直近合格率(平均)
15.8%
勉強時間の目安
50〜400h
受験料
7,500円
注意
高度試験の多段階構造。令和8年度からCBT方式の前期試験(10〜11月)へ移行し、科目A-1・A-2試験/科目B-1・B-2試験の4科目構成になった(令和7年度試験までの午前Ⅰ〜午後Ⅱに相当)。応用情報技術者試験の合格、高度試験・支援士試験の合格、科目A-1(令和7年度までは午前Ⅰ)で基準点以上のいずれかを満たすと、以後2年間の受験申込時に申請することで科目A-1試験の免除を受けられる(申請番号の入力が必要で、入力しなければ免除にならない。出典: IPA「科目A-1試験免除 情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験」https://www.ipa.go.jp/shiken/about/koudo_menjo.html /2026-08-07確認)。合格率は受験者ベースで、応募者に対する受験率は令和7年度春期69.1%・令和6年度春期68.9%・令和5年度春期68.2%(受験率=受験者数÷応募者数。出典は合格率と同じIPA統計資料の推移表/2026-08-07確認)。勉強時間は既存のIT知識で大きく変動(経験者50〜150時間・初学者200〜400時間)
ネスペの偏差値(難易度スコア換算)
ネットワークスペシャリスト試験の偏差値は52.4です。 当サイト収録で難易度スコアを算出できる76資格を母集団として、 平均50・標準偏差10へ統計的定義どおりに換算した値です(偏差値 = 50 + 10 ×(難易度スコア − 母平均)÷ 母標準偏差)。
予備校・個人サイトが公表する主観的な「資格偏差値」の転記ではありません。母集団(収録資格)が変わると値も変わる相対値です。 スコアを算出できる76資格の偏差値一覧と算出式・母集団の定義は資格偏差値一覧で公開しています。
ネスペの独占業務・設置義務(根拠条文)
ネットワークスペシャリスト試験には、業務独占・名称独占・必置(設置義務)のいずれの規定も現行条文で確認できませんでした(確認日 2026-07-26)。 情報処理の促進に関する法律26条に基づき経済産業大臣が実施する情報処理技術者試験の合格で、法令上の業務・名称の独占規定はありません。同法で独占規定があるのは、登録制の情報処理安全確保支援士(24条)だけです。
資格がないとできない仕事が法律で定められている資格は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にまとめています。
合格率の推移
| 年度・回 | 合格率 |
|---|---|
| 令和7年度春期(2025年4月) | 17.8% |
| 令和6年度春期(2024年4月) | 15.4% |
| 令和5年度春期(2023年4月) | 14.3% |
図|ネスペの合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)
勉強時間の目安
50〜400時間が目安です(出典: スタディング公表値(経験者50〜150時間・初学者200〜400時間。既存のIT知識で大きく変動と付記))。学習環境や前提知識によって個人差があります。
この目安は、1日に取れる時間で割らないと自分の予定に落ちません。よくあるペースで割ると、かかる期間はこうなります。
| 1日の勉強時間 | かかる期間 | 日数 |
|---|---|---|
| 1時間 | 1.6〜13.2ヶ月 | 50〜400日 |
| 2時間 | 0.8〜6.6ヶ月 | 25〜200日 |
| 3時間 | 0.6〜4.4ヶ月 | 17〜134日 |
毎日休まず進めた場合の単純計算です(1ヶ月=30.4日で換算)。実際には空く日が出るので、この期間より後ろに倒れます。開始日を入れて完了予定日そのものを出すなら勉強時間シミュレーターを開いてください。ネスペが選ばれた状態で始まります。
受験資格
受験資格なし(誰でも受験可)(区分: 誰でも受験可)
同じIT分野には19件を収録していて、うち18件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるならIT分野のデータ表が早く着きます。
ネスペは入口と本番のどちらで絞る試験か
難易度スコアは合格率・勉強時間・受験資格を1つの数字に合成します。合成すると、受験資格で人を絞ってから易しい試験をする資格と、誰でも受けられるが本番で大量に落とす資格が、同じ点数に並びます。 そこで合成する前の2軸に戻すと、ネットワークスペシャリスト試験は「本番で絞る」の位置に入ります(本番の重さ=合格率スコア84.2、入口の重さ=受験資格スコア0)。 この2軸としきい値の決め方は難易度スコアの算出式で公開しています。
図|ネスペの位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)
試験日程
年1回。令和8年度からCBT方式の「前期試験」に移行(春期試験は廃止)。令和8年度前期:申込受付2026年10月6日〜10月24日、科目A-1・A-2試験2026年10月17日〜10月27日、科目B-1・B-2試験2026年11月11日〜11月23日
受験料
7,500円 (消費税込(税額681円)。令和4年度(2022年4月)以降の試験から5,700円→7,500円に改定)
独学 vs 通信講座
独学が向いている人
- 実務でネットワークに触れており、午後の構成図読解を過去問演習で鍛えられる人向け
- 定番の市販テキスト・過去問解説書が厚く、独学の環境が整っている
- 午前対策は過去問流用が多く、すき間時間の反復で積める
通信講座が向いている人
- 午後の記述答案を添削してもらいたい(部分点の取り方が独学では見えにくい)
- 実務経験がなく、プロトコルの動きをゼロから体系的に学びたい
ネスペは午後の過去問を1問解いてみると自分の位置が正確にわかる試験です。構成図と設問文が読めるなら独学圏、読めないなら基礎からの講座または応用情報を先に挟む選択が現実的です。
編集部の見解
ネスペのスコアは、ネットワークの実務がある人の側に寄って出ています。初学者は上の期間表の下のほうの行から読んでください
ページ上部のスコア内訳バーを見てください。この区分は合格率の寄与が勉強時間の寄与の倍あり、受験資格の寄与はゼロです。スコアは56.7、スコアを算出できる76資格中34位に出て、すぐ上がシステムアーキテクト(56.9)、すぐ下が危険物甲種(56.5)です。合格率が押し上げているぶんを、勉強時間が引き戻している形です。引き戻している理由は上の勉強時間の欄にあります。出典は経験者と初学者で別々の値を出しており、当サイトはそれを50〜400時間という1つの幅として受け取り、幅の幾何平均で計算します。結果として出る値は、経験者にも初学者にも当てはまりません。初学者の側にいるなら、上の期間表の各行に並ぶ「◯〜◯ヶ月」の、後ろの数字(400時間を1日の時間で割ったほう)を自分の予定として読んでください。
合格率の推移表は、3年とも前の年より高い値が並んでいます。ただし易しくなったと読むには3回では足りません。この数字は上の注意書きのとおり受験者ベースで、申し込んで会場へ来なかった人は分母から外れています。当サイトのスコアも3年分の平均を使い、回ごとの上下を吸収しています。
教材を買う前に見ておくことがあります。制度の呼び方が令和7年度試験を境に入れ替わりました。上の注意書きと試験日程は科目A-1・A-2と科目B-1・B-2という新しい名前で書いていますが、市販の参考書や過去の解説記事には午前Ⅰから午後Ⅱという旧い名前のものが当面残ります。対応は上の注意書きのとおりで、旧・午前Ⅰが科目A-1です。教材や記事を選ぶときは、どちらの呼び方かではなく、いつ時点の情報かを見てください。免除も同じで、応用情報などの合格で申請できるのは科目A-1の分だけです。しかも申込のときに申請番号を入れなければ免除になりません。記憶ではなく上の注意書きの出典で確かめてから、対策の配分を決めてください。
日程は年1回のままです。上の推移表のいちばん新しい行は春期で、次の実施は前期に移りました。申込期間と科目A・科目Bそれぞれの実施期間は上の試験日程に書いてあるので、いまカレンダーへ書き写してください。科目Aと科目Bは同じ日ではなく別の期間に分かれるので、あいだの数週間を答案を書く練習の区間として最初から空けておく。申込を外せば次は1年後です。
勧める相手は、ネットワークの設計・構築・運用に手を置いていて、構成図を読む作業が日常に入っている人です。上の独占業務の欄のとおり法令上の独占規定はないので、効くのは社内の担当替えや提案時の説明力のほうになります。逆に、実務のないまま高度区分をひとつ増やす目的で選ぶのは勧めません。この区分は勉強時間の下限側の想定が効かず、幅の上限側を覚悟することになります。スコアだけ見ると応用情報(55.6)との差は小さく見えますが、それは式が広い幅を1つの値に潰した結果であって、順番を飛ばしてよいという意味ではありません。
この見解が寄りかかっているデータ
- 「合格率の寄与が勉強時間の寄与の倍」の根拠は、上のスコア内訳における3要素の加重寄与(合格率0.45・勉強時間0.35・受験資格0.20/算出式ページで公開)と、上の受験資格の欄が誰でも受験可の区分であること(出典: IPA)
- 「経験者にも初学者にも当てはまらない」の根拠は、上の勉強時間の欄の出典ラベル(経験者と初学者で別々の目安を示す公表値/出典: スタディング)と、幅の幾何平均を使う算出式(算出式ページで公開)、および上の期間表(目安を1日あたりの時間で割った算術)
- 「3年とも前の年より高い」「分母は受験者ベース」の根拠は、上の合格率の推移表と上の注意書き(合格率は受験者ベース・応募者に対する受験率を3回分併記/出典: IPA統計資料の推移表)
- 「呼び方が令和7年度試験を境に入れ替わった」「免除は科目A-1の分だけ・申請番号の入力が要る」の根拠は、上の注意書き(科目A-1・A-2/科目B-1・B-2の4科目構成は令和7年度試験までの午前Ⅰ〜午後Ⅱに相当し、免除の条件と申請の要否を明記/出典: IPA「科目A-1試験免除 情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験」)と、上の試験日程(令和8年度からCBT方式の前期試験へ移行/出典: 同)
- 「年1回のまま・春期から前期へ移る」の根拠は、上の合格率の推移表の最新行が春期であることと、上の試験日程(令和8年度からCBT方式の前期試験へ移行・春期試験は廃止・申込期間と科目A・科目Bの期間を明示/出典: IPA)
- 「資格が仕事を囲わない」の根拠は、上の独占業務の欄(情報処理の促進に関する法律26条に基づく試験で業務・名称の独占規定なし。同法で独占規定があるのは登録制の情報処理安全確保支援士(24条)だけ/現行条文で確認)
よくある質問
ネットワークスペシャリストに受験資格はありますか?
ありません。誰でも受験できます(出典: IPA)。IPAの高度試験(レベル4)のひとつで、ネットワークの設計・構築・運用の専門性を問う国家試験です。応用情報技術者などに合格していると、科目A-1試験(令和7年度までの午前Ⅰ)の免除を申請できます。インフラエンジニアのキャリア証明として定番の区分です。
ネットワークスペシャリストの合格率は?
令和7年度春期は受験11,948人中合格2,126人で17.8%でした(出典: IPA統計資料)。令和6年度15.4%・令和5年度14.3%と、例年15%前後です。合格率は受験者ベースで、申し込んで受けなかった人は分母に入りません。応募者に対する受験率は令和7年度春期69.1%・令和6年度春期68.9%・令和5年度春期68.2%と、同じIPAの統計資料に載っています(受験率=受験者数÷応募者数)。
ネットワークスペシャリストの合格に必要な勉強時間は?
50〜400時間が目安です(出典: スタディング。実務経験者50〜150時間・初学者200〜400時間)。既存のIT知識で大きく変わります。午後試験はネットワーク構成図を読み解く長文記述で、知識の暗記だけでは対応できず過去問演習の比重が大きい試験です。
難易度スコア56.7は、他の資格と比べてどの位置ですか?
スコアを算出できる76資格中34位です。合格率15%前後(平均15.8%)に対し、出典の勉強時間50〜400時間が実務経験者込みの幅のため、スコアは中位の帯に出ます。実際には応用情報(55.6)の先にある専門区分で、初学者の体感はスコアより重くなります。デスペ(58.1)とほぼ同格です。スコアは合格率・勉強時間・受験資格から当サイトが算出した独自指標です。
ネットワークスペシャリスト試験はいつ行われますか?
年1回です。令和8年度からCBT方式の前期試験に移行し、科目A試験が2026年10月17日〜27日、科目B試験が11月11日〜23日の日程で実施されます(出典: IPA)。従来の春期4月一斉方式は廃止されました。受験手数料は7,500円です。
ネスペの偏差値はいくつですか?
当サイトの統計換算では偏差値52.4です。スコアを算出できる76資格の難易度スコア(合格率・勉強時間・受験資格から算出し、式を公開)を平均50・標準偏差10へ換算した相対値で、予備校や他サイトが公表する主観的な資格偏差値の転記ではありません。母集団が変わると値も変わります。
ネスペに独占業務はありますか?
ありません。情報処理の促進に関する法律26条に基づき経済産業大臣が実施する情報処理技術者試験の合格で、法令上の業務・名称の独占規定はありません。同法で独占規定があるのは、登録制の情報処理安全確保支援士(24条)だけです。業務独占・名称独占・必置のいずれの規定も、現行条文では確認できませんでした(確認日 2026-07-26)。
出典