直近合格率(平均)
13.9%
勉強時間の目安
50〜500h
受験料
7,500円
注意
合格率は受験者ベース。科目A免除制度あり。論文(科目B)の得意・不得意で必要勉強時間が大きく変動(目安50〜500時間)。令和8年度からCBT方式の後期試験(2〜3月)へ移行
プロマネの偏差値(難易度スコア換算)
プロジェクトマネージャ試験の偏差値は53.5です。 当サイト収録で難易度スコアを算出できる76資格を母集団として、 平均50・標準偏差10へ統計的定義どおりに換算した値です(偏差値 = 50 + 10 ×(難易度スコア − 母平均)÷ 母標準偏差)。
予備校・個人サイトが公表する主観的な「資格偏差値」の転記ではありません。母集団(収録資格)が変わると値も変わる相対値です。 スコアを算出できる76資格の偏差値一覧と算出式・母集団の定義は資格偏差値一覧で公開しています。
プロマネの独占業務・設置義務(根拠条文)
プロジェクトマネージャ試験には、業務独占・名称独占・必置(設置義務)のいずれの規定も現行条文で確認できませんでした(確認日 2026-07-26)。 情報処理の促進に関する法律26条に基づき経済産業大臣が実施する情報処理技術者試験の合格で、法令上の業務・名称の独占規定はありません。同法で独占規定があるのは、登録制の情報処理安全確保支援士(24条)だけです。
資格がないとできない仕事が法律で定められている資格は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にまとめています。
合格率の推移
| 年度・回 | 合格率 |
|---|---|
| 令和7年度秋期(2025年10月) | 14.3% |
| 令和6年度秋期(2024年10月) | 13.9% |
| 令和5年度秋期(2023年10月) | 13.5% |
図|プロマネの合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)
勉強時間の目安
50〜500時間が目安です(出典: STUDYing公表値(論文が得意なら50〜100時間の例も、苦手・未経験者は500時間以上の例もあると幅で記載))。学習環境や前提知識によって個人差があります。
この目安は、1日に取れる時間で割らないと自分の予定に落ちません。よくあるペースで割ると、かかる期間はこうなります。
| 1日の勉強時間 | かかる期間 | 日数 |
|---|---|---|
| 1時間 | 1.6〜16.4ヶ月 | 50〜500日 |
| 2時間 | 0.8〜8.2ヶ月 | 25〜250日 |
| 3時間 | 0.6〜5.5ヶ月 | 17〜167日 |
毎日休まず進めた場合の単純計算です(1ヶ月=30.4日で換算)。実際には空く日が出るので、この期間より後ろに倒れます。開始日を入れて完了予定日そのものを出すなら勉強時間シミュレーターを開いてください。プロマネが選ばれた状態で始まります。
受験資格
受験資格なし(年齢・学歴・実務経験等の制限なし)。IPA試験区分ページに制限記載なし・既収録のIPA高度試験と同一の共通ルール(区分: 誰でも受験可)
同じIT分野には19件を収録していて、うち18件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるならIT分野のデータ表が早く着きます。
プロマネは入口と本番のどちらで絞る試験か
難易度スコアは合格率・勉強時間・受験資格を1つの数字に合成します。合成すると、受験資格で人を絞ってから易しい試験をする資格と、誰でも受けられるが本番で大量に落とす資格が、同じ点数に並びます。 そこで合成する前の2軸に戻すと、プロジェクトマネージャ試験は「本番で絞る」の位置に入ります(本番の重さ=合格率スコア86.1、入口の重さ=受験資格スコア0)。 この2軸としきい値の決め方は難易度スコアの算出式で公開しています。
図|プロマネの位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)
試験日程
年1回。令和8年度からCBT方式の「後期試験」に移行(秋期試験は廃止)。令和8年度後期は申込受付2027年1月27日〜2月27日・科目A試験2027年2月20日〜3月2日・科目B試験2027年3月16日〜3月28日
受験料
7,500円 (消費税込。令和4年度以降5,700円→7,500円に改定。情報処理技術者試験の全区分共通額)
独学 vs 通信講座
独学が向いている人
- プロジェクト管理の実務経験があり、自分の経験を論文(科目B)の題材にそのまま使える人向け
- 応用情報など高度区分の学習経験があり、科目Aを過去問の反復で自走できる
- 論文が得意で、勉強時間が下限(50時間)側に振れそう
通信講座が向いている人
- 論文(科目B)を添削してもらい、合格答案との差を埋めたい
- プロジェクト管理の実務経験が浅く、論文で書く題材づくりから支援がほしい
- 勉強時間が上限(500時間)側に振れそうで、年1回の試験に向けたペース管理を任せたい
プロジェクトマネージャは論文の出来がほぼすべてを決める区分なので、過去問の論述テーマを2〜3本読み、自分の業務で書ける題材があるかを確かめてから添削つき講座の要否を判断すると、勉強時間の幅のどちら側に自分がいるかが見えてきます。
編集部の見解
この区分の勉強時間は、出典が下限と上限で10倍の開きを示しています。スコアを読む前に、自分がどちら側かを決めてください
ページ上部のスコア内訳バーを見てください。この区分は合格率の寄与が勉強時間の寄与を大きく上回り、受験資格の寄与はゼロです。合格率の側は厳しく、スコアを算出できる76資格を平均合格率の低い順に並べると、この試験は12番目に来ます。データベーススペシャリスト(58.1)やITストラテジスト(57.7)より前、つまり通る割合が低い側です。それなのにスコアは58.0で、デスペを上回りません。28位、すぐ上がデスペ(58.1)、すぐ下が電験二種(57.9)です。合格率でこれだけ絞っている区分が、スコアの並びでは上に来ない。この食い違いは式のせいではなく、勉強時間の欄の作りに理由があります。
上の勉強時間の欄を見てください。目安は50〜500時間で、下限と上限が10倍開いています。同じ後期に並ぶ他の3区分の欄はどれも3倍以内に収まっていて、桁で開いているのはこの区分だけです。当サイトの式は幅の幾何平均を取るので、計算に入るのは50時間でも500時間でもない中間の1点です。その1点に対応する人は、実際には誰もいません。しかも上の注意書きにあるとおり、出典は上限側について500時間以上の例もあると書いていて、上限すら上限になっていない。この区分の勉強時間スコアは、幅を1点に潰した便宜上の値だと思ってください。
では何で測るか。上の注意書きが理由まで書いています。必要量を動かしているのは知識量ではなく、論文(科目B)の得意・不得意です。つまり判定は先にできます。過去問の論述テーマを1本読み、自分が担当したプロジェクトの経緯でその設問に答えられるかを見る。書き出しから終わりまで筋が通るなら、あなたは下限側にいます。題材そのものが浮かばないなら上限側で、しかもその上限は出典が超える例を認めている側です。上の期間表のいちばん上の行といちばん下の行が、そのまま2つの未来として並んでいます。どちらの行を自分の予定にするかを決めないまま教材を買うと、進み方が速いのか遅いのかを判断する基準を持てません。
合格率の推移表は3回とも近い値で並んでいます。難化を語る材料はここにありません。上の注意書きにあるとおり数字は受験者ベースで、申し込んで会場に来なかった人は分母から抜けています。答案を出した人のなかで、平均13.9%しか通っていません。当サイトのスコアもこの3回の平均を使っています。
日程は上の試験日程のとおりで、秋期10月の一斉試験は廃止され、令和8年度からCBT方式の後期試験へ移りました。申込期間と科目A・科目Bそれぞれの期間をカレンダーへ書き写し、科目Aと科目Bのあいだの数週間を、論文を書く練習の区間として最初から空けておいてください。年1回のままなので、申込を外せば次は1年後です。勧める相手は、進捗と要員と費用の調整を自分の判断でやってきた人です。その経緯が論文の材料になるので、幅の下限側から入れます。逆に、管理の実務がないまま高度区分をひとつ増やす目的で選ぶのは勧めません。上の独占業務の欄のとおり法令上の独占規定はなく、資格そのものが仕事を囲う側にいないので、効くのは社内での役割や提案時の説明力のほうです。書く材料が手元にない状態でこの区分に入ると、出典が上限を超えると認めている側の時間を、丸ごと自分で負担することになります。
この見解が寄りかかっているデータ
- 「合格率の寄与が勉強時間の寄与を上回る」の根拠は、上のスコア内訳における3要素の加重寄与(合格率0.45・勉強時間0.35・受験資格0.20/算出式ページで公開)と、上の受験資格の欄が誰でも受験可の区分であること(出典: IPA)
- 「平均合格率の低い順で12番目」「デスペ・ITストラテジストより通る割合が低い側」の根拠は、同じ母集団を直近平均合格率で並べた順位と、各ページの合格率の推移表(出典はいずれもIPA統計資料)
- 「下限と上限が10倍」「後期の他3区分は3倍以内」の根拠は、上の勉強時間の欄(50〜500時間/出典: STUDYing公表値)と、データベーススペシャリスト(200〜350時間)・システム監査技術者(100〜300時間)・エンベデッドシステムスペシャリスト(400〜500時間)の同欄(出典: 同)
- 「計算に入るのは中間の1点」「上限すら上限になっていない」「必要量を動かすのは論文の得意・不得意」の根拠は、幅の幾何平均を勉強時間スコアに使う算出式(算出式ページで公開)と、上の注意書きおよび勉強時間の欄の出典ラベル(論文が得意なら50〜100時間の例も、苦手・未経験者は500時間以上の例もあると幅で記載/出典: STUDYing公表値)
- 「3回とも近い値」「分母は受験者ベース」「後期試験へ移行」の根拠は、上の合格率の推移表(直近3年度・出典: IPA統計資料)と上の注意書き、直近3回の平均を使う算出式、および上の試験日程(令和8年度からCBT方式の後期試験へ移行・秋期試験は廃止・申込期間と科目A・科目Bの期間を明示/出典: IPA)
- 「資格が仕事を囲わない」の根拠は、上の独占業務の欄(情報処理の促進に関する法律26条に基づく試験で業務・名称の独占規定なし。同法で独占規定があるのは登録制の情報処理安全確保支援士(24条)だけ/現行条文で確認)
よくある質問
プロジェクトマネージャに受験資格はありますか?
ありません。年齢・学歴・実務経験を問わず誰でも受験できます(出典: IPA)。プロジェクトマネージャ試験はIPAの高度試験(レベル4)で、プロジェクト全体の計画・実行・管理を担う立場を想定した国家試験です。応用情報技術者などに合格していると、科目A試験の免除制度が使えます(旧制度の午前Ⅰ免除に相当)。
プロジェクトマネージャの合格率は?
令和7年度秋期14.3%・令和6年度秋期13.9%・令和5年度秋期13.5%と、例年13〜14%台で推移しています(出典: IPA統計資料)。収録しているIPA高度試験のなかでも低めの水準です。数字は受験者を分母にした受験者ベースで、当サイトのスコアは3年平均(13.9%)を使っています。
プロジェクトマネージャの勉強時間の目安が広いのはなぜですか?
50〜500時間と幅が大きいのは、合否を分ける論文(科目B)の得意・不得意で必要量が大きく変わるためです(出典: STUDYing公表値。論文が得意なら50〜100時間程度、苦手・未経験なら500時間以上の例もあると幅で記載)。プロジェクト管理の実務があり、経験を論文素材にできる人は下限側に寄ります。
難易度スコア58.0は、他の資格と比べてどの位置ですか?
スコアを算出できる76資格中28位です。合格率は13〜14%台(平均13.9%)と収録IPA高度試験のなかでも低めですが、出典の勉強時間の下限(50時間)が論文の得意な経験者を想定した数字のため、スコアはその影響を受けます。応用情報(55.6)の先にある区分で、ITストラテジスト(57.7)やシステムアーキテクト(56.9)と同じレベル4です。スコアは合格率・勉強時間・受験資格から当サイトが算出した独自指標です。
プロジェクトマネージャ試験はいつ行われますか?
年1回です。令和8年度からCBT方式の後期試験に移行し、科目A試験が2027年2月20日〜3月2日、科目B試験が3月16日〜28日の日程で実施されます(出典: IPA)。従来の秋期10月一斉方式は廃止されました。申込期間は2027年1月27日〜2月27日、受験手数料は7,500円(税込)です。
プロマネの偏差値はいくつですか?
当サイトの統計換算では偏差値53.5です。スコアを算出できる76資格の難易度スコア(合格率・勉強時間・受験資格から算出し、式を公開)を平均50・標準偏差10へ換算した相対値で、予備校や他サイトが公表する主観的な資格偏差値の転記ではありません。母集団が変わると値も変わります。
プロマネに独占業務はありますか?
ありません。情報処理の促進に関する法律26条に基づき経済産業大臣が実施する情報処理技術者試験の合格で、法令上の業務・名称の独占規定はありません。同法で独占規定があるのは、登録制の情報処理安全確保支援士(24条)だけです。業務独占・名称独占・必置のいずれの規定も、現行条文では確認できませんでした(確認日 2026-07-26)。
出典