注意
合格基準は100点満点で70点以上の絶対評価のため、出題の難易によって合格率が大きく動きます。
- 直近3回は新しい順に78.0%・47.8%・54.8%で、隣り合う回で30ポイントの差がつきました。
- 同じ回のⅢ種(セルフケアコース)は第40回69.7%、Ⅰ種(マスターコース)は選択問題に論述問題が加わり第39回19.4%と、コースによって水準が違います(出典: 大阪商工会議所)。
- 当サイトは勉強時間について一次出典(主催団体または講座提供者の公表値)を確認できなかったため、難易度スコアを算出していません
メンタルヘルスⅡ種の偏差値(難易度スコア換算)
メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(ラインケアコース)は勉強時間の一次出典が確認できないため、難易度スコア・偏差値とも算出していません。 推測値で埋めない方針です(算出できない資格の扱い参照)。
メンタルヘルスⅡ種の独占業務・設置義務(根拠条文)
メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(ラインケアコース)には、業務独占・名称独占・必置(設置義務)のいずれの規定も現行条文で確認できませんでした(確認日 2026-08-02)。 大阪商工会議所が実施する民間検定で、法令上の業務独占・名称独占・設置義務の規定はありません。
資格がないとできない仕事が法律で定められている資格は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にまとめています。
合格率の推移
直近3回の合格率の平均は60.2%。受かるのはおよそ10人に6人です。回ごとの値は下の表に。
図|メンタルヘルスⅡ種の平均合格率は、収録資格の分布のどこか
| 年度・回 | 合格率 |
|---|---|
| 第40回・2026年3月15日(実受験13,865/合格10,819) | 78.0% |
| 第39回・2025年11月2日(実受験12,887/合格6,160) | 47.8% |
| 第38回・2025年3月16日(実受験12,745/合格6,985) | 54.8% |
図|メンタルヘルスⅡ種の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)
勉強時間の目安
出典を確認できる勉強時間の目安データが現時点でありません。無理に数値を作らず「一次データなし」と表示しています。
メンタルヘルスⅡ種の試験の形式(一次出典)
Ⅱ種は選択問題のみ2時間・100点満点で、70点以上が合格。出題は公式テキストの内容とその応用力から構成されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題構成・時間 | Ⅱ種(ラインケアコース)は選択問題のみ、2時間 |
| 配点 | 100点 |
| 合格基準 | 70点以上の得点 |
| 出題内容 | ①メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割、②ストレス及びメンタルヘルスに関する基礎知識、③職場環境等の評価および改善の方法、④個々の労働者への配慮、⑤労働者からの相談への対応、⑥社内外資源との連携、⑦心の健康問題をもつ復職者への支援の方法 |
| 出題の根拠 | 厚生労働省策定の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を参考に構築。2026年度の公開試験は公式テキスト第6版(2026年6月発行)の内容とその応用力を問い、2026年4月1日時点で成立している法令に準拠する |
Ⅱ種は選択問題だけで70点以上という単純な形です。Ⅰ種は論述問題が加わり、合計と論述それぞれに基準がある二重の条件になります。出題範囲は公式テキストの版で指定され、どの版に準拠するかが受験年度ごとに決まります。
出典: 大阪商工会議所「メンタルヘルス・マネジメント検定試験 検定試験について」 (確認日 )。
出題形式・科目構成・免除の条件は年度で変わります。申込の前に、実施団体の最新の受験案内で確認してください。
受験資格
受験資格なし。学歴・年齢・性別・国籍の制限はなく、希望のコースを選んで受験できる。(区分: 誰でも受験可)
Ⅰ種とⅡ種、ⅡとⅢを同じ日に受験することも可能(3月の公開試験はⅡ種とⅢ種のみ実施)(出典: 大阪商工会議所・受験要項)
同じその他分野には36件を収録していて、うち25件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるならその他分野のデータ表が早く着きます。
メンタルヘルスⅡ種は入口と本番のどちらで絞る試験か
メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(ラインケアコース)は「どちらでも絞らない」型です。
スコアに合成する前の2軸、本番の重さ(合格率スコア39.8)と入口の重さ(受験資格スコア0)で位置を決めています。 2軸としきい値の決め方は算出式ページに。
図|メンタルヘルスⅡ種の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)
試験日程
公開試験は年2回(11月・3月)、全国15都市の指定会場で一斉に実施。
- Ⅱ種の試験時間は選択問題2時間。
- 第41回は2026年11月1日(日)で、一般の申込期間は2026年9月4日〜9月17日。
- 企業などが日時と場所を設定する団体特別試験もある
同じ時期のほかの試験は、資格試験の日程カレンダー(2026年11月に試験がある資格の一覧)で見られます。
受験料
7,480円
税込(うち消費税680円)。Ⅰ種(マスターコース)は11,550円、Ⅲ種(セルフケアコース)は5,280円
独学 vs 通信講座
独学が向いている人
- 出題が公式テキスト(Ⅱ種は第6版)の内容とその応用力に限定され、範囲の外側を心配しなくてよい
- 選択問題のみ2時間・100点満点で70点以上という基準がはっきりしていて、過去問の得点で仕上がりを測れる
- 厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」が土台にあり、公的資料で背景を補える
通信講座が向いている人
- 回によって合格率が47.8%から78.0%まで動くため、易しい回を前提にせず得点の余裕を作っておきたい
- 法令や統計調査の最新結果からも出題されることがあり、テキスト外のアップデートを人に拾ってもらいたい
- 部下対応や職場環境の改善といった実務の場面に、学んだ内容をすぐ結び付けたい
Ⅱ種は受験資格がなくコースの併願もできるため、講座を選ぶ前に「Ⅱ種だけを受けるのか、Ⅲ種と同日に受けるのか、将来Ⅰ種まで進むのか」を決めておくと、必要な教材と学習量が定まります。
編集部の見解
この検定の合格率は、平均で読むと外します。1回だけ受けて決める試験ではありません
ページ上部の難易度スコアは算出不可。空欄です。主催団体も講座提供者も、必要な勉強時間の目安を公表していないためです。適当な時間を置けば数字は作れ、77資格の並びに混ぜることもできますが、その数字は誰にも検証できません。だから並べません。他の資格と順位で比べたい人に、このページは答えを返しません。
代わりに読むのは、上の合格率のレンジの図です。帯が横に長く、振れ幅が中央値より大きい。そして平均の縦線の位置に、実際の回は1つも乗っていません。平均60.2%は、いちばん通った回とそうでない回の中間に立つ計算上の点でしかない。
理由は合格基準にあります。100点満点で70点以上の絶対評価で、合格者数を調整しません。出題の難易がそのまま合格率に出るので、平均を取るほど実態から離れます。「そこそこ通る検定」という読み方は、通りにくかった回に当たった人には当てはまりません。
だから計画は1回で組まないでください。公開試験は11月と3月の年2回。次の日付と申込期間は上の試験日程の欄にあり、受付は短いので、まずカレンダーに書き写す。そのうえで、この2回を最初から1組として見ます。
準備量は、通りにくかった回に合わせる。絶対評価なので前の回から次の難易を予測する手がかりはなく、余裕を持たせる以外に打てる手がありません。
コース選びには制度の制約があります。Ⅱ種はⅠ種ともⅢ種とも同日に受けられますが、3月の回はⅡ種とⅢ種だけ。Ⅰ種まで進むなら11月の回を軸に組むことになります。勧める相手は、部下や後輩を持つ立場になり、社内の制度や研修でこの検定の名前が挙がっている人です。法令上の業務独占も設置義務もない検定なので、効き方は見せる相手が求めているかどうかで決まります。
逆に、いちばん通った回の数字だけを見て準備量を決めるのは勧めません。その回に当たる保証がどこにもありません。
この見解が寄りかかっているデータ
- 「スコアを空欄にしている」の根拠は、上の勉強時間の欄(出典を確認できる勉強時間の目安データが無いため一次データなしと表示)と、勉強時間の出典が取れない資格ではスコアを出さない算出式の規定(算出式ページで公開)
- 「帯が長く、中央値より大きく動く」の根拠は、上の合格率のレンジの図とその要約(振れ幅=収録している回の最大−最小/母集団の中央値との比較はいずれも収録データからの算出値・算出式ページで公開)。「平均の位置に実際の回が乗っていない」の根拠は、上の合格率の推移表の3回の値とその平均(ページ上部の直近合格率)
- 「絶対評価で合格者数を調整しない」「隣り合う回で大きく差がつく」の根拠は、上の注意書き(合格基準は100点満点で70点以上の絶対評価のため出題の難易によって合格率が大きく動く/出典: 大阪商工会議所)
- 「選抜の型の分類も平均を使う」の根拠は、上の選抜の型の節(本番の重さ=100−平均合格率、入口の重さ=受験資格スコアの2軸/しきい値は算出式ページで公開)
- 「年2回・申込期間は2週間ほど」「3月はⅡ種とⅢ種のみ」「Ⅰ種・Ⅲ種と同日に受験できる」「コースごとに金額が分かれている」の根拠は、上の試験日程・受験資格・受験料の各欄(出典: 大阪商工会議所・受験要項)
- 「資格が仕事を囲わない」の根拠は、上の独占業務の欄(大阪商工会議所が実施する民間検定で、法令上の業務独占・名称独占・設置義務の規定なし/現行条文で確認)
よくある質問
メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種の合格率はどのくらいですか?
回ごとの差が大きく、直近3回では47.8%から78.0%まで動いています(出典: 大阪商工会議所)。合格基準が100点満点で70点以上の絶対評価で、合格者数を調整しないためです。難しい回はそのまま合格率が下がるので、「前回が易しかったから次は絞られる」という読みは当てはまりません。1回分の数字で難易度を決めないでください。
Ⅰ種・Ⅱ種・Ⅲ種のどれを受ければよいですか?
部下を持つ立場ならⅡ種(ラインケアコース)です。Ⅲ種(セルフケア)は一般社員向け、Ⅰ種(マスター)は人事労務や経営幹部向けで、社内対策を企画する立場を想定しています(出典: 大阪商工会議所)。Ⅰ種だけは論述問題が加わり、合格率も直近で19.4%とⅡ種より低くなります。
受験資格はありますか?2つのコースを同じ日に受けられますか?
受験資格はなく、誰でも希望のコースを選べます。ⅠとⅡ、ⅡとⅢは同じ日に受けられます(出典: 大阪商工会議所・受験要項)。ただし3月の公開試験はⅡ種とⅢ種だけで、Ⅰ種は11月しか受けられません。Ⅱ種とⅢ種は集合時刻が分かれているので、同日受験でも重なりません。
受験料と試験日程を教えてください。
Ⅱ種の受験料は7,480円(税込)です。公開試験は11月と3月の年2回で、全国の指定会場で一斉に実施します(出典: 大阪商工会議所・受験要項)。次回の日付と申込期間は上の試験日程の欄で確認してください。受験地とコースごとに定員があり、達した時点で締め切られます。
このページに難易度スコアが出ていないのはなぜですか?
勉強時間の目安に、確認できる一次出典がないからです。主催団体も講座提供者も公表していません。当サイトのスコアは合格率・勉強時間・受験資格の3つから算出するので、1つ欠けると計算できません。推測で埋めるとスコアの意味が壊れるため、算出しない扱いにしています。合格率・受験料・試験日程は大阪商工会議所の公表値です。
メンタルヘルスⅡ種に独占業務はありますか?
ありません。大阪商工会議所が実施する民間検定で、法令上の業務独占・名称独占・設置義務の規定はありません。業務独占・名称独占・必置のいずれの規定も、現行条文では確認できませんでした(確認日 2026-08-02)。
出典