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資格のものさし

その他・国家資格

消防設備士 乙種第6類

主催: 消防試験研究センター

難易度スコア 35.4 / 100 算出できる77資格中 66位 偏差値 39.3 77資格の平均が50 直近3回の合格率(平均) 36.6 % 受かるのはおよそ10人に4人です 勉強時間の目安 30〜50 時間 1日2時間なら15〜25日 受験料 4,400 円 誰でも受験できる 役に立ちやすさ法律上の位置づけ 業務独占 この資格がないとできない仕事がある(根拠条文1本)

スコアの算出式 ・77資格を難易度順に並べて比べる

消防設備士 乙種第6類

注意

合格率・受験者数は消防試験研究センターが公表する類別の年度集計(乙種第6類・令和7年度=令和7年4月〜令和8年3月)。

受験料・日程は都道府県ごとに実施され、居住地以外でも受験できる

消防設備士乙6の偏差値(難易度スコア換算)

消防設備士 乙種第6類の偏差値は39.3です(スコアを算出できる77資格中66位)。母集団の定義と換算式は算出式ページに。

図|消防設備士乙6の難易度スコアの作り方(3要素の加重合成)

消防設備士乙6の難易度スコア35.4の作り方(3要素の加重合成)合格率スコア63.4に0.45、勉強時間スコア19.6に0.35、受験資格スコア0.0に0.2を掛けて足すと35.4になる。バーの横軸はすべて0〜100点の同じ尺。素の数字 → 要素スコア → 重み → 寄与した点 バーの横軸: 難易度スコアの点(0〜100) うすい枠=その要素が出せる点の上限(合格率45点・勉強時間35点・受験資格20点)合格率36.63%直近3回の平均100 − 36.63 = 63.4× 0.4528.5点勉強時間30〜50h幾何平均 38.7h100 × (log10(38.7) − 1) ÷ 3 = 19.6× 0.356.9点受験資格誰でも受験可区分表の段階値区分表の値をそのまま = 0.0× 0.200.0点3本を足した合計=難易度スコア35.4 / 100 0255075100
  • 合格率(重み0.45)
  • 勉強時間(重み0.35)
  • 受験資格(重み0.20)
図の要約。消防設備士 乙種第6類の難易度スコア35.4は、合格率スコア63.4×0.45=28.5点、勉強時間スコア19.6×0.35=6.9点、受験資格スコア0.0×0.20=0.0点の合計です。 バーの尺の読み方

消防設備士乙6の独占業務・設置義務(根拠条文)

消防設備士 乙種第6類について、資格を持つ人に業務や名称を限定する規定、事業者に設置を義務づける規定を現行条文から拾いました(e-Gov法令検索の本文と機械照合・確認日 2026-07-26)。

分類 対象 根拠条文
業務独占 第6類消防用設備等(消火器)の整備 消防法第17条の5
  • 消防法第17条の5: 乙種が行えるのは整備までで、工事はできません。6類は乙種のみで、甲種は設定されていません。

法改正で規定は変わるので、業務の可否はリンク先の現行条文で確かめてください。収録98資格を同じ基準で分類した一覧は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にあります。

消防設備士乙6を動画で学ぶ(YouTube)

当サイトのYouTubeチャンネル「@shikaku-monosashi」で公開している消防設備士乙6の動画は3本(ショート3本)です。

合格率の推移

直近3回の合格率の平均は36.6%。受かるのはおよそ10人に4人です。回ごとの値は下の表に。

図|消防設備士乙6の平均合格率は、収録資格の分布のどこか

消防設備士乙6の平均合格率36.6%が、収録98資格の分布のどこにあるか 箱は第1四分位18.0%から第3四分位56.8%、箱の中の線は中央値31.8%、ひげの端は最小3.6%と最大99.1%。四分位は線形補間で算出。横軸は0〜100%固定。 箱=収録98資格の真ん中2分の1/ひげ=最小と最大 横軸: 平均合格率(%・0〜100固定) 消防設備士乙6 36.6% 真ん中2分の1の箱の中 0 20 40 60 80 100 箱の左端 18.0% 中央値 31.8% 右端 56.8% 最小 3.6% 最大 99.1%
図の要約。消防設備士 乙種第6類の直近3回の平均合格率36.6%は、収録98資格の平均合格率を並べたときの真ん中2分の1の箱の中にあります(低いほうから56番目)。 箱ひげの読み方
年度・回 合格率
令和7年度(受験32,400/合格11,541) 35.6%
令和6年度(受験25,835/合格9,345) 36.2%
令和5年度(受験25,136/合格9,567) 38.1%

図|消防設備士乙6の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)

消防設備士乙6の合格率のレンジ: 収録3回で35.6%から38.1%最小35.6%、平均36.6%、最大38.1%。振れ幅は2.5ポイント。横軸は0〜100%固定。 帯=収録している直近3回の合格率の幅 横軸: 合格率(%・0〜100固定) 最小 35.6% 最大 38.1% 020406080100平均 36.6%(難易度スコアはこの1点を使う)破線=収録98資格の平均合格率の中央値 31.8%
図の要約。消防設備士乙6の合格率は、難易度スコアに使っている直近3回で35.6%から38.1%まで動いています(振れ幅2.5ポイント・平均36.6%)。振れ幅を算出できた97件の中央値は3.00ポイントなので、この試験は中央値より小さく動いています。直近の令和7年度(受験32,400/合格11,541)は35.6%で、収録している回のなかで最も低い値です。破線は収録98資格の平均合格率の中央値31.8%で、消防設備士乙6の平均36.6%はその右(通りやすい側)にあります。 レンジバーの読み方

勉強時間の目安

目安は30〜50時間です。

図|消防設備士乙6の勉強時間の目安をものさしに置くと

消防設備士乙6の勉強時間の目安 30〜50時間をものさしに置いた図帯は30〜50時間、印は幾何平均39時間。目盛りは対数で、下に並ぶ薄い線は勉強時間の目安が取れた77資格それぞれの幾何平均(最小37時間・中央値245時間・最大5,477時間)。帯=出典が示す目安の幅/縦線=スコアが使う1点 目盛り: 勉強時間(時間・対数) 30〜50時間(幾何平均 39h = スコアの入力)10h100h1,000h10,000h目安が取れた77資格の中央値 245h
図の要約。消防設備士 乙種第6類の目安は30〜50時間で、難易度スコアはこの幅の幾何平均39時間を入力に使います(出典: SAT株式会社(技術系資格の通信講座)「乙種6類(消火器)などの場合は30〜50時間(約1ヶ月)」・確認2026-07-18)。 対数目盛りの読み方
図の詳しい読み方

目安が取れた77資格の幾何平均を短いほうから数えると2番目で、中央値は245時間、最小は37時間、最大は5,477時間です。

1日2時間なら15〜25日かかります。1日に取れる時間ごとの期間は下の表のとおりです。

1日の勉強時間 かかる期間 日数
1時間 1.0〜1.6ヶ月 30〜50日
2時間 0.5〜0.8ヶ月 15〜25日
3時間 0.3〜0.6ヶ月 10〜17日

出典: SAT株式会社(技術系資格の通信講座)「乙種6類(消火器)などの場合は30〜50時間(約1ヶ月)」(確認日 )。

換算の前提は算出式ページに、開始日から完了予定日そのものを出す道具は勉強時間シミュレーターにあります(消防設備士乙6が選ばれた状態で開きます)。

消防設備士乙6の試験の形式(一次出典)

筆記30問と実技5問を1時間45分で解きます。乙種第6類は機械の類で、電気分野の出題がありません。

項目 内容
筆記の出題数 消防関係法令 共通6問・第6類4問、基礎的知識(機械)5問、構造・機能・整備(機械)9問・規格6問
実技の出題数 鑑別等5問(製図はなし)
試験時間 1時間45分(免除なしの一般受験者)
免除・特例 技術士(機械部門)の資格所持者は45分、特定の消防団員は1時間15分、甲種第1〜4類または乙種第1〜4類・第7類のいずれかの免状所持者は1時間30分
受験資格 乙種はどなたでも受験できる

乙種第6類の一覧表では電気分野の欄が「--」で、電気工事士や電気主任技術者の免状を持っていても試験時間は1時間45分のまま変わりません。一方、技術士(機械部門)を持っていると45分まで縮みます。免除の効き方が、類ごとの分野に合わせて分かれています。

出典: 消防試験研究センター「試験の一部免除・試験時間・試験問題数一覧表(乙種)」 (確認日 )。

出題形式・科目構成・免除の条件は年度で変わります。申込の前に、実施団体の最新の受験案内で確認してください。

受験資格

受験資格なし(公式受験資格ページに「乙種 誰でも受験できます」と明記)(区分: 誰でも受験可)

同じその他分野には36件を収録していて、うち25件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるならその他分野のデータ表が早く着きます。

消防設備士乙6は入口と本番のどちらで絞る試験か

消防設備士 乙種第6類は「どちらでも絞らない」型です。

スコアに合成する前の2軸、本番の重さ(合格率スコア63.4)と入口の重さ(受験資格スコア0)で位置を決めています。 2軸としきい値の決め方は算出式ページに。

図|消防設備士乙6の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)

選抜の型の分布(98件): 横軸は合格率スコア、縦軸は受験資格スコア 本番で絞るが38件、入口で絞るが26件、どちらでも絞らないが25件、入口も本番も絞るが9件。しきい値は合格率スコア70と受験資格スコア40。 縦軸: 入口の重さ=受験資格スコア 点は98件(当サイトの算出値) 入口で絞る 26件 入口も本番も絞る 9件 どちらでも絞らない 25件 本番で絞る 38件 100 実務経験+前提資格 70 実務経験 40 学歴・養成課程・前提資格 0 誰でも受験可 消防設備士乙6 020406080100 しきい値70(平均合格率30%) 横軸: 本番の重さ=合格率スコア(100 − 平均合格率)
図の要約。琥珀色の点が消防設備士乙6で、合格率スコア63.4・受験資格スコア0。この資格は「どちらでも絞らない」に入ります。 軸とレーンの読み方

試験日程

都道府県ごとに実施(各道府県支部・東京都は中央試験センター)。

  • 試験日程・受付期間は支部ごとに異なるが、乙6は受験者が多く、令和7年度の月別統計では12か月すべてで全国どこかの都道府県で実施されている。
  • 居住地にかかわらず希望する都道府県で受験可能。
  • 電子申請可。
  • 日程は公式の「試験日程一覧」(https://shinsei.shoubo-shiken.or.jp/shoubou_ia/iajs9001.do?menjo_kbn=2)で確認

同じ時期のほかの試験は、資格試験の日程カレンダー(通年・地域ごとの試験の一覧)で見られます。

受験料

4,400円

乙種の試験手数料。令和5年12月公布の政令改正による標準額改定で、令和6年5月1日以降の申請から適用(出典は中央試験センター=東京都の告知。手数料は各都道府県の条例に基づくが標準額は全国共通)

独学 vs 通信講座

独学が向いている人

  • 教材費だけで挑める。市販テキスト1冊+過去問で合格圏に届く分量
  • 勉強時間30〜50時間と短く、仕事と並行しても1〜2か月で仕上がる
  • 毎月どこかで受験できるため、不合格でもすぐ再挑戦しやすい

通信講座が向いている人

  • 実技(鑑別)の記述答案を添削してもらいたい
  • テキストを読む習慣がなく、動画で流し込みたい

乙6は独学者の多い試験です。迷ったらまず市販テキストを1冊立ち読みし、消火器の構造図を読めそうかを確かめると判断しやすくなります。

編集部の見解

乙6は工事ができません。消火器の点検・整備で完結しない現場を見ているなら、取る前に次の類を決めてください

受験資格の寄与はゼロ、勉強時間の寄与も小さい。位置は66位で、すぐ上がITパスポート(36.0)、すぐ下が介護福祉士(34.5)です。内訳はページ上部のバーで開けます。ただし、この位置を「やさしい試験」と読み替えないでください。

上の合格率の推移表を古い年度から新しい年度の順に読むと、3年続けて下がっています。近い順位に並ぶ資格と比べても、乙6の合格率の寄与は大きい側です。平均36.6%は、受けた人の6割以上が落ちている割合です。

取ったあとに何ができるかは、上の独占業務の表の注記まで読んでください。消防法第17条の5が囲っているのは工事と整備ですが、乙種が行えるのは整備までで、工事はできません。しかも第6類には甲種が設定されていないので、この類では乙6が上限です。同じ類を登り直して上位の免状に届く、という道がありません。設置工事の側に入る予定があるなら、次に受けるのは6類の上ではなく別の類になります。

日程は自分で決めることになります。乙6は受験者が多く毎月どこかの都道府県で実施され、居住地に関係なく受けられます。再挑戦インターバルも1か月です(算出式ページ)。落ちても翌月に次があるかわりに、外から締め切りが来ません。

上の期間表で自分が毎日取れる時間の行を選び、その先の回を先に押さえてから教材を開いてください。仕上がってから申し込む順にすると、締め切りが無いぶん、いつまでも仕上がりません。

勧める相手は、消火器に触る現場に立つ人です。ビル管理や設備管理で点検を担当するなら、条文が囲っているのはその作業そのもので、資格が席を作ります。勉強時間の目安は30〜50時間、受験資格も要らず、現場に入る前に先に取っておける軽さがあります。逆に、点検の現場に立つ予定がないなら選ぶ理由は薄い。表にあるのは整備を囲う規定だけで、名乗りを保護する規定は並んでいません。

消防設備士を仕事の柱にするなら、乙6のあとの分岐まで先に見ておいてください。乙種の免状を取って整備の実務を2年積むと、甲種の受験資格になります(甲種第4類ページのよくある質問/出典: 消防試験研究センター)。ただしこのルートは2年を時間で払う道で、電気工事士の免状で入口を作れば待たずに甲4へ進めます。乙6は入口として軽い一方、上へ抜ける道は自動では続いていません。

この見解が寄りかかっているデータ
  • 「位置が下側でも試験がやさしいわけではない」の根拠は、上のスコア内訳(合格率0.45・勉強時間0.35・受験資格0.20の加重/算出式ページで公開)と、同じ式・同じデータで出した近い順位の資格の合格率スコア
  • 「3年続けて下がっている」の根拠は、上の合格率の推移表(令和5〜7年度/出典: 消防試験研究センターの類別年度集計)と、スコアが直近3回の平均を使う算出式
  • 「工事ができない」「6類に甲種が無い」の根拠は、上の独占業務の表と注記(消防法第17条の5/条文本文と機械照合済み。乙種が行えるのは整備まで・6類は乙種のみ)
  • 「毎月どこかで受けられる」の根拠は、上の試験日程(都道府県ごとに実施、乙6は12か月すべてで実施/出典: 消防試験研究センター)と、再挑戦インターバルの判定ルール(算出式ページ)
  • 「現場に入る前に取れる」の根拠は、上の受験資格の欄(乙種は誰でも受験できる/出典: 同)と上の勉強時間の目安(出典: SAT)
  • 「乙種免状+整備の実務2年で甲種の受験資格」の根拠は、消防設備士甲種第4類ページのよくある質問(出典: 消防試験研究センター)

上のデータ表・条文の分類・勉強時間の算術は出典にもとづく事実の提示で、この枠の中は資格のものさし編集部の評価と推奨です。判断の分かれ方は編集方針に書いています。

よくある質問

消防設備士乙種6類に受験資格はありますか?

ありません。公式の受験資格ページに「乙種 誰でも受験できます」と明記されています(出典: 消防試験研究センター)。乙6は消火器の整備・点検を扱う区分で、受験者数は消防設備士の全区分で最多です。ビルメンテナンス系の求人でよく挙がる資格です。

消防設備士乙種6類の合格率は?

例年3人に1人強が合格しています。令和7年度は35.6%(出典: 消防試験研究センターの月別試験実施状況を当サイトが年度合算。合格者数は公式の年度別合格者数と一致を確認済み)。直近3年は少しずつ下がっていて、年度ごとの数字は上の推移表にあります。

消防設備士乙種6類の合格に必要な勉強時間は?

30〜50時間(約1か月)が目安です(出典: SAT)。筆記(マークシート)と実技(写真・イラストを見て記述する鑑別)の2本立てで、消火器の構造・規格の暗記が中心です。実技といっても、器具を操作するわけではありません。

難易度スコア35.4は、他の資格と比べてどの位置ですか?

スコアを算出できる77資格中66位です。合格率3割台(平均36.6%)に対し勉強時間が30〜50時間と短く、誰でも受験できるため、スコアは下位の帯に入ります。同じ暗記中心の危険物乙4(38.7)と並ぶ、入門しやすい国家資格です。

消防設備士乙種6類の試験はいつ・どこで受けられますか?

都道府県ごとに実施され、乙6は受験者が多いため毎月全国のどこかで試験があります(出典: 消防試験研究センター)。居住地に関係なく好きな都道府県で受験でき、電子申請にも対応しています。試験手数料は4,400円です。

消防設備士乙6の偏差値はいくつですか?

当サイトの統計換算では偏差値39.3です(難易度スコア35.4・スコアを算出できる77資格中66位)。換算式と母集団は算出式ページで公開しています。

消防設備士乙6にしかできない仕事はありますか?

あります。第6類消防用設備等(消火器)の整備(消防法第17条の5)が、資格を持つ人に限られると法律で定められています。引用した条文はe-Gov法令検索の本文と照合しています(確認日 2026-07-26)。

出典

  1. 合格率(令和7年度(受験32,400/合格11,541))出典: 消防試験研究センター(確認日 )
  2. 合格率(令和6年度(受験25,835/合格9,345))出典: 消防試験研究センター(確認日 )
  3. 合格率(令和5年度(受験25,136/合格9,567))出典: 消防試験研究センター(確認日 )
  4. 勉強時間の目安 出典: SAT株式会社(技術系資格の通信講座)「乙種6類(消火器)などの場合は30〜50時間(約1ヶ月)」(確認日 )
  5. 受験料 出典: 消防試験研究センター(確認日 )
  6. 試験日程 出典: 消防試験研究センター(確認日 )
  7. 試験の形式 出典: 消防試験研究センター「試験の一部免除・試験時間・試験問題数一覧表(乙種)」(確認日 )