当サイト収録で難易度スコアを算出できる76資格を母集団として、 平均50・標準偏差10へ統計的定義どおりに換算した値です(偏差値 = 50 + 10 ×(難易度スコア − 母平均)÷ 母標準偏差)。
予備校・個人サイトが公表する主観的な「資格偏差値」の転記ではありません。母集団(収録資格)が変わると値も変わる相対値です。 スコアを算出できる76資格の偏差値一覧と算出式・母集団の定義は資格偏差値一覧で公開しています。
消防設備士乙6の独占業務・設置義務(根拠条文)
消防設備士 乙種第6類について、資格を持つ人に業務や名称を限定する規定、事業者に設置を義務づける規定を現行条文から拾いました。 分類の根拠はe-Gov法令検索の条文本文で、引用した文が本文に実在することを機械照合しています(確認日 2026-07-26)。
| 分類 | 対象 | 根拠条文 |
|---|---|---|
| 業務独占 | 第6類消防用設備等(消火器)の整備 | 消防法第17条の5 |
- 消防法第17条の5: 乙種が行えるのは整備までで、工事はできません。6類は乙種のみで、甲種は設定されていません。
収録94資格を同じ基準で分類した一覧は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にあります。 法改正で規定は変わるため、業務の可否に関わる判断はリンク先の現行条文で確認してください。
合格率の推移
| 年度・回 | 合格率 |
|---|---|
| 令和7年度(受験32,400/合格11,541) | 35.6% |
| 令和6年度(受験25,835/合格9,345) | 36.2% |
| 令和5年度(受験25,136/合格9,567) | 38.1% |
図|消防設備士乙6の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)
勉強時間の目安
30〜50時間が目安です(出典: SAT株式会社(技術系資格の通信講座)「乙種6類(消火器)などの場合は30〜50時間(約1ヶ月)」)。学習環境や前提知識によって個人差があります。
この目安は、1日に取れる時間で割らないと自分の予定に落ちません。よくあるペースで割ると、かかる期間はこうなります。
| 1日の勉強時間 | かかる期間 | 日数 |
|---|---|---|
| 1時間 | 1.0〜1.6ヶ月 | 30〜50日 |
| 2時間 | 0.5〜0.8ヶ月 | 15〜25日 |
| 3時間 | 0.3〜0.6ヶ月 | 10〜17日 |
毎日休まず進めた場合の単純計算です(1ヶ月=30.4日で換算)。実際には空く日が出るので、この期間より後ろに倒れます。開始日を入れて完了予定日そのものを出すなら勉強時間シミュレーターを開いてください。消防設備士乙6が選ばれた状態で始まります。
受験資格
受験資格なし(公式受験資格ページに「乙種 誰でも受験できます」と明記)(区分: 誰でも受験可)
同じその他分野には32件を収録していて、うち24件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるならその他分野のデータ表が早く着きます。
消防設備士乙6は入口と本番のどちらで絞る試験か
難易度スコアは合格率・勉強時間・受験資格を1つの数字に合成します。合成すると、受験資格で人を絞ってから易しい試験をする資格と、誰でも受けられるが本番で大量に落とす資格が、同じ点数に並びます。 そこで合成する前の2軸に戻すと、消防設備士 乙種第6類は「どちらでも絞らない」の位置に入ります(本番の重さ=合格率スコア63.4、入口の重さ=受験資格スコア0)。 この2軸としきい値の決め方は難易度スコアの算出式で公開しています。
図|消防設備士乙6の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)
試験日程
都道府県ごとに実施(各道府県支部・東京都は中央試験センター)。試験日程・受付期間は支部ごとに異なるが、乙6は受験者が多く、令和7年度の月別統計では12か月すべてで全国どこかの都道府県で実施されている。居住地にかかわらず希望する都道府県で受験可能。電子申請可。日程は公式の「試験日程一覧」(https://shinsei.shoubo-shiken.or.jp/shoubou_ia/iajs9001.do?menjo_kbn=2)で確認
受験料
4,400円 (乙種の試験手数料。令和5年12月公布の政令改正による標準額改定で、令和6年5月1日以降の申請から適用(出典は中央試験センター=東京都の告知。手数料は各都道府県の条例に基づくが標準額は全国共通))
独学 vs 通信講座
独学が向いている人
- 教材費だけで挑める。市販テキスト1冊+過去問で合格圏に届く分量
- 勉強時間30〜50時間と短く、仕事と並行しても1〜2か月で仕上がる
- 毎月どこかで受験できるため、不合格でもすぐ再挑戦しやすい
通信講座が向いている人
- 実技(鑑別)の記述答案を添削してもらいたい
- テキストを読む習慣がなく、動画で流し込みたい
乙6は独学者の多い試験です。迷ったらまず市販テキストを1冊立ち読みし、消火器の構造図を読めそうかを確かめると判断しやすくなります。
編集部の見解
乙6は工事ができません。消火器の点検・整備で完結しない現場を見ているなら、取る前に次の類を決めてください
ページ上部のスコア内訳バーを見てください。受験資格の寄与はゼロ、勉強時間の寄与も小さく、位置は63位、すぐ上がビジ法2級(43.3)、すぐ下が精神保健福祉士(41.6)です。ただし、この位置を「やさしい試験」と読み替えないでください。上の合格率の推移表を下の行から上へ、古い年度から新しい年度の順に読むと、3年続けて下がっています。近い順位に並ぶ資格と比べても、乙6の合格率の寄与は大きい側です。平均36.6%は、受けた人の6割以上が落ちている割合です。
取ったあとに何ができるかは、上の独占業務の表の注記まで読んでください。消防法第17条の5が囲っているのは工事と整備ですが、乙種が行えるのは整備までで、工事はできません。しかも第6類には甲種が設定されていないので、この類では乙6が上限です。同じ類を登り直して上位の免状に届く、という道がありません。設置工事の側に入る予定があるなら、次に受けるのは6類の上ではなく別の類になります。
日程は自分で決めることになります。上の試験日程のとおり、乙6は受験者が多く毎月どこかの都道府県で実施され、居住地に関係なく受けられます。当サイトが算出する再挑戦インターバルも1か月です(算出式ページ)。落ちても翌月に次があるかわりに、外から締め切りが来ません。上の期間表で自分が毎日取れる時間の行を選び、その先の回を先に押さえてから教材を開いてください。仕上がってから申し込む順にすると、締め切りが無いぶん仕上がりません。
勧める相手は、消火器に触る現場に立つ人です。ビル管理や設備管理で点検を担当するなら、条文が囲っているのはその作業そのもので、資格が席を作ります。上の勉強時間の目安は30〜50時間、受験資格も要りません。現場に入る前に先に取っておける軽さがあります。逆に、点検の現場に立つ予定がないなら選ぶ理由は薄い。表にあるのは整備を囲う規定だけで、名乗りを保護する規定は並んでいません。
消防設備士を仕事の柱にするなら、乙6のあとの分岐まで先に見ておいてください。乙種の免状を取って整備の実務を2年積むと、甲種の受験資格になります(消防設備士甲種第4類ページのよくある質問/出典: 消防試験研究センター)。ただしこのルートは2年を時間で払う道です。電気工事士の免状で入口を作れば、その2年を待たずに甲4へ進めます。乙6は入口として軽い一方、上へ抜ける道は自動では続いていません。
この見解が寄りかかっているデータ
- 「位置が下側でも試験がやさしいわけではない」の根拠は、上のスコア内訳(合格率0.45・勉強時間0.35・受験資格0.20の加重/算出式ページで公開)と、同じ式・同じデータで出した近い順位の資格の合格率スコア
- 「3年続けて下がっている」の根拠は、上の合格率の推移表(令和5〜7年度/出典: 消防試験研究センターの類別年度集計)と、スコアが直近3回の平均を使う算出式
- 「工事ができない」「6類に甲種が無い」の根拠は、上の独占業務の表と注記(消防法第17条の5/条文本文と機械照合済み。乙種が行えるのは整備まで・6類は乙種のみ)
- 「毎月どこかで受けられる」の根拠は、上の試験日程(都道府県ごとに実施、乙6は12か月すべてで実施/出典: 消防試験研究センター)と、再挑戦インターバルの判定ルール(算出式ページ)
- 「現場に入る前に取れる」の根拠は、上の受験資格の欄(乙種は誰でも受験できる/出典: 同)と上の勉強時間の目安(出典: SAT)
- 「乙種免状+整備の実務2年で甲種の受験資格」の根拠は、消防設備士甲種第4類ページのよくある質問(出典: 消防試験研究センター)
よくある質問
消防設備士乙種6類に受験資格はありますか?
ありません。公式の受験資格ページに「乙種 誰でも受験できます」と明記されています(出典: 消防試験研究センター)。乙6は消火器の整備・点検を扱う区分で、受験者数は消防設備士の全区分で最多です。ビルメンテナンス系の求人でよく挙がる資格です。
消防設備士乙種6類の合格率は?
令和7年度は受験32,400人中合格11,541人で35.6%でした(出典: 消防試験研究センターの月別試験実施状況を当サイトが年度合算。合格者数は公式の年度別合格者数と一致を確認済み)。令和6年度36.2%・令和5年度38.1%で、例年3人に1人強が合格しています。
消防設備士乙種6類の合格に必要な勉強時間は?
30〜50時間(約1か月)が目安です(出典: SAT)。筆記(マークシート)と実技(写真・イラストを見て記述する鑑別)で構成され、消火器の構造・規格の暗記が中心です。実技といっても器具を操作する試験ではありません。
難易度スコア42.4は、他の資格と比べてどの位置ですか?
スコアを算出できる76資格中63位です。合格率3割台(平均36.6%)に対し勉強時間が30〜50時間と短く、誰でも受験できるため、スコアは下位の帯に入ります。同じ暗記中心の危険物乙4(45.4)と並ぶ、入門しやすい国家資格です。スコアは合格率・勉強時間・受験資格から当サイトが算出した独自指標です。
消防設備士乙種6類の試験はいつ・どこで受けられますか?
都道府県ごとに実施され、乙6は受験者が多いため毎月全国のどこかで試験があります(出典: 消防試験研究センター)。居住地に関係なく好きな都道府県で受験でき、電子申請にも対応しています。試験手数料は4,400円です。
消防設備士乙6の偏差値はいくつですか?
当サイトの統計換算では偏差値40.2です。スコアを算出できる76資格の難易度スコア(合格率・勉強時間・受験資格から算出し、式を公開)を平均50・標準偏差10へ換算した相対値で、予備校や他サイトが公表する主観的な資格偏差値の転記ではありません。母集団が変わると値も変わります。
消防設備士乙6にしかできない仕事はありますか?
あります。第6類消防用設備等(消火器)の整備(消防法第17条の5)が、資格を持つ人に限られると法律で定められています。引用した条文はe-Gov法令検索の本文と照合しています(確認日 2026-07-26)。
出典