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資格のものさし
秘書技能検定試験2級(秘書検定2級)

事務

秘書技能検定試験2級(秘書検定2級)

主催: 実務技能検定協会

難易度スコア

31.4 / 100

合格率 勉強時間 受験資格

スコア算出76資格中74位

算出式を見る資格難易度ランキングでスコア算出76資格と比較

直近合格率(平均)

60.8%

勉強時間の目安

20〜70h

受験料

5,200円

注意

国家資格ではなく、実務技能検定協会が実施する民間検定(文部科学省後援)。筆記試験(年3回)のほかCBT方式の通年受験があり、CBTの合格率は年度別集計(2025年度2級62.4%)。2級は筆記のみで面接なし

秘書検定2級の偏差値(難易度スコア換算)

秘書技能検定試験2級(秘書検定2級)の偏差値は30.9です。 当サイト収録で難易度スコアを算出できる76資格を母集団として、 平均50・標準偏差10へ統計的定義どおりに換算した値です(偏差値 = 50 + 10 ×(難易度スコア − 母平均)÷ 母標準偏差)。

予備校・個人サイトが公表する主観的な「資格偏差値」の転記ではありません。母集団(収録資格)が変わると値も変わる相対値です。 スコアを算出できる76資格の偏差値一覧と算出式・母集団の定義は資格偏差値一覧で公開しています。

秘書検定2級の独占業務・設置義務(根拠条文)

秘書技能検定試験2級(秘書検定2級)には、業務独占・名称独占・必置(設置義務)のいずれの規定も現行条文で確認できませんでした(確認日 2026-07-26)。 実務技能検定協会が実施する民間検定で、法令上の業務独占・名称独占・設置義務の規定はありません。

資格がないとできない仕事が法律で定められている資格は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にまとめています。

合格率の推移

年度・回 合格率
第138回(2026年2月8日実施) 73.0%
第137回(2025年11月16日実施) 56.0%
第136回(2025年6月22日実施) 53.3%

図|秘書検定2級の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)

秘書検定2級の合格率のレンジ: 収録3回で53.3%から73.0%最小53.3%、平均60.8%、最大73.0%。振れ幅は19.7ポイント。横軸は0〜100%固定。 帯=収録している直近3回の合格率の幅 横軸: 合格率(%・0〜100固定) 最小 53.3% 最大 73.0% 020406080100平均 60.8%(難易度スコアはこの1点を使う)破線=収録94資格の平均合格率の中央値 32.7%
図の要約。秘書検定2級の合格率は、難易度スコアに使っている直近3回で53.3%から73.0%まで動いています(振れ幅19.7ポイント・平均60.8%)。振れ幅を算出できた93件の中央値は3.00ポイントなので、この試験は中央値より大きく動いています。直近の第138回(2026年2月8日実施)は73.0%で、収録している回のなかで最も高い値です。破線は収録94資格の平均合格率の中央値32.7%で、秘書検定2級の平均60.8%はその右(通りやすい側)にあります。横軸は0〜100%に固定しているので、他の資格ページの同じ図と帯の長さをそのまま見比べられます。

勉強時間の目安

20〜70時間が目安です(出典: ユーキャン(秘書検定講座コラム)公表の独学目安)。学習環境や前提知識によって個人差があります。

この目安は、1日に取れる時間で割らないと自分の予定に落ちません。よくあるペースで割ると、かかる期間はこうなります。

1日の勉強時間 かかる期間 日数
1時間 0.7〜2.3ヶ月 20〜70日
2時間 0.3〜1.2ヶ月 10〜35日
3時間 0.2〜0.8ヶ月 7〜24日

毎日休まず進めた場合の単純計算です(1ヶ月=30.4日で換算)。実際には空く日が出るので、この期間より後ろに倒れます。開始日を入れて完了予定日そのものを出すなら勉強時間シミュレーターを開いてください。秘書検定2級が選ばれた状態で始まります。

受験資格

受験資格なし(受験要項に「制限はありません。どなたでも受験できます」と明記)(区分: 誰でも受験可)

同じ事務分野には4件を収録していて、いずれも受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるなら事務分野のデータ表が早く着きます。

秘書検定2級は入口と本番のどちらで絞る試験か

難易度スコアは合格率・勉強時間・受験資格を1つの数字に合成します。合成すると、受験資格で人を絞ってから易しい試験をする資格と、誰でも受けられるが本番で大量に落とす資格が、同じ点数に並びます。 そこで合成する前の2軸に戻すと、秘書技能検定試験2級(秘書検定2級)は「どちらでも絞らない」の位置に入ります(本番の重さ=合格率スコア39.2、入口の重さ=受験資格スコア0)。 この2軸としきい値の決め方は難易度スコアの算出式で公開しています。

図|秘書検定2級の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)

選抜の型の分布(94件): 横軸は合格率スコア、縦軸は受験資格スコア 本番で絞るが37件、入口で絞るが25件、どちらでも絞らないが25件、入口も本番も絞るが7件。しきい値は合格率スコア70と受験資格スコア40。 縦軸: 入口の重さ=受験資格スコア 点は94件(当サイトの算出値) 入口で絞る 25件 入口も本番も絞る 7件 どちらでも絞らない 25件 本番で絞る 37件 100 実務経験+前提資格 70 実務経験 40 前提資格・講座 0 誰でも受験可 秘書検定2級 020406080100 しきい値70(平均合格率30%) 横軸: 本番の重さ=合格率スコア(100 − 平均合格率)
図の要約。座標を出せたのは94件(算出不可0件)。本番で絞るが37件、入口で絞るが25件、どちらでも絞らないが25件、入口も本番も絞るが7件です。縦軸は受験資格スコアの4段階(0・40・70・100)しか値を取らないので、点は4本のレーンの上にしか乗りません。今の収録データでは100のレーンが0件で、実際に埋まっているのは3本です。座標が完全に一致して重なっている組が3組あります(点をずらすと架空の座標になるため、そのまま重ねています)。琥珀色の点が秘書検定2級で、合格率スコア39.2・受験資格スコア0。この資格は「どちらでも絞らない」に入ります。

試験日程

筆記試験は年3回(6月・11月・2月)。2級・3級はテストセンターでのCBT受験が通年可能

受験料

5,200円 (2級単独受験。併願は準1級・2級11,700円/2級・3級9,000円)

独学 vs 通信講座

独学が向いている人

  • テキスト1冊+過去問で合格圏に届く分量。市販教材が充実している
  • 勉強時間20〜70時間と短く、就活・仕事と並行しやすい
  • CBTなら通年受験できるため、仕上がった時点ですぐ受けられる

通信講座が向いている人

  • 敬語・マナーの「なぜそうするか」まで解説つきで学び、面接のある準1級まで見据えたい
  • ひとりだと後回しにしがちで、提出課題つきのペース管理がほしい

秘書検定2級は独学者が多数派の試験です。過去問を数問解いて、記述問題(適切な言い回しを書く形式)に抵抗がなければ独学で十分届きます。準1級(面接あり)まで狙うかどうかで投資判断が変わります。

編集部の見解

秘書検定2級は、払う額よりも「どこで止めるか」で価値が決まる。2級で終える予定なら、申し込む前に考え直してください

ページ上部のスコア内訳バーを見てください。秘書検定2級は、合格率の寄与も勉強時間の寄与も小さく、受験資格の寄与はゼロです。スコアを押し上げる要素がひとつもないので、位置は低い側に張り付きます。スコアの低い順に数えると3番目で、すぐ上がFP3級(32.0)、すぐ下がセキュマネ(30.8)です。ただしこれを「取っても無駄」と読むのは違います。誰でも受けられて短い準備で受かる試験は、受かっている人の側が多くなります。取得そのものが他の受験者との差にはならない、と読んでください。

上の合格率の推移表は、回ごとの開きが大きく出ています。1回分だけを取り出して「いまの秘書検定は易しくなった」と語る材料にはなりません。当サイトのスコアは直近3回の平均でこの振れを吸収しています。さらに、上の注意書きにあるとおりCBT方式の合格率は年度別の別集計で、スコアに使っているのは筆記の値です。テストセンターで受けるつもりなら、体感の難しさはスコアが示す位置よりさらに下になります。

受験料の話をここで片づけます。上の受験料欄には、2級を単独で受けるときの額と、準1級・3級それぞれと併願するときの額が並んでいます。併願の額は、それぞれを単独で受けたときの合計と同じです(根拠は下の比較ページに出典つきで置いています)。安く上げるための制度ではなく、試験時間が重ならない級を1日で受け切るための制度、ということです。だから金額を比べる前に決めることがひとつあります。準1級まで行くのかどうか。行くなら、準1級と2級を同じ日に申し込んでください。協会が押している「感じのよさ」の表し方が測られるのは準1級の面接試験からで、2級までは筆記でしか測られません。2級に受かってから準1級を受け直すと、出願も試験日も2回に分かれます。

準1級まで行かないなら、3級との併願は外してください。3級を足しても、面接で話せる中身は増えません。2級だけで済ませる場合はCBTが一番速い。合否はその日に出て、落ちても数日後に受け直せます(同じく下の比較ページに出典つき)。筆記の年3回に予定を合わせる必要はないので、就職活動や異動の締め切りから逆算し、テキストを一周して過去問が解けた週に申し込んでください。

勧めるのは、面接や配属までの時間が短く、敬語・電話応対・来客対応を型で答えられる状態を先に作りたい人です。上の勉強時間の期間表で、自分が1日に確保できる時間の行を見てください。どの行を選んでも短い期間に収まります。勧めないのは、履歴書の行を増やす目的だけで受ける人です。上の独占業務の欄にあるとおり、この検定には法令上の業務独占も名称独占も設置義務もありません。仕事を囲う資格ではないので、効くのは中身のほうだけです。準1級の面接まで行く気がないなら、同じ準備期間を簿記や情報処理の入門に置いたほうが、答えられる範囲は広がります。

この見解が寄りかかっているデータ
  • 「押し上げる要素がない」の根拠は、上のスコア内訳の3寄与(合格率0.45・勉強時間0.35・受験資格0.20の加重・算出式ページで公開)と、受験資格が「どなたでも受験できます」の区分であること(出典: 実務技能検定協会の受験要項)
  • 「1回分で判断しない」の根拠は、上の合格率の推移表の開き(出典: 実務技能検定協会の試験結果)と、スコアが直近3回の平均を使う算出式
  • 「CBTは別の数字」の根拠は、上の注意書きに載せたCBTの年度別集計(出典: 同協会)と、当サイトのスコアが筆記の値で算出されていること
  • 「併願は値引きではない」「面接は準1級から」の根拠は、級ごとの試験時間・単独と併願の受験料・準1級から二次試験(面接試験)がある旨(出典: 実務技能検定協会「秘書検定 受験要項」「秘書検定とは」/下の比較ページの出典一覧に収録)
  • 「当日合否・数日後に受け直せる」の根拠は、同協会「秘書検定CBT」の公表(同じく下の比較ページの出典一覧)
  • 「仕事を囲わない」の根拠は、上の独占業務の欄(法令上の業務独占・名称独占・設置義務の規定なしと分類・条文で確認)

上のデータ表・条文の分類・勉強時間の算術は出典にもとづく事実の提示で、この枠の中は資格のものさし編集部の評価と推奨です。判断の分かれ方は編集方針に書いています。

よくある質問

秘書検定2級に受験資格はありますか?

ありません。受験要項に「制限はありません。どなたでも受験できます」と明記されています(出典: 実務技能検定協会)。3級を飛ばして2級から受ける人も多く、大学生の就職活動前の受験が定番です。2級は筆記のみで面接試験はありません。

秘書検定2級の合格率は?

第138回(2026年2月)は受験3,867人中合格2,824人で73.0%でした(出典: 実務技能検定協会)。ただし第137回56.0%・第136回53.3%と、回による変動が大きい試験です。合格基準は理論・実技の各領域で60%以上の得点で、5〜7割が受かる水準と見ておくのが実態に近いです。

秘書検定2級の合格に必要な勉強時間は?

20〜70時間が目安です(出典: ユーキャン)。敬語・電話応対・文書作成・冠婚葬祭マナーなど、社会人常識の言語化が中心で、テキスト1冊と過去問で対策できる分量です。1日1時間なら3週間〜2か月程度に収まります。

難易度スコア31.4は、他の資格と比べてどの位置ですか?

スコアを算出できる76資格中74位です。合格率が高め(平均60.8%)で勉強時間20〜70時間と短く、誰でも受験できるため、スコアは最下位の帯に入ります。同じ事務系の入門ではITパスポート(41.4)や簿記3級(46.7)と並ぶ位置です。スコアは合格率・勉強時間・受験資格から当サイトが算出した独自指標です。

秘書検定は国家資格ですか?いつ受けられますか?

国家資格ではなく、実務技能検定協会が実施する民間検定(文部科学省後援)です(出典: 実務技能検定協会)。筆記試験は年3回(6月・11月・2月)で、受験料は2級単独5,200円。全国のテストセンターで受けられるCBT方式なら通年で受験でき、合否も当日わかります。

秘書検定2級の偏差値はいくつですか?

当サイトの統計換算では偏差値30.9です。スコアを算出できる76資格の難易度スコア(合格率・勉強時間・受験資格から算出し、式を公開)を平均50・標準偏差10へ換算した相対値で、予備校や他サイトが公表する主観的な資格偏差値の転記ではありません。母集団が変わると値も変わります。

秘書検定2級に独占業務はありますか?

ありません。実務技能検定協会が実施する民間検定で、法令上の業務独占・名称独占・設置義務の規定はありません。業務独占・名称独占・必置のいずれの規定も、現行条文では確認できませんでした(確認日 2026-07-26)。

秘書検定2級と他の資格の難易度比較

出典

  1. 合格率(第138回(2026年2月8日実施))出典: 実務技能検定協会(確認日
  2. 合格率(第137回(2025年11月16日実施))出典: 実務技能検定協会(確認日
  3. 合格率(第136回(2025年6月22日実施))出典: 実務技能検定協会(確認日
  4. 勉強時間の目安 出典: ユーキャン(秘書検定講座コラム)公表の独学目安(確認日
  5. 受験料 出典: 実務技能検定協会(確認日
  6. 試験日程 出典: 実務技能検定協会(確認日