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資格のものさし

その他・国家資格

潜水士

主催: 公益財団法人 安全衛生技術試験協会

難易度スコア 算出不可 勉強時間の一次データが未確認のため出していません 偏差値 算出不可 スコアと同じ理由 直近3回の合格率(平均) 74.3 % 受かるのはおよそ10人に7人です 勉強時間の目安 一次データなし 推測値で埋めていません 受験料 8,800 円 誰でも受験できる 役に立ちやすさ法律上の位置づけ 業務独占 この資格がないとできない仕事がある(根拠条文1本)
潜水士

注意

勉強時間は予備校・対策講座の公表値が確認できず未収録(難易度スコアは算出不可)。

  • 合格率は学科試験のみの数値(実技試験は課されない)。
  • 出張特別試験を含む全国集計値

潜水士の偏差値(難易度スコア換算)

潜水士は勉強時間の一次出典が確認できないため、難易度スコア・偏差値とも算出していません。 推測値で埋めない方針です(算出できない資格の扱い参照)。

潜水士の独占業務・設置義務(根拠条文)

潜水士について、資格を持つ人に業務や名称を限定する規定、事業者に設置を義務づける規定を現行条文から拾いました(e-Gov法令検索の本文と機械照合・確認日 2026-07-26)。

分類 対象 根拠条文
業務独占 潜水器を用いた水中業務 労働安全衛生法第61条第1項
  • 労働安全衛生法第61条第1項: 対象業務は安衛法施行令20条9号(潜水器を用い送気・給気を受けて水中で行う業務)。

法改正で規定は変わるので、業務の可否はリンク先の現行条文で確かめてください。収録98資格を同じ基準で分類した一覧は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にあります。

潜水士を動画で学ぶ(YouTube)

当サイトのYouTubeチャンネル「@shikaku-monosashi」で公開している潜水士の動画は1本(ショート1本)です。

合格率の推移

直近3回の合格率の平均は74.3%。受かるのはおよそ10人に7人です。回ごとの値は下の表に。

図|潜水士の平均合格率は、収録資格の分布のどこか

潜水士の平均合格率74.3%が、収録98資格の分布のどこにあるか 箱は第1四分位18.0%から第3四分位56.8%、箱の中の線は中央値31.8%、ひげの端は最小3.6%と最大99.1%。四分位は線形補間で算出。横軸は0〜100%固定。 箱=収録98資格の真ん中2分の1/ひげ=最小と最大 横軸: 平均合格率(%・0〜100固定) 潜水士 74.3% 上から4分の1の帯(通りやすい側) 0 20 40 60 80 100 箱の左端 18.0% 中央値 31.8% 右端 56.8% 最小 3.6% 最大 99.1%
図の要約。潜水士の直近3回の平均合格率74.3%は、収録98資格の平均合格率を並べたときの上から4分の1の帯(通りやすい側)にあります(低いほうから87番目)。 箱ひげの読み方
年度・回 合格率
令和7年度 74.4%
令和6年度 72.7%
令和5年度 75.7%

図|潜水士の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)

潜水士の合格率のレンジ: 収録3回で72.7%から75.7%最小72.7%、平均74.3%、最大75.7%。振れ幅は3ポイント。横軸は0〜100%固定。 帯=収録している直近3回の合格率の幅 横軸: 合格率(%・0〜100固定) 最小 72.7% 最大 75.7% 020406080100平均 74.3%(難易度スコアはこの1点を使う)破線=収録98資格の平均合格率の中央値 31.8%
図の要約。潜水士の合格率は、難易度スコアに使っている直近3回で72.7%から75.7%まで動いています(振れ幅3ポイント・平均74.3%)。振れ幅を算出できた97件の中央値も3.00ポイントで、この試験はちょうど真ん中の動き方です。直近の令和7年度は74.4%で、最小と最大のあいだの値です。破線は収録98資格の平均合格率の中央値31.8%で、潜水士の平均74.3%はその右(通りやすい側)にあります。 レンジバーの読み方

勉強時間の目安

出典を確認できる勉強時間の目安データが現時点でありません。無理に数値を作らず「一次データなし」と表示しています。

潜水士の試験の形式(一次出典)

4科目40問を、休憩をはさまない4時間通しで解きます。免除科目は一つもありません。

項目 内容
試験科目・出題数 潜水業務10問(30点)、送気・潜降及び浮上10問(25点)、高気圧障害10問(25点)、関係法令10問(20点)
試験時間 12時30分〜16時30分の4時間(休憩なし)
受験資格 不要。ただし本人確認証明書の添付が必要
免除科目 なし
合格基準 科目ごとの得点が40%以上で、かつその合計が60%以上

同じ協会が実施する他の免許試験には科目免除の仕組みがありますが、潜水士は「免除科目 なし」と明記されています。配点も科目ごとに違い、潜水業務だけが30点、関係法令が20点です。令和3年6月実施分から開始時刻が変わり、休憩をはさまず4時間通しで行われます。

出典: 安全衛生技術試験協会「潜水士」資格紹介・受験資格 (確認日 )。

出題形式・科目構成・免除の条件は年度で変わります。申込の前に、実施団体の最新の受験案内で確認してください。

受験資格

受験資格は不要(誰でも受験可)。(区分: 誰でも受験可)

  • 本人確認証明書の添付のみ必要。
  • 学科試験(4科目・4時間)合格のみで免許取得できる。
  • 出典: https://www.exam.or.jp/introduction/h_shokai611/

同じその他分野には36件を収録していて、うち25件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるならその他分野のデータ表が早く着きます。

潜水士は入口と本番のどちらで絞る試験か

潜水士は「どちらでも絞らない」型です。

スコアに合成する前の2軸、本番の重さ(合格率スコア25.7)と入口の重さ(受験資格スコア0)で位置を決めています。 2軸としきい値の決め方は算出式ページに。

図|潜水士の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)

選抜の型の分布(98件): 横軸は合格率スコア、縦軸は受験資格スコア 本番で絞るが38件、入口で絞るが26件、どちらでも絞らないが25件、入口も本番も絞るが9件。しきい値は合格率スコア70と受験資格スコア40。 縦軸: 入口の重さ=受験資格スコア 点は98件(当サイトの算出値) 入口で絞る 26件 入口も本番も絞る 9件 どちらでも絞らない 25件 本番で絞る 38件 100 実務経験+前提資格 70 実務経験 40 学歴・養成課程・前提資格 0 誰でも受験可 潜水士 020406080100 しきい値70(平均合格率30%) 横軸: 本番の重さ=合格率スコア(100 − 平均合格率)
図の要約。琥珀色の点が潜水士で、合格率スコア25.7・受験資格スコア0。この資格は「どちらでも絞らない」に入ります。 軸とレーンの読み方

試験日程

学科試験のみ(潜水業務・送気潜降浮上・高気圧障害・関係法令の4科目・原則4時間)。

  • 全国7つの安全衛生技術センター体制で実施(令和5年度は全国65回)。
  • オンライン申請は試験日の2か月前〜14日前

同じ時期のほかの試験は、資格試験の日程カレンダー(通年・地域ごとの試験の一覧)で見られます。

受験料

8,800円

学科試験共通手数料(潜水士は学科のみ)。令和5年6月1日現在・労働安全衛生法関係手数料令による

独学 vs 通信講座

独学が向いている人

  • 学科のみ・実技なしで、市販テキストと過去問だけで学習を完結させやすい
  • 受験資格がなく、思い立った日から始められる(実務経験の証明も不要)
  • 出題が4科目に限定され、範囲の見通しを自分で立てやすい

通信講座が向いている人

  • 高気圧障害や送気の理論など、理系の基礎知識に不安がある
  • ダイビング実務の経験はあるが、関係法令の暗記を効率よく片付けたい
  • 受験機会は多いものの、次の回で一度に通し切りたい

潜水士は学科試験に合格すれば免許を取得でき、ボイラー技士のような実技講習の別途修了は求められません。独学か講座かは、高気圧障害・物理系の科目に自力で取り組めるかで判断すると絞りやすくなります。

編集部の見解

潜水士を取るかどうかは、難易度では決まりません。水中で働く予定があるかどうかです

ページ上部の難易度スコアは算出不可。勉強時間の一次出典が取れず、77資格の母集団に入れていないためです。ただ、判断材料が無いわけではありません。算出式の3要素のうち2つはもう確定していて、直近の平均合格率は74.3%で合格率からの点は薄く、受験資格は誰でも受験可なので寄与はゼロです。

残る勉強時間の枠が仮に上限まで埋まったとしても、この2つを固定した時点で母集団の下半分から出られません。スコアの空欄を「未知の難関かもしれない」と読むのは逆で、空欄でも位置は読めます。

合格率の推移表は、直近3回がほぼ同じ帯に並んでいます。回によるアタリハズレを探す材料はここにありません。ただしこの数字は学科試験だけのもので、潜って評価される工程が最初から無い試験の値です。実技で振り落とされない代わりに、通るかどうかは4科目の暗記をどこまで詰めたかにそのまま出ます。高気圧障害と送気の理論は、水に慣れているかどうかとは別の勝負になります。

計画の組み方は、年1回の試験とは逆になります。この試験は全国7つのセンターで年に何十回も実施され、申請は試験日の2か月前から14日前まで。逆算する締め切りが外から来ないので、締め切りを自分で作るところまでが計画です。

テキストを1周してから申し込む順にしないでください。先に14日前の締切をひとつ押さえて、そこまでの日数で1周させます。センターは全国7か所しかないため、移動が要る地域の人は近い回を見つけた時点で押さえたほうが動きやすい。

取るべき人ははっきりしています。潜水器を用いて送気を受けながら水中で行う業務は、免許を持つ人でなければ就かせてはならないと労働安全衛生法に書かれています(上の独占業務の表)。義務を負うのは事業者の側です。水中作業のある現場に入る予定があるなら、免許の有無がそのまま採用の可否になります。

その入口は、実務経験の証明も講習の修了も要らず、学科の合格だけで免許まで届きます。同じ協会が扱うボイラー技士のように、免許の前段で実技講習を修了しておく手順が入りません。

逆に、囲われているのは水中業務だけです。レジャーの潜水や、水と関わらない職種で効く場面は条文に書かれていません。事業所へ置く人数が決まっているわけでもなく、上の表に設置義務の規定はありません。持っているだけで席が増える型の資格ではないということです。受験資格が要らず合格率も高い国家資格を探しているだけなら、選ぶ理由は薄い。独占の範囲が自分の仕事と重なるかを先に確かめてください。

この見解が寄りかかっているデータ
  • 「スコアが空欄でも位置は読める」の根拠は、当サイトの算出式(合格率0.45・勉強時間0.35・受験資格0.20/算出式ページで公開)と、上の直近平均合格率・受験資格の区分(出典: 安全衛生技術試験協会)
  • 「勉強時間の枠が埋まっても下半分」の根拠は、同じ算出式にこの資格の合格率と受験資格の区分を入れ、勉強時間の要素を上限値に置いたときの位置(スコアを算出できる77資格の分布と比較)
  • 「回によるアタリハズレが無い」の根拠は、上の合格率の推移表(直近3回・出典: 安全衛生技術試験協会)
  • 「実技で振り落とされない」の根拠は、上の受験資格の欄と試験日程(学科4科目・原則4時間、学科試験の合格のみで免許取得/出典: 同協会)
  • 「締め切りを自分で作る」の根拠は、上の試験日程(全国7センター体制での多数回実施・オンライン申請は試験日の2か月前から14日前まで/出典: 同協会)
  • 「事業者側の義務」「持っているだけでは席が増えない」の根拠は、上の独占業務の表(労働安全衛生法第61条第1項/対象業務は同法施行令第20条第9号/条文本文と機械照合済み)と、同じ表に設置義務の規定が無いこと

上のデータ表・条文の分類・勉強時間の算術は出典にもとづく事実の提示で、この枠の中は資格のものさし編集部の評価と推奨です。判断の分かれ方は編集方針に書いています。

よくある質問

潜水士に受験資格はありますか?

ありません。年齢・学歴・実務経験に関係なく、本人確認証明書を添付すれば誰でも受験できます(出典: 安全衛生技術試験協会)。しかも学科試験の合格だけで免許まで届きます。実務経験の証明も、講習の修了も条件に入っていません。同じ協会の他資格とはここが違います。

潜水士試験に実技はありますか?

ありません。試験は学科のみで、潜水業務・送気および潜降浮上等・高気圧障害・関係法令の4科目を原則4時間で解きます(出典: 安全衛生技術試験協会)。実際に潜って評価される実技試験は課されないため、プールや海洋での実習に通う必要はなく、机上の学習だけで合格できる構成です。

合格率が7割を超えていますが、簡単ということですか?

当サイト収録の直近3回平均は74.3%で、安全衛生技術試験協会の公表でも7割台が続いています。ただしこの数字は学科試験のみの合格率で、実技で振り落とされる工程がない試験の値です。範囲が4科目に限定され過去問演習が効きやすい一方、高気圧障害など専門用語の暗記量はあるため、無勉強で通る試験ではありません。

潜水士の難易度スコアが「算出不可」なのはなぜですか?

当サイトのスコアは合格率・勉強時間・受験資格の3要素で算出しますが、潜水士は勉強時間の目安について予備校・対策講座の公表値が確認できませんでした。出典を示せない数値を推測で埋めない方針のため、スコアは出さず「算出不可」としています。合格率・受験資格・試験科目のデータは収録済みです。

潜水士試験はいつ・どこで受けられますか?

年に何十回もあります。全国7つの安全衛生技術センターで実施されています(出典: 安全衛生技術試験協会)。受験手数料は8,800円。オンライン申請は試験日の2か月前から14日前までなので、準備が整った回を選べます。年1回の一発勝負とは設計が違います。

潜水士にしかできない仕事はありますか?

あります。潜水器を用いた水中業務(労働安全衛生法第61条第1項)が、資格を持つ人に限られると法律で定められています。引用した条文はe-Gov法令検索の本文と照合しています(確認日 2026-07-26)。

出典

  1. 合格率(令和7年度)出典: 公益財団法人 安全衛生技術試験協会(確認日 )
  2. 合格率(令和6年度)出典: 公益財団法人 安全衛生技術試験協会(確認日 )
  3. 合格率(令和5年度)出典: 公益財団法人 安全衛生技術試験協会(確認日 )
  4. 受験料 出典: 公益財団法人 安全衛生技術試験協会(確認日 )
  5. 試験日程 出典: 公益財団法人 安全衛生技術試験協会(確認日 )
  6. 試験の形式 出典: 安全衛生技術試験協会「潜水士」資格紹介・受験資格(確認日 )