直近合格率(平均)
33.7%
勉強時間の目安
150〜200h
受験料
8,660円
注意
受験区分は「全科目」と免除A〜C(国内旅行業務取扱管理者有資格者・研修修了者等が対象)があり、免除区分ほど合格率が高い(令和7年度: 免除C=83.3%等)。本DBの合格率は免除なしの標準区分「全科目」を採用。全区分合算の合格率はこれより高い(令和7年度35.6%)
国内旅行業務取扱管理者の偏差値(難易度スコア換算)
国内旅行業務取扱管理者の偏差値は46.2です。 当サイト収録で難易度スコアを算出できる76資格を母集団として、 平均50・標準偏差10へ統計的定義どおりに換算した値です(偏差値 = 50 + 10 ×(難易度スコア − 母平均)÷ 母標準偏差)。
予備校・個人サイトが公表する主観的な「資格偏差値」の転記ではありません。母集団(収録資格)が変わると値も変わる相対値です。 スコアを算出できる76資格の偏差値一覧と算出式・母集団の定義は資格偏差値一覧で公開しています。
国内旅行業務取扱管理者の独占業務・設置義務(根拠条文)
国内旅行業務取扱管理者について、資格を持つ人に業務や名称を限定する規定、事業者に設置を義務づける規定を現行条文から拾いました。 分類の根拠はe-Gov法令検索の条文本文で、引用した文が本文に実在することを機械照合しています(確認日 2026-07-26)。
| 分類 | 対象 | 根拠条文 |
|---|---|---|
| 必置(設置義務) | 営業所への選任 | 旅行業法第11条の2第1項 |
- 旅行業法第11条の2第1項: 国内旅行のみを扱う営業所であれば、この資格で選任要件を満たせます(同条6項)。海外旅行を扱う営業所では総合旅行業務取扱管理者が必要です。
収録94資格を同じ基準で分類した一覧は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にあります。 法改正で規定は変わるため、業務の可否に関わる判断はリンク先の現行条文で確認してください。
合格率の推移
| 年度・回 | 合格率 |
|---|---|
| 令和7年度 | 34.1% |
| 令和6年度 | 31.4% |
| 令和5年度 | 35.7% |
図|国内旅行業務取扱管理者の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)
勉強時間の目安
150〜200時間が目安です(出典: フォーサイト(旅行業務取扱管理者講座の公表値))。学習環境や前提知識によって個人差があります。
この目安は、1日に取れる時間で割らないと自分の予定に落ちません。よくあるペースで割ると、かかる期間はこうなります。
| 1日の勉強時間 | かかる期間 | 日数 |
|---|---|---|
| 1時間 | 4.9〜6.6ヶ月 | 150〜200日 |
| 2時間 | 2.5〜3.3ヶ月 | 75〜100日 |
| 3時間 | 1.6〜2.2ヶ月 | 50〜67日 |
毎日休まず進めた場合の単純計算です(1ヶ月=30.4日で換算)。実際には空く日が出るので、この期間より後ろに倒れます。開始日を入れて完了予定日そのものを出すなら勉強時間シミュレーターを開いてください。国内旅行業務取扱管理者が選ばれた状態で始まります。
受験資格
受験資格の制限は特にない(ANTA公式受験案内より)。ただし旅行業法第11条の3第4項により、試験に関し不正行為があった者は観光庁長官が定める期間受験できない(区分: 誰でも受験可)
同じその他分野には32件を収録していて、うち24件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるならその他分野のデータ表が早く着きます。
国内旅行業務取扱管理者は入口と本番のどちらで絞る試験か
難易度スコアは合格率・勉強時間・受験資格を1つの数字に合成します。合成すると、受験資格で人を絞ってから易しい試験をする資格と、誰でも受けられるが本番で大量に落とす資格が、同じ点数に並びます。 そこで合成する前の2軸に戻すと、国内旅行業務取扱管理者は「どちらでも絞らない」の位置に入ります(本番の重さ=合格率スコア66.3、入口の重さ=受験資格スコア0)。 この2軸としきい値の決め方は難易度スコアの算出式で公開しています。
図|国内旅行業務取扱管理者の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)
試験日程
年1回・CBT試験方式。令和8年度は受験期間9月3日〜25日で、期間内の希望日時を受験者が選択(全国47都道府県のテストセンター)。申込期間は6月18日〜7月15日
受験料
8,660円 (受験手数料8,000円(非課税)+システム利用料660円(税込)の合計。CBT試験方式。いかなる理由でも返還不可)
独学 vs 通信講座
独学が向いている人
- 受験資格がなく、思い立った日から市販教材と過去問で始められる
- 勉強時間の目安150〜200時間(出典つき)を、自分でスケジュールに割り振れる
- CBTで受験日を選べるため、仕事の繁閑に合わせて学習の締め切りを設計できる
通信講座が向いている人
- 旅行業法・約款・国内実務の3分野を効率よく整理し、暗記の優先順位を決めてほしい
- 独学のペース管理を仕組みに任せ、演習に時間を集中したい
- 将来は総合旅行業務取扱管理者へ進むことを見据え、土台を固めたい
全国旅行業協会の公表では、免除区分によって合格率が34.1%から83.3%まで開くため、本DBは免除なしの全科目区分で統一しています。自分がどの区分で受けるかによって必要な学習量が変わる点だけ先に確認してください。
編集部の見解
国内旅行業務取扱管理者はCBTでも打席は年に一度。総合まで行くなら、この1回を免除の切符として使ってください
ページ上部のスコア内訳バーを見てください。合格率の寄与も勉強時間の寄与も母集団の中ほどで、受験資格の寄与はゼロです。スコアは49.4、52位で、すぐ上が薬剤師(50.1)、すぐ下が社会福祉士(47.9)です。直近平均の合格率が低い順に並べ直すと46番目に来るので、スコアを算出できる76資格のなかでは受かりやすい側に入ります。ただしこの位置は、免除なしの全科目区分だけを切り出した数字で作っています。上の注意書きのとおり、この試験には免除区分があり、免除区分の合格率は全科目区分より上に出ます。他で見た合格率のほうが高かったのなら、見ている区分が違います。
読み違えが起きやすいのは、合格率より方式のほうです。上の試験日程にあるとおり、この試験はCBTですが、受けられるのは年に一度の受験期間の中だけで、その期間内の希望日時を選ぶ形になっています。パソコンで受ける試験を「随時受けられる」と読むと外します。仕上がってから申し込む組み方ができず、落ちれば次の受験期間は翌年度です。しかも申込期間は受験期間より前に終わります。最初にやることは教材を選ぶことではなく、上の試験日程にある申込期間をカレンダーへ入れることです。申込を逃した年は、どれだけ勉強が進んでいても打席が来ません。
総合旅行業務取扱管理者(61.0)まで行くつもりなら、順番をここで決めておいてください。総合の受験区分には科目免除の区分があり、その前提のひとつが国内旅行業務取扱管理者の資格です(総合ページの注意書き)。国内を先に取れば、総合で受ける科目を削れます。ただし同じ年には組めません。上の試験日程と総合の試験日程を並べると、総合の申込が締め切られるのは夏で、国内のCBT受験期間が始まるのはそのあとです。国内に受かった年の総合には、その結果が間に合わない。免除を使う設計は最短でも2年計画になります。もうひとつ、当サイトのスコアは国内も総合も免除なしの区分で算出しています。国内を先に取った人が総合を受けるときの実際の重さは、表示している総合のスコアより軽い側へ振れます。この差はスコアには出ません。
取るべき人は、上の独占業務・設置義務の表で決まります。旅行業法は営業所ごとに一人以上の旅行業務取扱管理者を選任するよう求めており、国内のみを扱う営業所ならこの資格で要件を満たせます。会社が人数を数えなければならない資格なので、国内旅行を扱う会社では席の数がそのまま変わる。自分で営業所を構えるなら、選任する相手を雇うか自分が持つかの二択になります。逆に、海外旅行を扱う営業所に入ることが決まっているなら、国内を踏み台にせず総合を素で受けたほうが早い。免除を使う設計は2年かかるので、1年で決めたい人には向きません。旅行が好きだから、という理由だけで取るのも勧めません。上の表にあるのは営業所への選任義務だけで、名乗りを保護する規定は並んでいません。効くのは肩書きではなく席のほうです。
この見解が寄りかかっているデータ
- 「受かりやすい側に入る」の根拠は、上のスコア内訳の3要素と、母集団を直近平均の合格率が低い順に並べ直したときの位置(合格率の出典: 全国旅行業協会の試験実施状況)
- 「見ている区分が違う」の根拠は、上の注意書き(本DBは免除なしの全科目区分を採用し、免除区分の合格率はこれより高い/出典: 同協会)
- 「CBTでも打席は年に一度」の根拠は、上の試験日程(年1回・受験期間内で希望日時を選択・申込期間は受験期間より前/出典: 同協会)
- 「同じ年には免除を組めない」の根拠は、上の試験日程と総合旅行業務取扱管理者ページの試験日程(総合の申込は例年7月中旬から8月上旬/出典: 日本旅行業協会)、および総合の受験区分の前提(同ページの注意書き)
- 「総合の実際の重さはスコアより軽い側へ振れる」の根拠は、当サイトの算出式(合格率0.45・勉強時間0.35・受験資格0.20/算出式ページで公開)と、国内・総合とも免除なしの区分の合格率を採用していること
- 「席の数が変わる」の根拠は、上の独占業務・設置義務の表(旅行業法第11条の2第1項/条文本文と機械照合済み)と、同じ表に名称独占の規定が無いこと
よくある質問
国内旅行業務取扱管理者に受験資格はありますか?
ありません。年齢・学歴・国籍に関係なく誰でも受験できます(出典: 全国旅行業協会・ANTA公式)。国内の旅行業務を扱う営業所に必要な国家資格で、旅行業法・国内旅行実務・約款の3分野から出題されます。合格後に管理者として選任される段階の条件は、受験のハードルとは別に確認してください。
難易度スコア49.4は他の資格と比べてどの位置ですか?
スコアを算出できる76資格中52位です。上位版にあたる総合旅行業務取扱管理者(61.0)より低い帯にいて、海外実務や英語が加わらない分、範囲が絞られています。スコアは合格率・勉強時間・受験資格から当サイトが算出した独自指標で、算出式は算出式ページで公開しています。
合格率は何%くらいですか?免除区分で変わりますか?
本DBは免除のない標準区分「全科目」の合格率を採用しており、直近3回の平均は33.7%です。全国旅行業協会の公表では令和7年度の全科目区分が34.1%でした。一方、国内旅行実務などが免除される区分は数字がぐっと上がり、令和7年度の免除C区分は83.3%、全区分を合算すると35.6%です。どの区分の合格率を見ているかで印象が大きく変わるので、免除の有無をそろえて比べてください。
勉強時間はどのくらい見ておけばいいですか?
150〜200時間が目安です(出典: フォーサイトの旅行業務取扱管理者講座公表値)。試験はCBT方式で受験期間内に日程を選べるため、この時間を確保できる時期から逆算して申し込むと計画を立てやすくなります。旅行業法や約款は暗記の比重が高く、過去問の反復が効きます。
いつ・どうやって受験しますか?
年1回のCBT方式です(出典: 全国旅行業協会・ANTA公式)。令和8年度は受験期間が9月3日から25日で、この間の希望日時を全国47都道府県のテストセンターから選んで受験します。申込期間は6月18日から7月15日、受験手数料は8,660円(受験手数料8,000円+システム利用料660円)で、いかなる理由でも返還されません。
国内旅行業務取扱管理者の偏差値はいくつですか?
当サイトの統計換算では偏差値46.2です。スコアを算出できる76資格の難易度スコア(合格率・勉強時間・受験資格から算出し、式を公開)を平均50・標準偏差10へ換算した相対値で、予備校や他サイトが公表する主観的な資格偏差値の転記ではありません。母集団が変わると値も変わります。
国内旅行業務取扱管理者は法律で設置が義務づけられていますか?
はい。営業所への選任(旅行業法第11条の2第1項)が法律で定められており、事業を行うには有資格者を置く必要があります。無資格者がその業務を行うこと自体を禁じる規定(業務独占)は確認できませんでした。引用した条文はe-Gov法令検索の本文と照合しています(確認日 2026-07-26)。
出典