注意
掲載値はインテリア産業協会が公表する総合合格率(一次・二次を通じて当該年度に資格取得を目指した受験者に対する合格者の割合)です。
- 段階別に見ると第43回は一次34.0%・二次56.6%と高く見えますが、二次試験の受験者2,870名には前年までの一次合格者(一次免除者1,177名)が含まれるため、2つを掛け合わせた値とは一致しません。
- 一次試験に合格すると翌年から3年間は一次が免除され、二次試験だけを受け直せます。
- 第43回の合格者は39歳以下が68.0%、最年少18歳・最年長71歳でした(出典: インテリア産業協会)
インテリアコーディネーターの偏差値(難易度スコア換算)
インテリアコーディネーターの偏差値は50.2です(スコアを算出できる77資格中40位)。母集団の定義と換算式は算出式ページに。
図|インテリアコーディネーターの難易度スコアの作り方(3要素の加重合成)
- 合格率(重み0.45)
- 勉強時間(重み0.35)
- 受験資格(重み0.20)
インテリアコーディネーターの独占業務・設置義務(根拠条文)
インテリアコーディネーターには、業務独占・名称独占・必置(設置義務)のいずれの規定も現行条文で確認できませんでした(確認日 2026-08-02)。 インテリア産業協会が認定する民間資格で、法令上の業務独占・名称独占・設置義務の規定はありません。
資格がないとできない仕事が法律で定められている資格は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にまとめています。
合格率の推移
直近3回の合格率の平均は25.1%。受かるのはおよそ4人に1人です。回ごとの値は下の表に。
図|インテリアコーディネーターの平均合格率は、収録資格の分布のどこか
| 年度・回 | 合格率 |
|---|---|
| 2025年度・第43回・総合(受験6,387/合格1,623) | 25.4% |
| 2024年度・第42回・総合(受験7,101/合格1,767) | 24.9% |
| 2023年度・第41回・総合(受験8,156/合格2,034) | 24.9% |
図|インテリアコーディネーターの合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)
勉強時間の目安
目安は200〜300時間です。
図|インテリアコーディネーターの勉強時間の目安をものさしに置くと
図の詳しい読み方
目安が取れた77資格の幾何平均を短いほうから数えると38番目で、中央値は245時間、最小は37時間、最大は5,477時間です。
1日2時間なら3〜5か月かかります。1日に取れる時間ごとの期間は下の表のとおりです。
| 1日の勉強時間 | かかる期間 | 日数 |
|---|---|---|
| 1時間 | 6.6〜9.9ヶ月 | 200〜300日 |
| 2時間 | 3.3〜4.9ヶ月 | 100〜150日 |
| 3時間 | 2.2〜3.3ヶ月 | 67〜100日 |
出典: ユーキャン(通信講座の公表値・一次試験に100〜200時間、二次試験に100時間程度で合計200〜300時間)(確認日 )。
換算の前提は算出式ページに、開始日から完了予定日そのものを出す道具は勉強時間シミュレーターにあります(インテリアコーディネーターが選ばれた状態で開きます)。
インテリアコーディネーターの試験の形式(一次出典)
一次はCBTの択一式を120分、二次は記述・製図を180分で解きます。一次合格の免除は3年間。問数や時間帯は上の表のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一次試験の方式 | CBT(Computer Based Testing)方式による解答選択式。出題・解答は日本語のみ |
| 一次試験の出題数・時間 | 学科・全36問、実施時間120分(前に約3分のチュートリアルがある) |
| 一次試験の会場・期間 | 全国47都道府県のテストセンター。第44回は2026年9月15日〜10月15日のうち受験申込時に希望日時を1つ選択 |
| 二次試験の実施時間 | 事前説明12:15〜12:30(15分)、実施時間12:30〜15:30(180分) |
| 免除・特例 | 一次試験のみに合格した人は、次年度から3年間、免除通知番号を申込時に入力すれば一次が免除され二次だけ受験できる。3年を過ぎると再び一次からの受験になる |
受験区分は3つ。同一年度に一次と二次を受ける基本タイプ、一次だけ先に受ける先取りタイプ、免除者向けの二次のみタイプから選びます(料金は上の受験料の欄)。先取りタイプは一次に合格しても同一年度内の二次は受けられません。受験資格の制限はありません。
出典: インテリア産業協会「インテリアコーディネーター資格試験 受験概要」(第44回・2026年度) (確認日 )。
出題形式・科目構成・免除の条件は年度で変わります。申込の前に、実施団体の最新の受験案内で確認してください。
受験資格
受験資格なし。「年齢・性別・国籍・学歴・職業・経験は問いません」(出典: インテリア産業協会・第44回受験概要)(区分: 誰でも受験可)
同じその他分野には36件を収録していて、うち25件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるならその他分野のデータ表が早く着きます。
インテリアコーディネーターは入口と本番のどちらで絞る試験か
インテリアコーディネーターは「本番で絞る」型です。
スコアに合成する前の2軸、本番の重さ(合格率スコア74.9)と入口の重さ(受験資格スコア0)で位置を決めています。 2軸としきい値の決め方は算出式ページに。
図|インテリアコーディネーターの位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)
試験日程
年1回。一次試験(学科・CBT方式)は2026年9月15日〜10月15日の期間から日時と会場を選んで受験し、二次試験(プレゼンテーション・論文)は2026年12月6日(日)。
受験申込は一次・二次とも2026年7月15日〜8月31日
同じ時期のほかの試験は、資格試験の日程カレンダー(2026年9月に試験がある資格の一覧)で見られます。
受験料
14,850円
基本タイプ(一次試験→二次試験)の受験料(税込)。一次試験<先取り>タイプと二次試験<一次免除>タイプはいずれも11,550円。合格後の資格者登録には別途、初回登録料14,300円がかかる
独学 vs 通信講座
独学が向いている人
- 一次試験の範囲は協会が発行するハンドブックにまとまっていて、教材の中心を自分で決めやすい
- 一次がCBT方式で9月中旬から10月中旬の期間から受験日を選べるため、200時間の学習計画を自分の都合に合わせられる
- 一次合格の免除が3年間続くので、二次の作図だけを翌年に持ち越す戦い方も選べる
通信講座が向いている人
- 二次試験は平面図・立面図の作図と論文で、独学だと自分の答案がどこで減点されるか判断しにくい
- 総合合格率が25.1%で、4人に3人が落ちる。独学の手応えだけを頼りに一次と二次を続けて突破するのは負荷が高い
- 製図道具の扱いや時間配分など、手を動かす部分を早い段階で矯正したい
インテリアコーディネーターは、一次と二次で必要な力がまったく違います。講座を検討するなら「一次の知識」と「二次の作図」のどちらに手当てが要るかを先に切り分けてください。支出を必要な範囲に絞れます。
編集部の見解
インテリアコーディネーターは4人に3人が落ちるのに、法律は何も守らない。難しさと肩書きの強さは別の欄に置く
上の独占業務の欄には、規定が1つもありません。インテリア産業協会が認定する民間資格で、業務独占も名称独占も設置義務も条文に存在しない、と現行法を確認したうえで書いています。
それでも上の図では「本番で絞る」の区画に入ります。受験資格の寄与はゼロ、合格率の寄与だけでスコア49.9まで積み上がり、順位は40位。すぐ上がITサービスマネージャ(51.0)、すぐ下が消防設備士甲4(49.0)です。平均合格率(25.1%)の低い順では34番目です。
試験で落ちる割合の高さと、法律が守ってくれる範囲は、別々に決まります。この資格を評価するときは、その2つを最初から別の欄に分けて置いてください。
合格率は総合合格率です。上の推移表の3回はほとんど動かず、レンジバーの帯も狭く出ます。ただし段階別の一次・二次の割合はこれより高く見え、二次の受験者に前年までの一次合格者が混ざるため、掛け合わせても総合にはなりません。段階の数字から自分で通過率を作らないでください。当サイトがスコアに使っているのは総合のほうです。
計画は、一次の免除を軸に組んでください。一次は学科のCBTで、決められた期間から日時と会場を選べます。二次は12月の1日だけ。一次に合格すると翌年から3年間は一次が免除され、二次だけを受け直せます。
つまり「1年で両方そろえる」以外に、一次を早めに確定させて二次に複数年を使う設計が制度の側に用意されています。上の勉強時間の欄も一次と二次で内訳が分かれ、必要な力が別物だと数字にも出ています。手を動かす練習は後から短縮しにくいので、二次に残す時間を先に確保してから一次の学習量を決めてください。
向くのは、住宅・家具・リフォームの現場で客に提案する立場にいる人、これからそこに入る人です。図面と仕様で話す訓練がそのまま業務に乗ります。
勧めないのは、肩書きを1つ増やす目的で選ぶ場合です。法律が守る範囲がゼロなので、資格の価値は勤め先と顧客が決めます。しかも合格後の登録には別途の費用がかかります(上の受験料の欄)。名乗るために払う設計なのに、その名乗りを法律は守っていない。使う場所を先に決めていないと、支払った分が戻る経路がありません。
この見解が寄りかかっているデータ
- 「法律の規定が1つもない」の根拠: 上の独占業務の欄(業務独占・名称独占・必置のいずれも現行条文で確認できず/民間資格である旨・確認日つき)
- 「本番で絞る区画」の根拠: 上の選抜の型の図(本番の重さ=合格率スコア、入口の重さ=受験資格スコアの2軸としきい値・算出式ページ)と、上の受験資格の欄(年齢・性別・国籍・学歴・職業・経験を問わない/出典: インテリア産業協会)
- 「掛け算で通過率を作れない」の根拠: 上の注意書き(総合合格率の定義と、二次受験者に一次免除者が含まれる旨/出典: インテリア産業協会)
- 「合格率がほとんど動かない」の根拠: 上の合格率の推移表とその直後のレンジバーの幅(出典: インテリア産業協会)
- 「一次免除は3年」「一次はCBTで日時を選べる」の根拠: 上の試験日程と、同ページのよくある質問に書いた免除の扱い(出典: インテリア産業協会)
- 「登録に別途費用」の根拠: 上の受験料の欄の注記(初回登録料/出典: インテリア産業協会)
- 「一次と二次で必要な力が別」の根拠: 上の勉強時間の欄にある内訳(出典: ユーキャン公表値)
よくある質問
インテリアコーディネーターの合格率はどのくらいですか?
4人に1人が受かる試験です。直近3回はほぼ動かず、平均25.1%(出典: インテリア産業協会)。これは一次・二次を通した総合合格率です。段階別の一次・二次の率はこれより高く見えますが、二次の受験者に前年までの一次合格者が含まれるため、2つを掛けても総合にはなりません。年度別・段階別の値はページ上の推移表と注意書きにあります。
受験資格はありますか?実務経験がなくても受けられますか?
ありません。協会は「年齢・性別・国籍・学歴・職業・経験は問いません」と明記しています(出典: インテリア産業協会・受験概要)。実務経験も不要です。当サイトの難易度スコアで受験資格の点が0になるのはこのためで、合格率25.1%と低めでも誰でも挑戦できます。直近回の合格者は最年少18歳・最年長71歳と、年齢の幅も広い試験です。
一次試験と二次試験はどう違いますか?一次に落ちたらまた最初からですか?
一次は学科(CBT・択一式)、二次は作図のプレゼンテーションと論文です。一次に合格すると翌年から3年間は一次が免除され、二次だけを受け直せます(出典: インテリア産業協会)。二次で落ちても免除期間内なら学科のやり直しは不要で、3年を過ぎると一次からに戻ります。結果を左右するのは作図の練習量。一次合格後の1年の使い方で二次が決まります。
受験料はいくらですか?申込はいつからですか?
基本タイプ(一次→二次)が14,850円(税込)、先取りタイプと一次免除タイプは11,550円です(出典: インテリア産業協会)。合格後の資格者登録には別途、初回登録料がかかります(上の受験料の欄)。申込は一次・二次とも同じ期間で、直近回は7月中旬から8月末まででした。
試験日はいつですか?勉強はいつ始めれば間に合いますか?
一次は9月中旬から10月中旬の期間で日時と会場を選び、二次は12月上旬の1日です(出典: インテリア産業協会)。勉強時間の目安は合計200〜300時間で、内訳は一次と二次で分かれています(出典: ユーキャン公表値)。一次は日程を選べるので、上の期間表から逆算して受験日を決められます。
難易度スコア49.9は、他の資格と比べてどの位置ですか?
スコアを算出できる77資格中40位です。受験資格がないぶん点は伸びず、合格率25.1%の低さと勉強時間200〜300時間が押し上げています。同じ住まいの分野の二級建築士(63.7)とは、受験資格に加えて合格率と勉強時間でも差がつきます。式は算出式ページにあります。
インテリアコーディネーターの偏差値はいくつですか?
当サイトの統計換算で偏差値50.2です(難易度スコア49.9・スコアを算出できる77資格中40位)。換算式と母集団は算出式ページで公開しています。
インテリアコーディネーターに独占業務はありますか?
ありません。インテリア産業協会が認定する民間資格で、法令上の業務独占・名称独占・設置義務の規定はありません。業務独占・名称独占・必置のいずれの規定も、現行条文では確認できませんでした(確認日 2026-08-02)。
出典