注意
合格率は直近3回で77.0〜83.1%と高い水準にありますが、受験チケットを自分で購入して申し込んだ層の中での数字です。
- 出題は145問程度を100分(会場試験は120分)で解く形式で、1問あたり40秒ほどしか使えません。
- 合格基準点は公表されていません。
- 開催回によって受験者数が8,305〜12,027人と振れ、合格率も6ポイント動いています。
- 累計受験者数は219,761名・累計合格者数は156,562名(2026年第4回終了時点・出典: 日本ディープラーニング協会)
G検定の偏差値(難易度スコア換算)
G検定(JDLA Deep Learning for GENERAL)の偏差値は24.5です(スコアを算出できる77資格中77位)。母集団の定義と換算式は算出式ページに。
図|G検定の難易度スコアの作り方(3要素の加重合成)
- 合格率(重み0.45)
- 勉強時間(重み0.35)
- 受験資格(重み0.20)
G検定の独占業務・設置義務(根拠条文)
G検定(JDLA Deep Learning for GENERAL)には、業務独占・名称独占・必置(設置義務)のいずれの規定も現行条文で確認できませんでした(確認日 2026-08-02)。 日本ディープラーニング協会が実施する民間検定で、法令上の業務独占・名称独占・設置義務の規定はありません。
資格がないとできない仕事が法律で定められている資格は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にまとめています。
合格率の推移
直近3回の合格率の平均は80.8%。受かるのはおよそ10人に8人です。回ごとの値は下の表に。
図|G検定の平均合格率は、収録資格の分布のどこか
| 年度・回 | 合格率 |
|---|---|
| 2026年第4回・2026年7月(受験9,241/合格7,677) | 83.1% |
| 2026年第3回・2026年5月(受験8,305/合格6,843) | 82.4% |
| 2026年第2回・2026年3月(受験12,027/合格9,265) | 77.0% |
図|G検定の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)
勉強時間の目安
目安は30〜50時間です。
図|G検定の勉強時間の目安をものさしに置くと
図の詳しい読み方
次いで15〜30時間21.5%、50〜70時間18.4%)・確認2026-08-02)。目安が取れた77資格の幾何平均を短いほうから数えると2番目で、中央値は245時間、最小は37時間、最大は5,477時間です。
1日2時間なら15〜25日かかります。1日に取れる時間ごとの期間は下の表のとおりです。
| 1日の勉強時間 | かかる期間 | 日数 |
|---|---|---|
| 1時間 | 1.0〜1.6ヶ月 | 30〜50日 |
| 2時間 | 0.5〜0.8ヶ月 | 15〜25日 |
| 3時間 | 0.3〜0.6ヶ月 | 10〜17日 |
出典: 日本ディープラーニング協会(合格者アンケート・最も多い回答帯が30〜50時間で25.3%。次いで15〜30時間21.5%、50〜70時間18.4%)(確認日 )。
換算の前提は算出式ページに、開始日から完了予定日そのものを出す道具は勉強時間シミュレーターにあります(G検定が選ばれた状態で開きます)。
G検定の試験の形式(一次出典)
多肢選択式の知識問題を145問程度。オンライン試験(自宅受験)は100分、会場試験は120分です。受験資格はありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出題形式・出題数 | 知識問題(多肢選択式)・145問程度 |
| 試験時間 | オンライン試験は100分、会場試験は120分 |
| 受験方式 | オンライン実施(自宅受験)と、オンサイト実施(会場受験)の2つ。申込後の変更・振替はできず、それぞれ別システムでアカウント登録が必要 |
| 出題範囲 | JDLAが公開するシラバスより出題 |
| 受験資格 | 制限なし |
| 受験費用 | 一般13,200円、学生5,500円(いずれも税込) |
1問に使える時間は1分を大きく下回ります。調べながら解ける環境ではあっても、調べる余裕はほとんどありません。会場試験でも問題数は変わらず、時間が少し伸びるだけです。オンラインと会場は別システムで、申し込んだあとに入れ替えることもできません。
出典: 日本ディープラーニング協会「G検定(ジェネラリスト検定)」 (確認日 )。
出題形式・科目構成・免除の条件は年度で変わります。申込の前に、実施団体の最新の受験案内で確認してください。
受験資格
受験資格なし。年齢・学歴・実務経験の制限はなく誰でも受験できる(出典: 日本ディープラーニング協会・G検定とは)(区分: 誰でも受験可)
同じIT分野には19件を収録していて、うち18件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるならIT分野のデータ表が早く着きます。
G検定は入口と本番のどちらで絞る試験か
G検定(JDLA Deep Learning for GENERAL)は「どちらでも絞らない」型です。
スコアに合成する前の2軸、本番の重さ(合格率スコア19.2)と入口の重さ(受験資格スコア0)で位置を決めています。 2軸としきい値の決め方は算出式ページに。
図|G検定の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)
試験日程
2026年はオンライン試験が年6回、会場試験が年3回。
- オンラインは自宅受験で試験時間100分、会場試験は120分、出題数はいずれも145問程度。
- 2026年最終回(G2026#6)はオンラインが11月6日(金)・11月7日(土)で、個人の申込期間は9月11日〜10月29日
同じ時期のほかの試験は、資格試験の日程カレンダー(2026年11月に試験がある資格の一覧)で見られます。
受験料
13,200円
一般(税込)。学生は5,500円。前回受験から2年以内の再受験は半額、AI For Everyone修了者は30%引きなどの割引がある(会場試験は割引制度なし)
独学 vs 通信講座
独学が向いている人
- 協会が公表するシラバスと例題・ミニテストが公開されていて、出題範囲を自分で確認できる
- 合格者アンケートの最頻帯30〜50時間なら、公式テキストと問題集の反復で回しきれる分量に収まる
- オンライン試験は自宅受験で日程も年6回あり、学習の進み具合に合わせて受験回を選べる
通信講座が向いている人
- 機械学習の手法や数理の用語にはじめて触れ、145問程度を100分で処理する速度まで持っていく道筋がほしい
- 合格基準点が公表されていないため、どの分野をどこまで詰めれば安全圏かの判断を誰かに委ねたい
- 法律・倫理を含む出題範囲が広く、優先順位を自分で決めると時間が足りなくなりそう
受験チケットの有効期限が購入から1年あるので、先にチケットを買って受験回を後から決められます。協会が公開しているシラバスと例題で現在地を測ってから、独学か講座かを決めると無駄がありません。
編集部の見解
G検定のスコアが下端なのは選抜していないから。取るかどうかは難しさでなく、期限の作り方で決める
スコアを下げる要素が3つそろっています。合格率が高い、勉強時間の目安が短い、受験資格がない。上のスコア内訳バーはそれをそのまま映していて、15.5はスコアを算出できる77資格中77位。母集団の最下位で、すぐ上が秘書検定2級(24.3)です。選抜の型でも「どちらでも絞らない」側です。
ただしこれは難しさの順位であって、価値の順位ではありません。当サイトのスコアは合格率・勉強時間・受験資格の3つしか見ておらず、現場で何に効くかは入っていません。G検定を評価するなら、出題範囲と受験のしやすさのほうを見てください。
勉強時間の目安には注釈が要ります。上の欄の30〜50時間は、合格者アンケートで回答が最も集まった帯であって、平均でも中央値でもありません(内訳は出典の注記)。前提知識のない人には短すぎる見積もりです。自分の位置は、協会が公開しているシラバスと例題で測ってください。時間から入ると、足りない範囲に気づくのが本番になります。
本番の負荷は、合格率より出題量に出ています。1問に使える時間は1分を切ります(上の注意書き)。自宅受験で手元の資料を開けても、開いている余裕がない設計です。合格基準点も非公表なので、何割取れば安全という逆算ができません。
だから対策は、用語を見た瞬間に選択肢を切れる状態を作るほうへ寄せてください。読んで分かる、と、1分たたずに選べる、は別の能力です。ここを取り違えたまま当日を迎えると、知っている問題を落とします。
日程は詰まっていて、外したときの負担も軽い。オンラインが年6回、会場が年3回(上の試験日程)で、2年以内の再受験は半額です(上の受験料の注記)。落ちる前提で先に日付を置ける部類の試験です。
向くのは、AIの話が会議に出てくるようになった非エンジニアです。企画・営業・管理部門で、用語の意味と法律や倫理の論点を共通言語として持ちたい人。実装力の証明にはなりません。
勧めないのは、難関資格の代わりに履歴書を厚くしたい人です。この検定には業務独占も名称独占もなく(上の独占業務の欄)、選抜もしていません。持っていること自体を評価してもらう前提で受けると、費やした時間が返ってきません。
この見解が寄りかかっているデータ
- 「3要素とも下げ方向」の根拠: 上のスコア内訳バー(合格率0.45・勉強時間0.35・受験資格0.20の加重寄与)と、上の合格率の推移表・勉強時間の欄・受験資格の欄(いずれも出典: 日本ディープラーニング協会)
- 「スコアは価値の指標ではない」の根拠: 難易度スコアが合格率・勉強時間・受験資格の3要素だけで構成されること(算出式ページ)と、当サイトの選抜の型の分類
- 「目安は最頻帯」の根拠: 上の勉強時間の欄の出典注記(合格者アンケートで最も多い回答帯とその前後の帯の割合/出典: 日本ディープラーニング協会)
- 「1問に使える時間」「合格基準点は非公表」の根拠: 上の注意書き(出題数と試験時間・合格基準点を公表していないこと/出典: 日本ディープラーニング協会)
- 「日程と再受験の割引」の根拠: 上の試験日程(オンラインは年6回・会場は年3回)と上の受験料の注記(前回受験から2年以内の再受験は半額/出典: 日本ディープラーニング協会)
- 「法律が囲っていない」の根拠: 上の独占業務の欄(業務独占・名称独占・設置義務の規定なしと分類・条文で確認)
よくある質問
G検定の合格率は?8割が受かるなら簡単ですか?
直近3回の平均は80.8%=8割が受かります(出典: 日本ディープラーニング協会。回ごとの値はページ上の推移表)。ただし受かりやすさは出題量とセットで見てください。145問程度を100分で解くので、1問に使えるのは40秒ほど。合格基準点は非公表なので、目標得点から逆算する作戦は取れません。自宅受験で資料を参照できても、調べる時間がありません。
どのくらい勉強すれば合格できますか?
合格者アンケートで回答がいちばん集まった帯が30〜50時間で、当サイトのスコアにはこの最頻帯を使っています(出典: 日本ディープラーニング協会)。回答はその前後の帯にも散り、上位の帯を合わせると15〜70時間のどこかに収まる人が6割強。前提知識の有無で幅が出ます。
受験資格はありますか?受験料はいくらですか?
受験資格はなく、誰でも受験できます。受験料は一般13,200円・学生5,500円(いずれも税込/出典: 日本ディープラーニング協会)。前回の受験から2年以内なら半額で受験チケットを買える再受験割引があります(会場試験には割引なし)。チケットの有効期限は購入から1年です。
試験は年に何回ありますか?次の回はいつですか?
2026年はオンライン試験が年6回、会場試験が年3回です(出典: 日本ディープラーニング協会。次の回の日付と申込期間は上の試験日程)。年内に取りたい場合は11月の回が最後になります。回によって受験者数も合格率も動くので、回ごとの差はページ上の推移表で見てください。
難易度スコア15.5は、他の資格と比べてどの位置ですか?
77資格中77位=下位帯です。合格率80.8%・勉強時間30〜50時間・受験資格なしと、3要素とも下げ方向。ITパスポート(36.0)と近く、基本情報技術者(40.5)・応用情報技術者(51.3)とは離れています。
G検定の偏差値はいくつですか?
当サイトの統計換算では偏差値24.5です(難易度スコア15.5・スコアを算出できる77資格中77位)。換算式と母集団は算出式ページで公開しています。
G検定に独占業務はありますか?
ありません。日本ディープラーニング協会が実施する民間検定で、法令上の業務独占・名称独占・設置義務の規定はありません。業務独占・名称独占・必置のいずれの規定も、現行条文では確認できませんでした(確認日 2026-08-02)。
出典
- 合格率(2026年第4回・2026年7月(受験9,241/合格7,677))出典: 一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)(確認日 )
- 合格率(2026年第3回・2026年5月(受験8,305/合格6,843))出典: 一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)(確認日 )
- 合格率(2026年第2回・2026年3月(受験12,027/合格9,265))出典: 一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)(確認日 )
- 勉強時間の目安 出典: 日本ディープラーニング協会(合格者アンケート・最も多い回答帯が30〜50時間で25.3%。次いで15〜30時間21.5%、50〜70時間18.4%)(確認日 )
- 試験日程 出典: 一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)(確認日 )