直近合格率(平均)
44.8%
勉強時間の目安
150〜300h
受験料
11,700円
注意
実施団体(日本FP協会/きんざい)と科目(学科・実技)で合格率が大きく異なる。難易度スコアは期間ごとに4つの値(2団体×学科・実技)を平均し、直近3期間分を使っています(詳細は算出式ページ)
FP2級の偏差値(難易度スコア換算)
2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP2級)の偏差値は49.4です。 当サイト収録で難易度スコアを算出できる76資格を母集団として、 平均50・標準偏差10へ統計的定義どおりに換算した値です(偏差値 = 50 + 10 ×(難易度スコア − 母平均)÷ 母標準偏差)。
予備校・個人サイトが公表する主観的な「資格偏差値」の転記ではありません。母集団(収録資格)が変わると値も変わる相対値です。 スコアを算出できる76資格の偏差値一覧と算出式・母集団の定義は資格偏差値一覧で公開しています。
FP2級の独占業務・設置義務(根拠条文)
2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP2級)について、資格を持つ人に業務や名称を限定する規定、事業者に設置を義務づける規定を現行条文から拾いました。 分類の根拠はe-Gov法令検索の条文本文で、引用した文が本文に実在することを機械照合しています(確認日 2026-07-26)。
| 分類 | 対象 | 根拠条文 |
|---|---|---|
| 名称独占 | 「技能士」の名称使用制限 | 職業能力開発促進法第50条第4項 |
- 職業能力開発促進法第50条第4項: 技能検定合格者一般の名称保護規定。合格した職種・等級の表示義務あり(同条2項)。
収録94資格を同じ基準で分類した一覧は業務独占資格の一覧(根拠条文つき)にあります。 法改正で規定は変わるため、業務の可否に関わる判断はリンク先の現行条文で確認してください。
合格率の推移
| 年度・回 | 合格率 |
|---|---|
| 2025年10月〜2026年2月CBT・日本FP協会・学科 | 47.2% |
| 2025年10月〜2026年2月CBT・日本FP協会・実技 | 56.5% |
| 2025年4月〜9月CBT・日本FP協会・学科 | 54.8% |
| 2025年4月〜9月CBT・日本FP協会・実技 | 69.7% |
| 2025年1月試験(紙)・日本FP協会・学科 | 44.4% |
| 2025年1月試験(紙)・日本FP協会・実技 | 48.8% |
| 2025年10月〜2026年2月CBT・きんざい・学科 | 24.1% |
| 2025年10月〜2026年2月CBT・きんざい・実技(計) | 51.7% |
| 2025年4月〜9月CBT・きんざい・学科 | 24.2% |
| 2025年4月〜9月CBT・きんざい・実技(計) | 52.9% |
| 2025年1月試験(紙)・きんざい・学科 | 19.8% |
| 2025年1月試験(紙)・きんざい・実技(計) | 43.2% |
図|FP2級の合格率のレンジ(帯=最小〜最大・縦線=平均)
勉強時間の目安
150〜300時間が目安です(出典: ユーキャン(通信講座公表値))。学習環境や前提知識によって個人差があります。
この目安は、1日に取れる時間で割らないと自分の予定に落ちません。よくあるペースで割ると、かかる期間はこうなります。
| 1日の勉強時間 | かかる期間 | 日数 |
|---|---|---|
| 1時間 | 4.9〜9.9ヶ月 | 150〜300日 |
| 2時間 | 2.5〜4.9ヶ月 | 75〜150日 |
| 3時間 | 1.6〜3.3ヶ月 | 50〜100日 |
毎日休まず進めた場合の単純計算です(1ヶ月=30.4日で換算)。実際には空く日が出るので、この期間より後ろに倒れます。開始日を入れて完了予定日そのものを出すなら勉強時間シミュレーターを開いてください。FP2級が選ばれた状態で始まります。
受験資格
受検資格あり。3級FP技能検定合格者/FP業務2年以上の実務経験/日本FP協会認定AFP研修修了/金融渉外技能審査3級合格者のいずれか1つが必要(区分: 前提資格・指定講座の修了が必要)
同じ金融分野には5件を収録していて、うち3件は受験資格の制限がありません。 合格率・勉強時間の目安・受験料を縦に並べて見比べるなら金融分野のデータ表が早く着きます。
FP2級は入口と本番のどちらで絞る試験か
難易度スコアは合格率・勉強時間・受験資格を1つの数字に合成します。合成すると、受験資格で人を絞ってから易しい試験をする資格と、誰でも受けられるが本番で大量に落とす資格が、同じ点数に並びます。 そこで合成する前の2軸に戻すと、2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP2級)は「入口で絞る」の位置に入ります(本番の重さ=合格率スコア55.2、入口の重さ=受験資格スコア40)。 この2軸としきい値の決め方は難易度スコアの算出式で公開しています。
図|FP2級の位置(横軸=本番の重さ/縦軸=入口の重さ)
試験日程
CBT方式で通年実施(休止期間あり)。日本FP協会・きんざいとも
受験料
11,700円 (学科5,700円+実技6,000円(非課税)。日本FP協会・きんざい共通)
独学 vs 通信講座
独学が向いている人
- 3級合格などで受検資格をすでに満たしていて、学習の土台がある
- CBT通年実施なので、150〜300時間の学習が仕上がった時点で受けにいける
- 学科・実技の出題傾向を自分で調べ、対策配分を決められる
通信講座が向いている人
- 受検資格をAFP認定研修の修了で満たすルートを考えている(研修の受講が前提になる)
- 2団体・学科実技で分かれる試験情報の整理を教材側に任せたい
- 実務経験ルートで受けるが、体系立った学習は初めて
FP2級は受検資格の満たし方が複数あるので、どのルートで受けるかを先に決めると、独学か講座かの答えも絞りやすくなります。
編集部の見解
FP2級の合格率は4つの試験の平均です。受ける団体と科目を決めるまで、この数字はあなたの数字になりません
上の合格率の推移表には、1つの期間につき4行ずつ数字が並んでいます。日本FP協会ときんざいという2つの団体が、学科と実技を別々に公表しているためです。同じ期間の学科どうしでも、団体によって倍近く開いている行があります。当サイトの難易度スコアは、この4つを期間ごとに平均して直近3期間分(平均44.8%)を使い、どちらの団体にも寄せていません。前処理の中身は算出式ページで開示しています。裏を返すと、この平均はどの受験者の勝率でもない、ということです。受ける団体と科目を決めた瞬間に、見るべき行は表の中の2行だけになります。そこを決めてから数字を読んでください。
スコアの内訳を見ると、FP2級には受験資格の寄与が乗っています。上の受験資格の欄にあるとおり、3級の合格・実務2年・認定研修の修了・金融渉外3級のいずれかが要るためです。当サイトは入口の重さと本番の重さを2軸に分けて資格を分類していて、FP2級は「入口で絞る/本番はそこまで絞らない」側に入ります(算出式ページ)。受験資格を満たした時点で、山の大半は越えているという意味です。だから最初に決めるのは勉強法ではなくルートになります。3級から積むのか、実務経験で満たすのか、認定研修を通すのか。ここを決めずにテキストを買うと、順番が逆になります。
日程の側は、逆にいちばん自由です。上の試験日程のとおりCBTで通年実施なので、落ちても次まで待たされません(当サイトの再挑戦インターバルでも待ち時間ゼロの区分です・算出式ページ)。学科と実技は合否が別に出るので、片方だけ通ったら残った側に全部の時間を寄せられます。この組み方ができるのは通年実施だからです。ただし、外から締め切りが来ない試験は後回しになります。上の期間表で自分が毎日取れる時間の行を選んだら、受験予定日を1つ決めて先に手帳へ書いてください。
取ったあとに何が残るかも、条文ではっきりしています。上の表のとおり、FP2級で法律が守っているのは「技能士」という名乗りだけです(職業能力開発促進法)。保険を売る、不動産を仲介する、税務を代理する。どれも、この検定が囲っている業務ではありません。囲いのない資格の価値は、持っていること自体ではなく中身の側にしか置けない。向くのは、金融・保険・不動産の窓口に立っていて、目の前の相手の家計を年金・保険・税・相続まで一続きで説明したい人です。自分の家計の判断を人任せにしたくない人にも、そのまま効きます。勧めないのは、国家資格という肩書きだけを目的に選ぶ人です。入口の条件を満たす手間のわりに、名乗り以外は増えません。同じ入門帯に、受験資格なしで受けられる検定も並んでいます(下の比較ページと難易度ランキング参照)。
この見解が寄りかかっているデータ
- 「4つの試験の平均」の根拠は、上の合格率の推移表(2団体×学科・実技を期間ごとに収録/出典: 日本FP協会・きんざいの各公式)と、当サイトが期間ごとに4値を単純平均して直近3期間分を使う前処理(算出式ページで開示)
- 「入口で絞る側」の根拠は、上のスコア内訳で受験資格の寄与が乗っていることと、当サイトの選抜の型(入口の重さ=受験資格スコア、本番の重さ=合格率スコアの2軸分類・算出式ページで公開)
- 「ルートが複数ある」の根拠は、上の受験資格の欄(3級合格・実務2年・認定研修修了・金融渉外3級のいずれか1つ/出典: 日本FP協会)
- 「待たされない」の根拠は、上の試験日程(CBTで通年実施/出典: 日本FP協会)と、当サイトの再挑戦インターバル(判定ルールは算出式ページ)
- 「学科と実技は別」の根拠は、上の合格率の推移表が学科・実技を分けて収録していることと、上の受験料の欄(学科分と実技分を分けて納付/出典: 日本FP協会)
- 「守られているのは名乗りだけ」の根拠は、上の独占業務の表(職業能力開発促進法第50条第4項/条文本文と機械照合済み)
よくある質問
FP2級の合格率は、サイトによって数字が違うのはなぜですか?
実施団体が日本FP協会ときんざいの2つあり、それぞれが学科・実技を別に公表しているためです。例えば2025年10月〜2026年2月CBTの学科は、日本FP協会47.18%に対しきんざい24.07%と大きな差があります(出典: 各団体公式)。どの系列の数字かを確認せずに比べると読み違えます。
当サイトの難易度スコアはどちらの団体の合格率を使っていますか?
期間ごとに「2団体×学科・実技」の4つの値を単純平均し、直近3期間分(平均44.8%)をスコアに使っています。特定の団体に寄せない代わりに、この前処理の方法を算出式ページで開示しています。
FP2級は誰でも受けられますか?
受検資格があります。3級FP技能検定合格者、FP業務2年以上の実務経験、日本FP協会認定AFP研修修了、金融渉外技能審査3級合格者のいずれか1つが必要です(出典: 日本FP協会・公式)。準備なしにいきなり2級だけを受けることは原則できません。
試験はいつ受けられますか?紙の試験はもうないのですか?
現在はCBT方式で通年実施です(休止期間あり。出典: 日本FP協会・公式)。当ページの推移表には2025年1月までの紙試験の実績も収録しており、方式の切り替わりをまたいで数字を見られるようにしています。
学科と実技は両方合格が必要ですか?受検料はいくらですか?
資格取得には学科・実技の両方の合格が必要です。受検料は学科5,700円+実技6,000円の計11,700円(非課税・両団体共通)です(出典: 日本FP協会・公式)。合格率も学科・実技で別々に公表されているため、対策の配分も分けて考えることになります。
FP2級の偏差値はいくつですか?
当サイトの統計換算では偏差値49.4です。スコアを算出できる76資格の難易度スコア(合格率・勉強時間・受験資格から算出し、式を公開)を平均50・標準偏差10へ換算した相対値で、予備校や他サイトが公表する主観的な資格偏差値の転記ではありません。母集団が変わると値も変わります。
FP2級に独占業務はありますか?
業務独占の規定は確認できませんでした。「技能士」の名称使用制限(職業能力開発促進法第50条第4項)が定められており、資格がないとその名称を名乗れません(名称独占)。名称を用いなければ同種の業務を行うこと自体は法律で禁じられていません。引用した条文はe-Gov法令検索の本文と照合しています(確認日 2026-07-26)。
FP2級と他の資格の難易度比較
出典
- 合格率(2025年1月試験(紙)・日本FP協会・実技)出典: 日本FP協会/金融財政事情研究会(きんざい)の2団体が実施(確認日 )
- 合格率(2025年10月〜2026年2月CBT・きんざい・実技(計))出典: 日本FP協会/金融財政事情研究会(きんざい)の2団体が実施(確認日 )
- 合格率(2025年4月〜9月CBT・きんざい・実技(計))出典: 日本FP協会/金融財政事情研究会(きんざい)の2団体が実施(確認日 )
- 合格率(2025年1月試験(紙)・きんざい・実技(計))出典: 日本FP協会/金融財政事情研究会(きんざい)の2団体が実施(確認日 )
- 勉強時間の目安 出典: ユーキャン(通信講座公表値)(確認日 )
- 試験日程 出典: 日本FP協会/金融財政事情研究会(きんざい)の2団体が実施(確認日 )